身近な材料で【紙コップの工作】高齢者向け
身近な材料で作れる工作をお探しの方へ。
今回は、「紙コップを使う工作」アイデアのご紹介ですよ。
お部屋に飾って、季節を感じられる作品をたくさん集めました。
実用的な「カゴ、小物入れ、帽子」は、切り込みを入れて編み込む作業があります。
細かさが違うので、高齢者の方の状態に合わせて、作品を選んでくださいね。
他に、盛り上がるゲームの工作アイデアもお届けしますよ。
ぜひ、レクリエーションの参考にしてみてくださいね!
もくじ
身近な材料で【紙コップの工作】高齢者向け(1〜20)
小さな小物入れ

お部屋にそのまま飾って置くだけでもかわいい、小さな小物入れのご紹介です。
完成品は繊細に見えますが、紙コップ一つで作れますよ。
紙コップに切れ目を数カ所入れて、半分くらいの所から折ります。
折った部分の先の方を、隣の切れ込みに差し込んで編んでいきますよ。
編み終わったら、リボンなどを作って装飾してくださいね。
完成品は、ちょっとしたお菓子や小物入れ用にもオススメですよ。
フェルト生地などで作ったお花を、中に入れて飾ってもすてきです。
1人で集中して作ってもいいですし、他の方と会話をしながら製作するなど楽しみながら作ってみてくださいね。
風鈴

風を受けた風鈴の音を聞くと、暑さが和らぐ感じがしますよね。
さらに風鈴からイメージできるのは、暑い時期なのではないでしょうか。
作りながら高齢者の方に、季節を感じていただける「紙コップの風鈴」のご紹介です。
紙コップの底をくり抜き、8等分に切り込みを入れましょう。
切り込みをさらに、細長くなるようにカットしドーム型にしますよ。
ドーム型の紙コップと短冊や鈴にヒモを付けて完成です。
100円均一のお店などで販売しているもので完成するので、気軽に作れます。
室内に自分で作った風鈴がつるしてあると、達成感を感じて自己肯定感の向上にもつながりそうですね。
小さなギフトボックス

紙コップを使って、ギフトボックスを作ってみましょう。
お菓子や小物など家族にプレゼントするときに、オススメな作品ですよ。
紙コップの飲み口部分の厚みがある所を切って外し、切り込みを入れます。
底の部分にも2カ所切り込みを入れることがポイントです。
中身を入れて閉じる際に、ヒモで縛ります。
底の切り込みにヒモをひっかけて閉じると、ヒモが外れにくくなりますよ。
介護施設などで作った、小物や小さめな工作を入れてもすてきですね。
アイディア次第で、用途が広がりそうなボックスです。
おしゃれなカゴ

最近は100円均一のお店などでも、カラフルな紙コップが販売していますよね。
いろいろな色の紙コップで作れる、おしゃれなカゴをご紹介します。
一つの紙コップに切り込みを入れて、もう一つは輪っかになるようにカットしましょう。
切り込みが入った方の紙コップに、輪っかにしたものを入れて編み込んでいきますよ。
接着剤を付けて編み込むのがポイントですよ。
カゴの取っ手は、紙コップの飲み口の丸まった部分を使い仕上げていきます。
指先をたくさん使い、次の工程を考えて作るので脳の活性化につながりますね。
完成品は持ち帰って、ちょっとした小物入れにするなど実用的な作品です。
動く扇風機

手はさまざまなセンサーが備わっている「第二の脳」と言われています。
手先を使うことで得られる刺激が脳へ伝わり、脳の血流の増加や、活性化がされることで、認知機能の低下予防に効果期待できるという研究結果があります。
そこで今回は、手指を使う工作「うごく扇風機」のアイディアをご紹介します。
まずは紙コップの一部を切り取り、プロペラと胴体を作ります。
ペットボトルキャップに穴をあけ、つまようじと輪ゴム、ビーズを使ってとめましょう。
胴体とくっつけ、ゴムとつなげたつまようじをねじると、弾性が働きプロペラがまわる扇風機の完成です。
トントン相撲

相撲がお好きな高齢者の方は多いのではないでしょうか?
今回は、そんな高齢者の方に喜んでいただけそうな「トントン相撲」のご紹介です。
紙コップで作るので、手軽に作れますよ。
紙コップの飲み口部分を切り取って、折り紙や画用紙でお相撲さんを作ります。
顔は底の部分に描いたり、顔のパーツのシールで作ってみましょう。
高齢者の方一人ひとりの、個性があるお相撲さんができそうですよね。
足になる部分は細かく切り込みを入れるので、トントンと土俵をたたくと動きやすくなる仕組みです。
完成したあとは、トントン相撲大会などを開催するのもオススメです。
作る工程も、完成したあとも楽しめる作品ですね。