【高齢者向け】紙皿で作る工作のアイデア
工作レクの材料としてよく使われる紙皿。
最近では100円ショップでもカラフルでかわいい紙皿が増えましたよね。
そんな紙皿を利用して作る工作のアイデアをこの記事ではご紹介していきますね。
リースやモビールなどの飾りはご自宅へ持って帰っても楽しめますし壁飾りなどは施設で季節の壁面飾りとしてもオススメ。
季節やイベントによって応用できるアイデアも多いのでぜひ参考にして活用してみてくださいね。
みなさんの楽しい工作レクのヒントとしてお役に立てれば幸いです。
【高齢者向け】紙皿で作る工作のアイデア
紙皿こま

作った後も楽しく遊べる「紙皿こま」に挑戦してみませんか?
身近な素材の紙皿を使って手軽に作れるうえ、制作を楽しんだ後は高齢者の方が童心に帰ってこま回しに夢中になってしまうこと間違いなし!
作り方は、紙皿を半分に折って十字に折り筋を付けたら、ペンで好きなように着彩し、中央にペットボトルキャップをテープで固定するだけ。
とっても手軽に作れるので、デイサービスの工作レクに取り入れたり、お孫さんと一緒に作って遊んでもステキではないでしょうか。
万年カレンダー

高齢者の方の中には、時間がわからなくなったり、季節を感じることが難しい方もいらっしゃるのではないでしょうか。
カレンダーを見やすい位置に置き、毎日日にちを確認することで高齢者の方の記憶に残りやすくなるそうです。
そこで、紙皿で作ったカレンダーを作って飾ってみませんか?
一枚の紙皿には日にちを、もう一枚には月を記入する仕様なので、一年中使えるカレンダーができますよ。
出来上がりを考えて作ることや、指先を器用に使って作る工程が脳を活性化します。
認知症予防や認知症の進行を緩やかにする効果が期待できるそうです。
シールやマスキングテープなどで装飾に工夫して、すてきな紙皿のカレンダーを作ってみてくださいね。
フォトフレーム

高齢者施設のイベントや行事などで写真を撮ることもありますよね。
楽しい思い出や記念になる日の写真を、すてきなフォトフレームに入れてみませんか?
今回は、お手軽に作れる紙皿と毛糸を使ったフォトフレームをご紹介します。
紙皿の中心を円状にくり抜いて、毛糸を巻きつけていきましょう。
くるくる巻いていく工程もぜひ、高齢者の方と取り組んでみてくださいね。
指先や手のトレーニングや脳トレにも効果が期待できますよ。
もう一つ紙皿に写真の台紙となる折り紙を中心に貼って、毛糸で巻いた紙皿を貼り付けましょう。
写真を入れて、完成ですよ。
持ち帰って自分のお部屋に飾ってもすてきな作品です。
スノードームサンキャッチャー

太陽の光を浴びて、キラキラと虹のように輝くサンキャッチャー。
サンキャッチャーには、通常はクリスタルガラスが使われているようです。
ですが今回は透明な折り紙などを使ってお手軽に作れる作品をご紹介しますね。
中心を円状にくり抜いた2枚の紙皿を使い、スノードームを作ります。
紙皿の円状にくり抜いた部分に、透明なフィルムを貼っているのがポイントです。
透明なフィルムに、飾りや小さくカットした透明な折り紙などで装飾します。
すると、透明な折り紙に太陽の光が入り、サンキャッチャーのようにキラキラ光りますよ。
窓辺につるして光を放つ様子に、高齢者の方も幻想的な気分を感じていただけるかもしれませんね。
タンバリン

紙皿工作は最近いろいろな物がありますが、楽器も作れますよ。
紙皿とペットボトルのフタで作るタンバリンのご紹介です。
紙皿を半分に切って、お米を入れたペットボトルのフタを間に挟めます。
紙皿は柄がついた物でもいいですし、絵を描いたものなどを使うとよりすてきに仕上がりますよ。
1つのペットボトルのフタの中にお米を入れてもう1つのペットボトルのフタで閉じます。
お米の代わりにお豆や大きめのビーズにすると、いろいろな音が楽しめそうですね。
かわいらしいタンバリンに、高齢者の方もお子さんが小さい頃の記憶を思い出しそうな作品ですね。
作ったタンバリンを、日課の体操のときに使っても面白いかもしれませんよ。