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ストリートからクラシックまで。ダンスのジャンルをまとめて紹介

ダンスには、音楽と同じようにたくさんのジャンルが存在しています。

ダンスのジャンル分けは、どんな音楽に合わせて踊るかという音楽的な分け方のほかに、体の動かし方に注目して定義付けられたジャンルもあるんですよね。

この記事では、ストリートダンスからクラシックなダンスまで、アーティストのMVやダンサーによるパフォーマンスで見かけるダンスのジャンルを一挙に紹介していきますね!

それぞれのジャンルがどんな特徴なのかがわかる動画とともに紹介していきますので、ぜひ奥深いダンスの世界を味わってください。

ストリートからクラシックまで。ダンスのジャンルをまとめて紹介(1〜10)

レゲエダンス

UCHIKO – REGGAE Dance class/ NOA DANCE ACADEMY
レゲエダンス

ダイナミックな動きが印象的なジャンル、クランプ。

以前はマイナーなジャンルとして知られていたジャンルなのですが、2000年代に入ってからはLDHのメンバーがクランプを多く用いるようになったため、現在では主流なジャンルとなりつつあります。

基本的にはポッピンやロッキンのように静と動を主体としているのですが、振り付けがやや異なり、手を振りかざす動きや足を踏みつける動きを特徴としています。

男らしさを感じさせるダンスなので、手足の長い男性にオススメのジャンルです。

ヴォーグ

万葉 – VOGUEING Dance class/ NOA DANCE ACADEMY
ヴォーグ

女性の魅力を引き出した妖艶なダンスジャンル、ジャズヒップホップダンス。

ヒップホップダンスの派生ジャンルで、より妖艶な振り付けを特徴としています。

ジャズと名前がつくものの、現在はR&BやスロウジャムといったジャンルをBGMにおどられることが多く、K-POPの女性グループなどではジャズヒップホップダンスを主体とした作品が多く登場しますね。

体の柔らかさから生まれるセクシーさと、ダイナミックな振り付けのギャップがすばらしいダンスジャンルです。

ヒップホップダンス

【 ダンス動画 】MITSUGUのヒップホップダンスをお届け!
ヒップホップダンス

あらゆるダンスジャンルのなかでも、特に体幹の強さが求められるポップダンス。

このジャンルは日本でも認知度の高いロボットダンスなどから自然に生まれたジャンルで、世界でも特に高い人気をほこります。

ポップというのはポップミュージックのことではなく、弾くという意味のポップで、その名の通り、筋肉を弾くようなスタイルを主体としています。

踊れるようになるにはブレイクダンスと同様に相当なセンスとトレーニングが必要です。

ただ、個性的なムーブが多いジャンルのため、見る専としても十分に楽しめると思います。

ストリートからクラシックまで。ダンスのジャンルをまとめて紹介(11〜20)

ワックダンス

momoko – WAACK & PUNKING Dance class/ NOA DANCE ACADEMY
ワックダンス

ダンスに興味のある人なら、聞いたことがあるかもしれません!

こちらで紹介しているのは、ワックダンスです。

ワックダンスとは、70年代のアメリカで、ゲイの人たちを中心に確立されていったダンスのスタイルです。

腕を最大限に使って、セクシーさ、かっこよさを表現するダンスです。

ゲイクラブでパフォーマンスをしていたドラァグ・クイーンたちが、当時人気だったマリリン・モンローさんや、リタ・ヘイワースさんたちのポージングをマネして踊っていたことから、ワックダンスは生まれました。

ダイナミックな腕の動きで、ステップを踏むのが苦手でもハデに踊れるダンスです!

男女問わずにオススメですよ!

コンテンポラリーダンス

つながろうアート!/関典子《コンテンポラリーダンス》「瀕死の白鳥」
コンテンポラリーダンス

さまざまな種類のダンスがあり、それぞれの特色がありますが、中でも群を抜いて芸術性の高いダンスが、コンテンポラリーダンスです。

コンテンポラリーダンスは表現方法に決まりがない、自由なダンスとされています。

そのため、ジャズダンスや、ヒップホップダンスなどに比べると、理解が難しかったり、予測ができなかったりするところがあります。

ですが、表現が自由な分、自分自身が監督となりパフォーマンスを作り上げます。

そのため、息遣いのひとつでさえも作品の一部であるように見えます。

その人にしか表現できない世界に、いつの間にか引き込まれるという体験ができるダンスです。

特に、関典子さんの『瀕死の白鳥』のパフォーマンスでは、引き込まれるという感覚を味わえるので、ぜひ一度チェックしてみてください!

ソウルダンス

小幸 – SOUL Dance class/ NOA DANCE ACADEMY
ソウルダンス

古い映画のシーンで目にすることもある、ディスコなどで踊っているシーン。

あのように、みんなで音楽に合わせて体を動かしているうちにスタイルが確立されたのが、ソウルダンスです。

現代のストリートダンスの、原点ともされています。

50年代から60年代に大流行したソウルミュージックに合わせて、音楽のノリを強調するように踊るスタイルです。

ヒップホップダンスのようなハデさはありませんが、ソウルミュージックが好きな方には刺さるダンスです。

最近では、ブルーノ・マーズさんのパフォーマンスでも、ソウルダンスにあるようなステップを踏んでいるところが見られます。

日本で有名なソウルダンサーは、テディー・ダンさんとSETOさんです。

タップダンス

“Cups” Tap Dance – Anna Kendrick (Pitch Perfect) @ChrisRiceNY
タップダンス

耳に心地いい、ご機嫌なリズムを足で奏でながら踊る、タップダンス。

ミュージカルやテレビ番組などで取り上げられることも多く、日本でもおなじみみのダンスですよね。

軽快なステップでポップなイメージがあるタップダンスですが、その歴史はけっして明るいものではありませんでした。

発祥は1980年代アメリカ、アフリカ大陸から移民として連れてこられた黒人たちが奴隷として働かされ、あらゆる自由を奪われた生活をしていたところで生まれたダンスです。

もともと、自由の少ない生活の中で、唯一の楽しみとしていたドラム缶を使った演奏を楽しんでいたのですが、それすらも禁止され、そこで自らの足でリズムを刻むことで自身を表現したのが、タップダンスの始まりと言われています。

初めは素足で踊っていましたが、それから足の裏にコインや、廃材をつけて踊るようになり、現在ではタップスと呼ばれる、靴裏に金属の板をつけた革靴で踊ることが主流になりました。

タップダンスをもっと知りたい方は、「タップの神様」と呼ばれるビル・ボージャングル・ロビンソンさんのパフォーマンスを、一度見てみてください!