ストリートからクラシックまで。ダンスのジャンルをまとめて紹介
ダンスには、音楽と同じようにたくさんのジャンルが存在しています。
ダンスのジャンル分けは、どんな音楽に合わせて踊るかという音楽的な分け方のほかに、体の動かし方に注目して定義付けられたジャンルもあるんですよね。
この記事では、ストリートダンスからクラシックなダンスまで、アーティストのMVやダンサーによるパフォーマンスで見かけるダンスのジャンルを一挙に紹介していきますね!
それぞれのジャンルがどんな特徴なのかがわかる動画とともに紹介していきますので、ぜひ奥深いダンスの世界を味わってください。
もくじ
ストリートからクラシックまで。ダンスのジャンルをまとめて紹介
ジャズヒップホップダンス

あらゆるダンスジャンルのなかでも特にスタンダードなジャンル、ジャズダンス。
さまざまな業界で踊られることが多いダンスで、日本では宝塚歌劇団や坂道系アイドル、ジャニーズ系アイドルといった分野で頻繁に見かけます。
ヒップホップダンスのような激しさはありませんが、体全体を大きく使ったダンスは印象的です。
スタンダードなジャンルではあるものの、表現力次第で良くも悪くも見えてしまうシビアな一面があります。
バレエのような指先やつま先にまで意識を向けた繊細なダンスが好きな方にオススメです。
ハウスダンス

ストリートダンスのなかでも特にメジャーなジャンル、ロックダンス。
ロッキンと呼ばれたりもしますね。
ロックンロールの上でダンスするジャンルと誤解されがちですが、ロックダンスのロックはLock、固定という意味です。
その名前からも分かるように、ロックダンスは静と動を重視しています。
実は日本でもよく目にするスタイルで、ジャニーズ系のアイドルはこのロックダンスを披露することが多い傾向にあります。
歴史が長いということもあり、ダンスの基本がつまったジャンルです。
ダンスを学びたい方は、まずロックダンスから始めて見るのも良いかもしれませんね。
クランプ

1990年代に人気を集めたダンスジャンル、ヴォーグ。
誕生自体は1960年代なのですが、歌手のマドンナさんがリリースした名曲『VOGUE』をキッカケに世界的な知名度をほこるようになりました。
そんなヴォーグの魅力は、なんといっても妖艶の手足の動きにあるでしょう。
しなやかな振り付けが特徴で、オールド・スクールではゆったりとしたハウスに使われることがよくありました。
現在はポッピンとミックスされることが多く、特に手足の長いポッピンダンサーとの相性がバツグンです。
ジャズダンス

ダンスに詳しくない方でも、その名前を耳にすることがあるジャズダンス。
それもそのはず、テーマパークで見るパレードのダンサーや、テレビで歌うアーティストのバックダンサーたちが踊っているのが、ジャズダンスだからです。
ダンスに詳しくない方にとって、一番身近な存在と言えますね。
ジャズダンスはバレエの動きを基本に取り入れたダンスで、曲調によって全然違った踊り方をするため、自由度が高いダンスのスタイルです。
ジャズダンスが生まれたのは1920年代のアメリカ、ニューオーリンズです。
ダンサーたちが、演奏されているジャズに合わせて踊っていたものが、ジャズダンスとして広まっていきました。
有名なジャズダンサーとしてKAORIさん、菅原小春さんがよく知られています。
ブレイクダンス(ブレイキン)

ハウス・ミュージックの上でダンスするジャンル、ハウスダンス。
ハウス・ミュージックはいわゆる4つ打ちといわれる構成で、リズムは非常に取りやすいと言われています。
必然的にハウスダンスも簡単なダンスのように思えますが、そうではありません。
ハウスダンスはヒップホップダンスに比べてBPMが圧倒的に早く、ビートに変化もないためダンサーの表現力がモロに求められるダンスです。
ダンサーの表現力をじかに感じたいという方は、ハウスダンスを掘り下げてみると良いでしょう。
ポップダンス(ポッピン)

独特の表現が魅力のダンスジャンル、レゲエダンス。
名前だけなら誰しも一度は聞いたことがあると思います。
しかし、実際のどのようなダンスなのか知らない方は多いのではないでしょうか?
レゲエダンスは非常に変わったスタイルで、パッと見ではなかなかすごさを感じづらいかもしれません。
というのも、レゲエダンスはブレイクダンスやヒップホップダンスのように大きいムーブがありません。
地味なようにも思えるジャンルですが、実はさまざまなジャンルのなかでも特に表現力が求められるダンスとして知られています。
また、男性と女性でスタイルが大きく異なるので、レゲエダンスを知るには、まず男女のダンスを見比べてみると良いでしょう。