【高齢者向け】昆虫の雑学クイズ&豆知識問題
身近な存在でありながら、意外と知らないことが多い「昆虫」の世界。
昔から親しまれてきたトンボやカブトムシ、ホタルなど、実は驚くような特徴や生態をもっています。
本記事では、高齢者の方にも楽しんでいただける、昆虫に関するやさしい雑学クイズと豆知識を厳選してご紹介します。
懐かしい話題を交えながら、会話のきっかけや脳の刺激にもつながる内容になっています。
ぜひご家族やお仲間と一緒に、楽しみながら挑戦してみてください。
【高齢者向け】昆虫の雑学クイズ&豆知識問題(1〜10)
アゲハチョウが卵を産む場所はどこでしょう?

- ミカンの葉
- キャベツの葉
- 落ち葉の隙間
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ミカンの葉
アゲハチョウは、卵を「ミカンの葉」に産みます。
これは、アゲハチョウの幼虫がミカンなどの「柑橘類の葉」を好んで食べるためです。
働き蜂の性別はオスとメス、どちらでしょうか?NEW!

外を飛び回っているハチは花の蜜を巣に持ち帰る役割、巣のために貢献しているイメージがありますよね。
そんな見る機会の多い働き蜂の性別は、オスとメスのどちらなのでしょうか。
重要なのは巣の中に女王蜂がいるということ、働き蜂は生殖能力を持たないということを考えると、なんとなく想像がつくかもしれませんね。
正解は女王蜂と同じで働き蜂も「メス」、オスは繁殖期にしか生まれないので、目にする蜂はほぼメスだと考えてもよさそうですね。
夏になると現れる蚊。血を吸うのはメスかオス、どちらでしょうか?

いつの間にか蚊に刺されて、かゆくなることもありますよね。
実は、メスの蚊だけが血を吸うそうですよ。
血を吸う理由としては、産卵に必要なたんぱく質を摂取するためなので、オスは血を吸いません。
普段はエネルギー源となる糖分を摂取するため、花の蜜や草の汁などを吸っているそうですよ。
血を吸わないと産卵ができないので、子孫を残すためにメスの蚊は必死に血を吸いにきます。
夏になると現れるやっかいな蚊ですが、血を吸う理由があったようですね。
セミはどの部分で鳴き声を出しているでしょうか?

- はら
- はね
- くち
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はら
セミは、はらの部分で鳴き声を出しています。
おなかの中に鳴きぶえと呼ばれる特別な器官があり、それを振動させることで大きな声を出しているんです。
この音は、おもにオスがメスを引き寄せるために鳴いています。
ミミズは、半分にちぎれるとどうなるでしょう?

- どちらとも生き残る
- ちぎれたどちらか一方が生き残る
- 両方死んでしまう
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ちぎれたどちらか一方が生き残る
ミズを半分にちぎると、ちぎれたどちらか一方だけが生き残ることがあります。
よく「ミミズはちぎれても両方生きる」と思われがちですが、それは誤解です。
ミミズの体には頭(前側)としっぽ(後ろ側)があり、頭のある方に大事な器官が集中しています。
アオムシからサナギ、チョウになることを何というでしょうか?

- 進化
- 変化
- 変態
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変態
アオムシがサナギになり、やがてチョウになるこの変化のことを変態(へんたい)といいます。
昆虫における「変態」とは、成長の過程で体の形が大きく変わることを意味します。
ホタルはどうして光るでしょうか?

ホタルがふわっと光る姿は、夏の夜の風物詩。
見ていて美しい光景ですが、ホタルが何のために光るのか、皆さんは知っていますか?
ヒントは「出会うためのサイン」。
光りかたにも意味があり、点滅のリズムやタイミングでメッセージを送っているとされています。
夜の静けさの中で交わされる合図。
その答えは……「求愛」です。
蛍は光を使って恋の相手を探し、自分の存在を伝えています。
そんなロマンチックな理由を知ると、夜の光景がちょっぴり特別に見えてくるかもしれませんね。