血圧を下げる運動。簡単、室内トレーニング
年齢を重ねると健康のことが気になってくる方は多いですよね。
健康管理において血圧は重要な指標です。
血圧が気になる場合は生活習慣を整えることや適度な運動を心がけることが大切ですが、どんな運動をすればいいのでしょうか。
今回は室内でできる血圧を下げる運動をご紹介します。
手足の運動から全身運動など、今日から始められそうな運動を集めました。
まずははじめてみることが大切です!
気になるものから気軽に挑戦してみてくださいね!
血圧を下げる運動。簡単、室内トレーニング(1〜10)
室内散歩

ふくらはぎやかかとなど、足を動かすことで血流がよくなり血圧も安定するそうです。
実は、ふくらはぎは第二の心臓とも呼ばれています。
理由は、ふくらはぎの筋肉を動かすことで心臓のようなポンプ作用が生まれるそうですよ。
今回は足を動かす、室内でできる早歩きやかかと落としを加えたウォーキングをご紹介します。
両腕を振って足踏みをしたり、脚を横にスライドさせましょう。
もちろん高齢者の方の、体の調子に合わせて運動してくださいね。
立つことが難しい高齢者の方も、イスに座って行うなど工夫してみて取り組んでみてください。
寝て足を振る運動

年齢を重ねると、足腰の筋力が弱まってきますよね。
そのため血流の流れが悪くなり、心臓に負担がかかってしまいます。
今回は、寝転びながら気軽にできる足の体操をご紹介します。
やり方は簡単で、寝転んで両足を持ち上げてくの字にします。
あとは、両足を振ってバタバタさせますよ。
こうすることで、血流がよくなり血圧も落ち着いてくるそうです。
運動をすることで身体にも効果がありますが、気分もリフレッシュできそうですね。
数人でおこなえば、会話も生まれ交流も広がるかもしれませんよ。
座って血流を良くするストレッチ

高齢者の方の中には、立つことが難しい方も多いようです。
そこで椅子に座ってできる体操やストレッチをご紹介します。
首の筋肉や頭の筋肉を指を使ってほぐしていきましょう。
首を回したり鎖骨や腕に手を添えて上下にさするなど、血行をよくしていきますよ。
合わせて腰や足も手でさすり筋肉をほぐしてくださいね。
また、首にある血圧を下げるツボを刺激するのもオススメです。
座りながらのストレッチなら、負担もあまりなく多くの高齢者の方に取り組んでいただけそうですね。
血圧を下げる運動。簡単、室内トレーニング(11〜20)
手と肩甲骨の運動

手や肩甲骨周りを動かす体操で、血圧を下げていきましょう!
まず手を握ったり開いたりする運動から始めましょう。
しっかり力を込めつつ、できているか目で確認しながらおこなうことが重要です。
次に肘の曲げ伸ばしを、肩がぶれないようにリズムよくおこないます。
肩甲骨周りの筋肉にコリが生じると、筋肉が硬くなり血管が収縮するため血行が悪くなり、血圧が上昇します。
そのため肩甲骨周りをほぐしてあげることで、血圧の改善に期待できるんですね。
こちらの動画では、さまざまな肩甲骨周りの運動を紹介されていますので、動画を参考に進めてくださいね。
肩周りのストレッチ

高齢者の方にオススメな、血圧を下げるストレッチはいかがでしょうか。
こちらのストレッチは室内で座っておこなえるため、取り組みやすいところがポイントですね。
第2の心臓と呼ばれるふくらはぎや首回りのストレッチをすることは、血圧を下げる効果のほか、足や肩の緊張をほぐし良質な睡眠にもつながります。
運動を継続することは難しいという方もいらっしゃるかもしれませんが、レクリエーションに取り入れることで一緒に頑張る仲間ができて、楽しく続けられるかもしれませんね。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
足を一歩踏みだす運動

ふくらはぎが第2の心臓と呼ばれていることをご存じでしょうか。
ふくらはぎは筋肉を収縮や弛緩させることで、血液の逆流を防ぎながら、心臓に血液を押し戻すポンプのような役割をしています。
そんな重要な役割を担っている、ふくらはぎの運動をおこなってみましょう!
足を前後に開いた状態でかかとを上げ下げします。
次にかかとを上げた状態をキープ。
キープする姿勢が不安定な方は、イスなどにつかまりながらおこなってくださいね。
その場で簡単におこなえるので、高齢者の方にぴったりの運動ですよ。
ぜひ参考にしてみてくださいね!
踵あげ

直立した姿勢でかかとの上げ下げをおこなう、カーフレイズ。
カーフレイズは、比較的身体への負担が少ないので、高齢者や筋トレ初心者の方にオススメです。
血流に深く関係するふくらはぎの筋肉が効果的に鍛えられますよ。
そのため、下半身から上半身の血流がよくなるそうです。
運動も難しくはなく、両足を開いてその場でかかとを上げ下げするだけです。
手を腰におく以外に、壁や椅子に手をついておなっても大丈夫ですよ。
高齢者に合わせて運動をしてみてくださいね。
無理のない範囲で、コツコツと毎日継続することが大切です。