【高齢者向け】薬の飲み忘れを防止する手作りアイデア
薬を飲み忘れてしまう、高齢者の方は多いようです。
特に認知症を患っている方の服薬の管理は難しいですよね。
処方された薬を飲み忘れたために病気を進行させてしまったり、命の危険につながることも懸念されます。
また薬を多く処方されている方の、薬の飲み間違いも心配ですよね。
そこで今回は高齢者の方向けの「薬の飲み忘れ防止や飲みすぎ防止」に役立つ手作のアイデアをご紹介します。
混乱せずに、お薬の管理がしやすくなるアイデアを集めました。
高齢者の方が工作レクで作ったり、職員の方が制作してプレゼントしてもいいですね。
ぜひ、薬の飲み忘れや飲みすぎ防止にお役立てください。
- 【高齢者向け】毎日が楽しくなる!手作り日めくりカレンダーまとめ
 - 【高齢者向け】ペットボトルキャップで作る楽しい工作をご紹介
 - 【高齢者向け】紙コップで作る工作アイデア集
 - 【高齢者向け】ヤクルト容器を使った簡単工作アイデア
 - 【高齢者向け】2月に作りたい!手作りカレンダー
 - 【高齢者向け】指先を鍛えるリハビリグッズ。手作りアイデア集
 - 【高齢者向け】6月のカレンダー作り。簡単アイディア
 - 【高齢者向け】喜ばれる手作りプレゼント。簡単なアイデアまとめ
 - 【高齢者向け】すごろくの手作りアイデア。遊びながら楽しく運動&脳トレ!
 - 【高齢者向け】簡単すてきな工作。デイサービス持ち帰り作品アイデア集
 - 【ご高齢者向け】割り箸を使ったゲームまとめ。リハビリにもつながる割り箸遊び
 - 【高齢者向け】手作りで楽しめるゲームのアイデア
 - 【高齢者向け】今日の気分で楽しく作ろう!本日のオススメ工作
 
【高齢者向け】薬の飲み忘れを防止する手作りアイデア(11〜20)
服薬管理マシーン

薬の飲み忘れを防ぎながら日々に楽しさを添えるアイデアとして注目したいのが、ダンボールで作る服薬管理マシーンです。
家の形をモチーフにしたデザインにすれば見た目にも親しみが持て、生活空間に自然に溶け込みます。
月曜日から日曜日までの仕切りを設けてレバーを動かすことで日付が進み、該当する日の薬が下の投入口から取り出せる構造です。
機械的な装置は使わずに手で動かす仕組みにすることで、高齢者の方が直感的に操作しやすくなります。
ダンボールという身近な素材を活かして作るこのマシーンには、健康管理の時間にワクワクする気持ちを与える力があります。
機能と遊び心が融合した、新しい生活習慣の提案です。
廃材を利用した薬ケース

プリンカップや納豆の容器、卵豆腐の容器など、食べた後は重ねられる容器を使って薬の飲み忘れを防ぐアイテムを作ってみましょう。
まず、容器はよく洗って乾かしておきます。
あとは、この容器に飲む時間や曜日などを書いたインデックスシールを貼れば完成です。
直近で飲む薬が入ったケースが1番上に来るように順番に重ね、飲んだらまた次も使えるように薬を補充して1番下に入れていきます。
容器を重ねた高さにちょうど合う箱に収納すれば、ほこりよけにもなりますよ。
タッパーの薬入れ

タッパーを朝、昼、晩、寝る前など飲むタイミングの分を用意し、それぞれにもらった薬を全て収納して管理するケースです。
タッパーにラベルシールなどで朝、昼などの飲むタイミング、飲む薬の名前、1回に飲む薬の量を記しておくだけで完成!
同じタッパーを使わず、あえて形や大きさなどバラバラのタッパーを使うのもオススメです。
また、タッパーをデコレーションしてそれぞれの区別をつけるのもいいでしょう。
手軽に薬の飲み忘れの対策をしたいという方は、ぜひ試してみてくださいね。
31日分の薬を管理!日付入りケース

31日分のお薬が管理できるお薬ケースを作ってみましょう!
100円均一などで販売されている、31以上の仕切りがついたケースを利用します。
各枠に日付を書いたラベルシールを貼れば、完成です。
ケース内に貼ってもいいですし、ケースの上から貼ってもOK!
かわいいシールなどでデコレーションすれば、使ってみたいという気持ちも湧いてきますよね。
31以上の仕切りがついたものを利用するので、万が一飲み忘れてたまってしまった薬や、頓服薬などの収納も可能です!
一日4回分薬の管理ができるポーチ

朝、昼、晩、寝る前など、1日に4回もお薬を飲む機会がある、という高齢者の方もいますよね。
そんな方に便利なアイテムが、こちらです。
好きな柄や色の布に、洗濯ネットややわらかいプラスチック素材のシートを貼り、4回分×1カ月分程度の分割した枠を制作します。
レースやアップリケなどを使ってデコレーションを加えると、かわいらしくなるだけでなく、他の方との区別もつきやすくなるのでオススメです。
ボタンをつけて手帳型にすれば、持ち運びにも便利!
ステキな柄で作れば、思わず手にとって開きたくなるので、薬の飲み忘れにも気をつけやすくなりますね。
ウォールポケットのアレンジ

100円均一でも購入できる、透明なウォールポケットを利用したアイデアです。
ウォールポケットに、取り出し口がわかりやすくなるようにお好きな絵のマスキングテープを貼っていきます。
そして、ウォールポケットの1番上の段に、ラベルライターや文字シールなどで作った飲む薬の名前や、飲む時間、曜日などを貼れば完成です!
1週間、1カ月に1回しか飲まない薬など、特に重要な薬があるポケットには、印となるシールを貼っておくのもいいかもしれませんね。
高齢者の方が飲まれる薬の回数などに合わせて、ウォールポケットのポケット数を選びましょう。
【高齢者向け】薬の飲み忘れを防止する手作りアイデア(21〜30)
折り紙の薬入れ

折り紙で手軽に、1日分の薬の管理ができるアイテムです。
折り紙を四角に2回、三角に2回折って折り目をつけた折り紙を広げます。
折り目に沿って4つの頂点からそれぞれ中に向かっており、裏返して同じように4つの頂点からまたそれぞれに折ります。
あとは、最後に折った面から裏返した面を広げ、4区画にわかれた容器の形になれば完成!
パクパクやパックンチョと呼ばれている折り紙のおもちゃと、形も作り方も同じです。
それぞれの枠に朝や昼などの飲むタイミングを書いて、それぞれの枠に薬を入れて使ってみてくださいね!
高齢者の方の折り紙レクの一つとしてもオススメです。
おわりに
高齢者の方でも薬を管理しやすいアイデアがたくさんありましたね。
100円均一のアイテムや、自宅にある廃材などを上手に使うと、準備も簡単にできそうです。
手作りで制作したものだと愛着が湧き、薬を飲むことも楽しい時間になるかもしれません。
今回ご紹介したアイデアを、参考にしてみてくださいね。






