介護施設で高齢者の方が楽しく過ごせるオススメのレクリエーション
身体機能の維持や向上、ストレス発散、他者との交流をはかるためなど、デイサービスなどの介護施設では日々さまざまなレクリエーションがおこなわれています。
でも実際高齢者の方にどんなレクリエーションが喜んでもらえるのだろう、ネタがなかなか思いつかない、とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、介護施設で高齢者の方に楽しんでもらえるレクリエーションを紹介します。
軽く体を動かしたり、声を出したり、何かを作ってみたり、とさまざまなレクリエーションを集めました。
ぜひ日々のレクリエーションの参考にしてみてくださいね!
介護施設で高齢者の方が楽しく過ごせるオススメのレクリエーション(1〜10)
ひっかけタオルNEW!

タオルを使った、ユニークなゲームをご紹介します。
フェイスタオルぐらいのサイズのタオルを用意します。
タオルを離れた場所から投げて、的となる棒にかけていきます。
1人3枚のタオルを投げて、誰が一番多くタオルが棒にかかったか競いますよ。
普段、顔や手などをふいているタオルを投げて遊ぶので、意外性があって盛り上がりそうですよね。
的は棒の代わりに、カゴなどを置いて投げ入れるゲームにしても楽しめそうです。
座ってできるので、高齢者の方も取り組みやすいのではないでしょうか?
洗濯バサミツリーNEW!

洗濯バサミツリーを紹介します。
お手玉を集め固定した割り箸に、交互に洗濯バサミを挟んでいきましょう。
洗濯バサミを挟んだときに倒れたり折れたりしたら負けです。
洗濯バサミを開閉したりする動作は脳の刺激にもなりますよね。
ゲームするときの洗濯バサミは、いろいろな色を準備するとカラフルなツリーが完成し視覚的にも楽しめてオススメです。
身近な材料で楽しめる洗濯バサミツリー完成したら飾りとして飾っておくとコミュニケーションのきっかけにもなりますよ。
文字並べ替えゲーム

脳トレを積極的に取り入れたいという施設もきっと多いと思います。
ですがやるのがおっくうだ、と高齢の方が感じてしまう脳トレは避けたいですよね。
そこで「文字並べ替えゲーム」を楽しんでみるのはどうでしょうか?
バラバラに配置されているひらがなを並べ替えて、きちんとした意味がある言葉になるように正しく並べ替えます。
最初は簡単に、文字数の少ないものから始めて行き、だんだんと文字数を増やしていきましょう。
ちょっと間違えて並び替えてもその答えがおもしろくて笑いが起こる、なんてこともあります。
お手玉

お手玉は昔からある遊びの一つでなじみがあるという方も多いと思います。
片手に持ち、投げて遊ぶだけでも投げる、見る、考える、つかんで取るといういくつもの要素があり、脳トレや手指のトレーニングとしてもオススメのレクリエーションです。
始めはお手玉に慣れるところから始め、持ったり、投げたりしてみましょう。
それに慣れてきたら両手で2つ持つ、3つ持って投げるなど数を増やしていきましょう。
手に持って体の周りをぐるぐると回してみたり、足の上に乗せて蹴り上げてキャッチするなど、体操としても楽しめます。
イントロクイズ

脳トレ効果も期待できる、イントロクイズにチャレンジするのはどうでしょうか?
バラエティ番組などでもよく見かける、音楽のイントロ部分だけを聴いて曲名を当てるというゲームです。
早押しボタンがあればきっと臨場感が出ますが、わかった人から挙手で答えてもらいましょう。
もしくはわかった人にマイクを渡し、歌の最初の部分を歌ってもらうのもいいですね!
難しい場合はちょっと長めにイントロを流したり、ヒントを出してみて楽しんでくださいね。
カラオケ

みなさんで盛り上がれるカラオケをやってみるのはどうでしょうか?
マイクを持って大きな声で、人前で歌うという爽快感はカラオケだからこそ味わえる、独自のものがありますよね!
人前で歌うのはちょっと恥ずかしい、苦手だという方も中にはいらっしゃると思います。
そんな時はタンバリンやマラカスなどのいわゆる「鳴り物」を取り入れてにぎやかし係になってもらうのも。
いろんな音が入るとそれもまた盛り上がるんですよね。
マイクを持っている人だけでなく、みんなで歌って楽しみましょう!
ボウリング

若い頃はボウリング場によく通った、という方も多いことでしょう。
あるもので楽しめるボウリングをレクリエーションとして取り入れてみるのはどうでしょうか?
ボウリングのピンはペットボトルを利用、ボウリングの球は軽くて投げやすいゴムボールを使います。
本物のボウリングのようにピンを並べ、2回投げて倒れたピン数で遊ぶのもいいですしペットボトルに点数を付けて倒れた合計点数を競っても。
ペットボトルに水を入れることで倒れにくくなり、ゲームの難易度も上がります。