ストリートからクラシックまで。ダンスのジャンルをまとめて紹介
ダンスには、音楽と同じようにたくさんのジャンルが存在しています。
ダンスのジャンル分けは、どんな音楽に合わせて踊るかという音楽的な分け方のほかに、体の動かし方に注目して定義付けられたジャンルもあるんですよね。
この記事では、ストリートダンスからクラシックなダンスまで、アーティストのMVやダンサーによるパフォーマンスで見かけるダンスのジャンルを一挙に紹介していきますね!
それぞれのジャンルがどんな特徴なのかがわかる動画とともに紹介していきますので、ぜひ奥深いダンスの世界を味わってください。
- 人気のダンス曲ランキング【2025】
- ストリートダンス初心者必見。各ジャンルの基本ステップまとめ
- バレエ音楽の名曲|定番のクラシックを紹介
- ノレる!踊れる!J-POPのダンス曲まとめ
- 【初心者必見】ポップダンスのすごい振り付け
- 【簡単に覚えられる】女子にオススメのかっこいいダンス集
- 【クラシック】恋愛にまつわる名曲をご紹介
- 【ダンス初心者も安心】踊りやすい曲
- 【洋楽】高校生にオススメの洋楽ダンスミュージック
- おすすめのダンス曲。定番のダンスミュージック
- 【創作ダンス向け】踊りやすい邦楽・洋楽ナンバーまとめ
- 本日のオススメ!ダンスミュージック
- 【イケてるダンスMV】かっこいい洋楽ダンスPV
- 【ダンス初心者でも大丈夫!】完コピできるダンスソング
もくじ
ストリートからクラシックまで。ダンスのジャンルをまとめて紹介
コンテンポラリーダンス

さまざまな種類のダンスがあり、それぞれの特色がありますが、中でも群を抜いて芸術性の高いダンスが、コンテンポラリーダンスです。
コンテンポラリーダンスは表現方法に決まりがない、自由なダンスとされています。
そのため、ジャズダンスや、ヒップホップダンスなどに比べると、理解が難しかったり、予測ができなかったりするところがあります。
ですが、表現が自由な分、自分自身が監督となりパフォーマンスを作り上げます。
そのため、息遣いのひとつでさえも作品の一部であるように見えます。
その人にしか表現できない世界に、いつの間にか引き込まれるという体験ができるダンスです。
特に、関典子さんの『瀕死の白鳥』のパフォーマンスでは、引き込まれるという感覚を味わえるので、ぜひ一度チェックしてみてください!
タップダンス

耳に心地いい、ご機嫌なリズムを足で奏でながら踊る、タップダンス。
ミュージカルやテレビ番組などで取り上げられることも多く、日本でもおなじみみのダンスですよね。
軽快なステップでポップなイメージがあるタップダンスですが、その歴史はけっして明るいものではありませんでした。
発祥は1980年代アメリカ、アフリカ大陸から移民として連れてこられた黒人たちが奴隷として働かされ、あらゆる自由を奪われた生活をしていたところで生まれたダンスです。
もともと、自由の少ない生活の中で、唯一の楽しみとしていたドラム缶を使った演奏を楽しんでいたのですが、それすらも禁止され、そこで自らの足でリズムを刻むことで自身を表現したのが、タップダンスの始まりと言われています。
初めは素足で踊っていましたが、それから足の裏にコインや、廃材をつけて踊るようになり、現在ではタップスと呼ばれる、靴裏に金属の板をつけた革靴で踊ることが主流になりました。
タップダンスをもっと知りたい方は、「タップの神様」と呼ばれるビル・ボージャングル・ロビンソンさんのパフォーマンスを、一度見てみてください!
バレエ

バレエといえば思い浮かぶのが、純白のチュチュと呼ばれる衣装に身をつつんで、優雅に踊る姿ですよね。
バレエが生まれたのはルネサンス期のイタリア。
かなり前に生まれているのに、今も世界的に愛好家が多いというのはとてもすごいことですよね。
また、バレエは踊ることで表現しますが、あくまでも舞台、演劇の分類に入ります。
歌詞、セリフのない舞台と表現されることもあるほど、題材の物語を表現することに重きを置いてきます。
有名なバレリーナには、現在は引退しているシルヴィ・ギエムさん、日本人では高田茜さんがよく知られています。
興味のある方はぜひこの二人からチェックしてみてくださいね!
フラダンス

ハワイに根付く伝統的な踊り、フラダンス。
ハワイといえばフラダンスというほど、日本でも身近な民族舞踏ですよね。
まったりとしたハワイアンミュージックに合わせて、ゆったりと踊る姿にとても癒やされます。
実は、フラダンスはとても神聖なものとされています。
一つひとつの振り付けには意味があり、大地、風、海、空と自然と共存してきた彼らの思想、文化、芸術の全てが詰まっています。
そのため、その地に育っていない私たちの理解を遥かに超えたところで、ハワイの方々はフラダンスを理解して踊っているということになりますね。
フラダンスには、そういった奥深い魅力も詰まっていますよ!
ゆったりとした動きで全身を使うので、日常に運動を取り入れる目的で始めるにはぴったり!
フラメンコ

情熱的なギターの音色に合わせて、激しくステップを踏みながら踊るフラメンコ。
スペイン南部にある、アンダルシア地方で生まれたダンスです。
移動型民族のジプシーたちによって、広められました。
フラメンコは歌、ギター、ダンスの三位一体で成り立つものとされています。
また、激しいリズムの中にあるどこか悲しげな響きは、自由に旅をしながらの生活を好むジプシーたちが、政府によって行き先を決められたことにより、自由を無くしたことに対する悲しみが表現されているからだそうです。
日本には、SIROCOさんという男性のフラメンコダンサーがいます。
SIROCOさんは、日本人男性では初となる、スペインロンダ国際コンクールでの優勝者です。
ぜひ一度、SIROCOさんのフラメンコを見てみてくださいね!
ベリーダンス

妖えんなラテンのリズムに合わせて、女性の体の美しさを存分に使って表現するベリーダンス。
古代エジプト発祥の伝統的なダンスで、世界最古のダンスとも言われています。
女神崇拝の儀式のためや、豊穣を祈る踊りとして踊られていました。
腰、おなかを揺らしながら踊ったり、体をくねらせたりと独特なスタイルで踊ります。
また、ベリーダンスの衣装はとても特徴的で、ビキニのような衣装に、動きに合わせて揺れる、やわらかいスカートがついています。
またジプシーの名残で全身にコインや、ビーズといった飾りが付いており、とてもきらびやかです。
日本では、ボディメイクを目的に始められる方も多いダンスです。