【11月の健康ネタ】室内で楽しめる高齢者向けレクリエーションのアイディア
寒い日が多くなる11月は、高齢者の方も室内で過ごす日が増える時期ですよね。
体を動かすことも少なくなりますが、なるべく体を動かし血行を促進していきたいものです。
血行がよくなると病気やストレスの発散や精神の安定にも一定の効果が期待できますよ。
さらに、11月はほかの方との交流も減る時期です。
交流が減ると、認知症機能の低下や、孤独を感じる高齢者の方が多いそうです。
そこで今回は、11月におススメな高齢者向けの健康ネタをご紹介します。
室内で気軽にできる体操やゲーム、11月にちなんだ工作を多く集めました。
ぜひ、参考にして取り組んでみてくださいね。
【11月の健康ネタ】室内で楽しめる高齢者向けレクリエーションのアイディア(1〜10)
芋ほりゲーム

秋といえばお芋掘りですよね。
箱の中からお芋を探すゲームは高齢者の方も脳が活性化されますよね。
箱の中にフェルトで作ったお芋と新聞紙で作った落ち葉を入れます。
完成しましたら手を入れて箱の中からお芋を探しますよ。
間違って落ち葉をつかまないように注意してくださいね。
お芋ではなくフェルトで虫などを作って箱の中に入れても楽しみが広がっていくかもしれませんね。
ゲームをやることでコミュニケーションのきっかけになったり、睡眠の質が向上したりするのでオススメですよ。
冷え性予防体操

寒くなると冷え性の方は足先が冷えてしまったりしてとてもつらいですよね。
こちらの冷え性対策は運動することで冷え性の予防につながっていきますよ。
座って左右10回ずつ足先を上げる体操や、片方の足を左右10回ずつ上げる体操などゆっくり数を数えながらおこなっていきましょうね。
冷えを感じた際には体操以外にも食べ物で冷え性を改善できます。
ニラやかぼちゃなど体を温めてくれる要素が含まれています。
冷え性の方はなるべく温かい食べ物を口にするようにしましょうね。
感染症予防に手洗い体操

新型コロナが大流行したとき、それこそこの世の終わりのような大騒動でしたね。
ワクチンや薬が開発された今でも新型コロナウィルスは怖いものなので、毎日の感染予防も欠かせません。
インフルエンザや新型コロナの1番の感染対策といえば手洗い。
滅菌せっけんを使って楽しくて手洗い体操をしてみましょう。
みんなが知っている童謡『うさぎとかめ』のメロディーに乗せた替え歌もとっても楽しいですよ。
どんな高齢者の方でも手軽に手洗いを楽しめると思います。
折り紙の菊の壁飾り

折り紙で作品を作っている時間はコミュニケーションをとるきっかけの時間にもなり楽しいですよね。
作品作りの中にもいくつか作る工程があると刺激になりオススメです。
おりがみを使った菊の花の壁作りは、大中小と大きさの違うおりがみをそれぞれ花の形にカットし2枚ずつ重ね合わせのりで貼りましょう。
竹串で花の咲きを巻いて立体感を出したら花紙をクシャクシャに丸めて中心に貼り完成したお花を台紙に大きさはお好みで貼ったら完成です。
はさみを使ったり、花紙を丸めたりする手の動作は認知症予防や運動機能の向上につながますよ。
血行促進体操

「肌寒い」を通り越して「寒い」と思い始めるのもちょうど11月頃ですね。
ヒーターの前に長時間陣取ったり、こたつに入って背中を丸めたりと同じ態勢でいる時間も長くなりがちです。
寒さで身が縮こまっている方もいますよね。
そこでオススメなのが「血行促進体操」。
全身の血流を良くすれば自然と体も温まってきますよ。
ここで紹介するものは座ったままでできる体操ですので、車いすの方でもOK!
適度な水分補給をしながら痛くない範囲でチャレンジしてみてくださいね。
11月の歌体操

寒くなると体もちぢこまってしまい自然にかたくなってきやすいですよね。
みんなで体操しながら体を動かすことはコミュニケーションにもつながっていきますね。
椅子に座って、肩回しや手拍子、足の曲げ伸ばしなどをすると心身のリラックスや血液循環の促進にもつながっていきます。
また歌に合わせてゆっくり体を動かすことで体を動かす楽しさも感じられますよね。
レクリエーションや体操の時間などで取り入れてみることも転倒防止などにもなりオススメですよ。
写真クイズ 秋の植物

秋の植物の写真をプリントアウトして用意し、それをホワイトボードに貼り出して名前を当ててもらうクイズ形式のレクリエーションです。
写真にはコスモスや彼岸花、柿の木、栗など視覚的に季節を感じられるものを選びましょう。
1枚ずつ見せて「これは何でしょう?」と問いかけることで、記憶力や観察力を引き出せます。
答え合わせの際には、それぞれの植物にまつわるエピソードや豆知識も加えると、参加者の関心を引きやすくなるでしょう。
実際の植物を見た思い出話に花が咲くなど、交流のきっかけにもつながります。
座ったままで取り組めるため高齢者への身体的な負担が少なく、認知面の刺激としても有効なプログラムです。