春になると羽毛の色が変わる

シマエナガは白くてふわふわの羽毛で覆われていて、丸っこい姿をしているイメージが強いですが、実はそれは冬だけなんです。

夏になると夏羽根に変わり、ほっそりとした姿になります。

夏より冬の方が白い羽毛が目立ちますが、春に羽毛の薄緑色に変わることはありません。

妖精

シマエナガはその白くてふわふわした羽毛と丸っこいシルエットに加え、短くて小さいくちばしやつぶらな瞳など、キュートな外見が人気を集めています。

そのことから、雪の妖精という異名で親しまれているんです。

羽根に空気を含ませる

シマエナガは冬の寒さを乗り越えるために、羽根に空気を含ませて保温する工夫をしています。

空気は優れた断熱材で、羽根に含まれた空気が体温の逃げるのを防ぎ、冷たい外気から体を守っています。

1月20日

シマエナガの日は、大寒の日である1月20日に設定されています。

シマエナガは寒いと羽根の中に空気を含んで丸く愛らしい姿になることから、1年で最も寒くなるとされる大寒の日がシマエナガの日に選ばれたそうです。

北海道

シマエナガは世界で北海道にのみ生息している鳥で、他の地域には生息していません。

ただし、エナガというシマエナガの仲間はヨーロッパからアジアまで幅広く生息しており、もちろん日本でもその姿が見られます。

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とてもかわいい見た目で人気があるシマエナガですが、野生動物保護のためペットとして飼育することが許可されていません。

また、自然界でも姿を見られるのは主に冬の時期が中心となるため、なかなか目にすることが難しい鳥として知られています。