介護施設で高齢者の方が楽しく過ごせるオススメのレクリエーション
身体機能の維持や向上、ストレス発散、他者との交流をはかるためなど、デイサービスなどの介護施設では日々さまざまなレクリエーションがおこなわれています。
でも実際高齢者の方にどんなレクリエーションが喜んでもらえるのだろう、ネタがなかなか思いつかない、とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、介護施設で高齢者の方に楽しんでもらえるレクリエーションを紹介します。
軽く体を動かしたり、声を出したり、何かを作ってみたり、とさまざまなレクリエーションを集めました。
ぜひ日々のレクリエーションの参考にしてみてくださいね!
介護施設で高齢者の方が楽しく過ごせるオススメのレクリエーション(1〜10)
文字並べ替えゲーム

脳トレを積極的に取り入れたいという施設もきっと多いと思います。
ですがやるのがおっくうだ、と高齢の方が感じてしまう脳トレは避けたいですよね。
そこで「文字並べ替えゲーム」を楽しんでみるのはどうでしょうか?
バラバラに配置されているひらがなを並べ替えて、きちんとした意味がある言葉になるように正しく並べ替えます。
最初は簡単に、文字数の少ないものから始めて行き、だんだんと文字数を増やしていきましょう。
ちょっと間違えて並び替えてもその答えがおもしろくて笑いが起こる、なんてこともあります。
お手玉

お手玉は昔からある遊びの一つでなじみがあるという方も多いと思います。
片手に持ち、投げて遊ぶだけでも投げる、見る、考える、つかんで取るといういくつもの要素があり、脳トレや手指のトレーニングとしてもオススメのレクリエーションです。
始めはお手玉に慣れるところから始め、持ったり、投げたりしてみましょう。
それに慣れてきたら両手で2つ持つ、3つ持って投げるなど数を増やしていきましょう。
手に持って体の周りをぐるぐると回してみたり、足の上に乗せて蹴り上げてキャッチするなど、体操としても楽しめます。
イントロクイズ

脳トレ効果も期待できる、イントロクイズにチャレンジするのはどうでしょうか?
バラエティ番組などでもよく見かける、音楽のイントロ部分だけを聴いて曲名を当てるというゲームです。
早押しボタンがあればきっと臨場感が出ますが、わかった人から挙手で答えてもらいましょう。
もしくはわかった人にマイクを渡し、歌の最初の部分を歌ってもらうのもいいですね!
難しい場合はちょっと長めにイントロを流したり、ヒントを出してみて楽しんでくださいね。
カラオケ

みなさんで盛り上がれるカラオケをやってみるのはどうでしょうか?
マイクを持って大きな声で、人前で歌うという爽快感はカラオケだからこそ味わえる、独自のものがありますよね!
人前で歌うのはちょっと恥ずかしい、苦手だという方も中にはいらっしゃると思います。
そんな時はタンバリンやマラカスなどのいわゆる「鳴り物」を取り入れてにぎやかし係になってもらうのも。
いろんな音が入るとそれもまた盛り上がるんですよね。
マイクを持っている人だけでなく、みんなで歌って楽しみましょう!
ボウリング

若い頃はボウリング場によく通った、という方も多いことでしょう。
あるもので楽しめるボウリングをレクリエーションとして取り入れてみるのはどうでしょうか?
ボウリングのピンはペットボトルを利用、ボウリングの球は軽くて投げやすいゴムボールを使います。
本物のボウリングのようにピンを並べ、2回投げて倒れたピン数で遊ぶのもいいですしペットボトルに点数を付けて倒れた合計点数を競っても。
ペットボトルに水を入れることで倒れにくくなり、ゲームの難易度も上がります。
折り紙

折り紙は用意するものが折り紙のみ、ということで取り入れやすく、高齢者の方にも親しみやすいレクリエーションではないでしょうか。
折り紙とひとことで言ってもいろんな楽しみ方があり、とても簡単にすぐ折れるものから複雑で立体的なものまで、いろんな折り方があります。
折っていく順番を考えたり、細かく指先を使うことによって脳トレの効果も期待でき、認知症予防にも効果的な遊びの一つです。
できあがった作品を壁に飾るのもオススメです。
玉入れ

運動会の競技としておなじみの玉入れ。
玉入れもいろんな楽しみ方ができるオススメのレクリエーションです。
入れるものはゴムボールやテニスボール、お手玉など。
ボールの数があまりない場合は新聞紙を丸めて作ってみてもいいですね。
円になって椅子に座り、真ん中に玉を入れるかごや箱を置いて投げましょう。
座ったまま投げる、ボールは一人3つまで、などいくつかのルールを設けるとより一層盛り上がります。
施設の方が動く的になってかごを持って移動してみても。