ペットボトルのキャップを活用したレクリエーションはたくさんありますよね。
中でも認知症予防にオススメな、ペットボトルキャップパズルを知っていますか?
絵や文字が書かれたシートと、それに対応する絵や文字が書かれたキャップを使用したレクリエーションです。
小さなキャップを用いるので、手や指のリハビリになり、脳の活性化にもつながります。
この記事では、ペットボトルキャップパズルで使えるさまざまなお題を紹介します。
簡単な絵や数字、さらには国旗や難読漢字まで幅広いアイデアがありますので、高齢者の方の心身の状態に合わせてお題を見つけてくださいね。
【高齢者向け】ペットボトルキャップパズルのお題まとめ(1〜10)
県庁所在地

日本には47都道府県ありますよね。
それぞれの県庁所在地を書いた、ペットボトルキャップパズルはいかがでしょうか?
キャップとシートに県庁所在地を書いてください。
シートを日本地図のようにするといいかもしれませんよ。
高齢の方のお住まいの地域や、出身地などの都道府県もあることでしょう。
地域に思い出があり、過去を懐かしむ気持ちになる方もいらっしゃるかもしれませんよ。
ゲームを通して、日本各地の思い出話で盛り上がりそうですね。
二十四節気

1年を春夏秋冬の4つに分けた二十四節気には、春分や夏至や秋分などがあります。
かぼちゃと小豆を食べる習慣がある冬至も、二十四節気の一つです。
さらに、4つに分けた季節の中にも6つに分けられていますよ。
農耕作業するためには、現在でも欠かせない暦となっています。
そこで、二十四節気のパズルに挑戦してみましょう。
二十四節気を書いたペットボトルキャップを、二十四節気を書いたシートにおいていきますよ。
シートは太陽を中心にした円形にしたり、春夏秋冬のイメージがある色を使って分けるなど工夫してみてくださいね。
道路標識

道路にはさまざまな標識があります。
高齢の方とのお散歩レクでも、標識を見かけることがありますよね。
標識は似ているデザインのものも多いようです。
歩いている標識でも数種類あるそうですよ。
キャップとシートに同じ標識を書き入れ、高齢者の方に置いてもらいます。
似ているものが多いので「間違えちゃったわ」といった、明るい笑い声と一緒に高齢者の方から聞こえてきそうですね。
標識の豆知識もパズルをしているときに披露してみるのもいいかもしれませんよ。
新しい知識が増えることで、高齢者の方も楽しい時間となるかもしれませんね。
オリンピックスポーツピクトグラム

非常口のマークに利用されているピクトグラム。
ピクトグラムは、情報や注意を示すために絵や図を使って伝えるための記号です。
オリンピックの種目をイメージした、ピクトグラムがありますよ。
2024年フランスで開催されパリオリンピックでは、オリンピックとパラリンピックを含めて全62のピクトグラムがあったそうです。
高齢者の方も、オリンピックに関心を持つ方も多いと思います。
身近な2020年に開催された、日本のオリンピックで使用されたピクトグラムのペットボトルキャップパズルなら、盛り上がりそうですね。
1964年に開催された、東京オリンピックのことも思い出す方もいらっしゃるかもしれませんよ。
スポーツの漢字

テレビや新聞で、スポーツの情報を楽しみにしている高齢者の方も、いらっしゃることでしょう。
野球やオリンピックなど見ているだけでもスポーツは楽しめますよね。
かつては、趣味でスポーツをされていた高齢者の方もいらっしゃるかもしれませんね。
そこで、スポーツのペットボトルキャップのパズルなら、高齢者の方に盛り上がっていただけそうですね。
漢字でスポーツの名称をキャップにかいて、同じスポーツがかかれているシートに置いていきましょう。
シートにはスポーツのイラストでもいいかもしれません。
スポーツを楽しむ感じで、スポーツの感じのパズルも取り組んでいただきたいですね。
戦国時代の家紋

歴史好きな高齢者の方にオススメな、戦国時代の家紋のゲームです。
戦国時代の家紋は数種類あり、徳川家の三つ葉葵や豊臣家の五七桐紋などが有名なところでしょうか。
家紋によって、家系や血統や家柄や地位を表していたそうです。
ペットボトルのキャップにそれらの家紋をかいて、武将の名前が書かれたシートに置きますよ。
戦国時代をご存じの方なら、そこから当時のエピソードや歴史的背景を語っていただけそうですね。
ちなみに、家紋は世界で日本にだけある特有の文化だそうですよ。
国旗

世界には多くの国があり、197カ国の国旗もあるそうです。
さまざまなデザインがある国旗の、ペットボトルキャップパズルをご紹介します。
ペットボトルのキャップに、国旗のシールを貼ります。
国旗が描かれたシートに、同じ国旗のシールが貼られたキャップを置いていきましょう。
国旗のシールがない場合は、画用紙などに国旗を描いたものを貼り付けてもいいかもしれません。
知らない国のことも、このゲームをとおして高齢者の方も、新しい知識が増える楽しみもあります。
「この国旗の国はどこかな?」といった声や会話も生まれてきそうですね。