デトロイト・テクノの名曲。まずは聴いてほしい有名曲・人気曲
いわるゆテクノと呼ばれるダンス・ミュージックはアメリカはミシガン州のデトロイトが発祥の地とされており、その地から誕生したテクノやアーティストたちによるダンス・ミュージックを「デトロイト・テクノ」と呼んでいます。
シカゴ・ハウスに影響を受けながらも独自の解釈で新たなダンス・ミュージックを作り上げ、主にホアン・アトキンスさん、デリック・メイさん、ケビン・サンダーソンさんといった3人のDJ~プロデューサーたちがオリジネイターとして知られています。
本稿ではデトロイト・テクノのディープな世界を知る最初の一歩として、まずは押さえてほしい名曲をピックアップ。
初心者の方にも優しい内容でお届けします!
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デトロイト・テクノの名曲。まずは聴いてほしい有名曲・人気曲(11〜20)
I Hear RhythmsAux 88

AUX 88を知っていますか?
彼らは1993年に結成されたエレクトロ音楽デュオで、デトロイトミュージックアワードを受賞するなど、輝かしい功績を残しているんですよ。
そんな彼らが1998年にリリースした『I Hear Rhythms』は、今でもクラブミュージックの定番として親しまれています。
タイトルはリズムが聞こえるという意味で、その通りリズム感が気持ちの良い作品に仕上がっています。
スネアの使い方が特徴的なので、その点にも注目してみてください!
I Want U (Official Pixel Version)DJ Hell

アグレッシブなシンセサイザーの音色に、行き交うバイクのモーター音でデトロイトテクノらしい雰囲気を演出している『I Want U』。
テクノ大国、ドイツのDJ兼音楽プロデューサー、DJ Hellさんが自身のレーベルGigoloより2017年にリリースした楽曲です。
さまざまな音色を幅広く使いこなすことで楽曲をダイナミックに展開させています。
また、時折混ざる機械音やモーター音はノイズ好きな方にも刺さること間違いなし!
ClearCybotron

バンドグループ、サイボトロン。
彼らがシンセサイザーとドラムマシンをベースに制作した楽曲が『Clear』です。
跳ねるようなサウンドと、スクラッチするようなアレンジに、懐かしさを感じる方も多いのではないでしょうか。
というのも、この楽曲を含め、サイボトロンの音楽スタイルは、日本のエレクトロミュージックに大きな影響を与えているからなんです。
80年代の日本のエレクトロミュージックが好きな方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
TsunamiStacey Pullen

『Tsunami』というとサザンオールスターズを連想する方も多いですよね。
しかし、実はデトロイト・テクノ界にも『Tsunami』という曲があるんです。
手掛けたのはDJのステイシー・プーレンさん。
彼はさまざまな音楽フェスで会場を盛り上げていることでも広く知られています。
そして彼の手掛けた『Tsunami』ですが、こちらは落ち着いた雰囲気の楽曲に仕上がっています。
ダンスするというよりは、休憩中に聴くのも良さそうです。
また、興味を持った方は、彼のもっとノリノリな楽曲も聴いてみてほしいと思います。
SandwichesDetroit Grand Pubahs

ミニマルなトラックに不気味とも言えるボーカルが重なり、中毒性の高い楽曲に仕上がっているのが『Sandwitches』。
1998年にデトロイトで結成されたテクノデュオ、デトロイト・グランド・プバースが2001年にリリースした楽曲です。
この曲はアメリカのHot Dnace Club Songsのチャートにて29位にランクインした記録を持ちます。
楽器の数が少なく、ミニマルに仕上がっており、その分細部までそれぞれの楽器が刻むリズムが絶妙なバランスで絡み合っています。
何度も聴きたくさせる秘訣は最高のグルーヴにあるのかもしれません。
NO UFO’SModel 500

さまざまな名義で曲をリリースしているフアン・アトキンスさん。
彼がモデル500名義でリリースした楽曲が、『NO UFO’S』です。
また、こちらは、サイボトロン解散後に、彼がはじめてソロでリリースした楽曲でもあるんですよ。
この曲の最大の特徴は、Aメロ、Bメロがないこと。
その独特な構成は、世界中のアーティストに衝撃を与えました。
ちなみに『NO UFO’S』というタイトルには、諦めなければ UFO’も見られるというメッセージが込められているそうです。
デトロイト・テクノの名曲。まずは聴いてほしい有名曲・人気曲(21〜30)
SpastikPlastikman

「約8分間、TR-808のパーカッションだけが鳴り続ける曲」と聞くと、一体どんな曲を想像しますか?
『Spastik』は1993年にイギリスのDJ、プラスティックマンがリリースした楽曲です。
この曲はパーカッションのリズム展開だけで成り立っており、ひたすら連打されるスネアや、さりげなく訪れる上昇、下降の波にトランスにおちいりそうになる1曲です。
その画期的なアイデアと、楽曲の完成度の高さから、テクノ界のクラシックとされています。
パソコンやスマートフォンで聴くのもいいですが、実際に大音量でスピーカーから流すとより楽曲の良さを体感できると言われています。





