【高齢者向け】ホワイトボードレク。高齢者を盛り上げる
ホワイトボードを使ったレクリエーションは、高齢者の方々にとってわかりやすく、みんなで盛り上がれる人気のアクティビティです。
書いて、見て、話して楽しむことで、自然と脳の活性化やコミュニケーションが生まれます。
この記事では、介護現場でも実践されているホワイトボードレクのアイデアを、シンプルで楽しいものに絞ってご紹介します。
準備も簡単なので、デイサービスやご家庭でもすぐに取り入れられます。
高齢者の方々が思わず笑顔になる、そんなレクをお探しの方にぴったりの内容です。
【高齢者向け】ホワイトボードレク。高齢者を盛り上げる(21〜30)
秋の言葉集め脳トレ

「秋といえば?」というテーマでホワイトボードに季節にまつわる言葉を自由に書き出していく脳トレです。
参加者に思いつく限りの単語を発言してもらい、職員がボードに書き込んでいきます。
ある程度数が集まったらボードを隠し、「さっきの言葉を覚えているだけ言ってください」と記憶をたどってもらいます。
これは記憶力を刺激すると同時に、発想力や語彙力も自然と鍛えられる活動です。
季節の話題に触れることで共通の思い出や感情もイメージできて、発言する楽しさや会話の広がりも感じられます。
正解や不正解にこだわらず楽しみながら脳を使うことができるため、高齢者に無理なく楽しんでもらえるレクリエーションです。
ホワイトボードに同じ答えを書きましょう

質問をした方と、解答者が同じ答えになることを目指すゲームのご紹介です。
例えば質問者が「緑の野菜はなんでしょう」という質問をします。
解答者からのピーマン、キャベツ、キュウリといった答えと、質問者の解答が一致することを目指しましょう。
解答者の答えが当たっていたら、質問者の得点となり、不正解の場合は解答者の得点となる面白いルールです。
お題を聞いて、解答者の方は連想するものを、いろいろ頭に思い浮かべることでしょう。
チーム戦や団体戦にするときは、相手が答えイメージしやすいものや2択にすると答えが出やすくなり盛り上がりますよ。
避難訓練標語レク

防災意識を高めながら楽しく脳を動かす「避難訓練標語レク」のアイディアをご紹介いたします。
防災の基本「お……押さない」「か……駆けない」「し……しゃべらない」の意味をきちんと理解し。
繰り返し言葉にすることで、いざという時に正しく行動できるようになることを目的としています。
まずはこの「おかし」をホワイトボードに書いて正確な意味を確認しましょう。
書く、見る、話すことを通じて記憶に残りやすくなり、自然と体に染み付いていきます。
また「も……戻らない」を加えた「おかしも」といった拡張パターンも紹介しながら、学びを深めていくのも効果的です。
楽しみながら真剣に防災力を育てるレクリエーションです。
色ゲーム

ホワイトボードを使ったレクリエーションに、色ゲームはいかがでしょうか。
こちらのゲームでは色の書いた紙を用意します。
ただし、漢字と文字の色が異なるように作るのがポイント。
参加する高齢者の方にはホワイトボードに貼られた紙の文字を読むのではなく、文字の色を答えていただきましょう。
簡単に思えますが、意外とひっかかりやすく、爆笑を生むゲームですね。
目で見て頭で考えるため、反射神経や脳トレに効果的。
最初はゆっくりと考えながら回答していただき、少しずつペースをあげていきましょう。
連想ゲーム

ホワイトボードを使用して、連想ゲームをおこなっていきましょう。
複数人でおこなうレクリエーションのため、一緒にしているうちにコミュニケーションが生まれます。
そのため、自然に高齢者の方同士の仲が深まりますね。
さらにいろいろなものを連想することは、新たな発見にもつながるので、脳に良い刺激を与えてくれるでしょう。
発想力や想像力を鍛えられるのが魅力です。
連想ゲームにチャレンジして、脳を鍛えながら正解を導き出してください。
◯◯のつく◯◯は?

想像力を刺激して盛り上がれる「◯◯のつく◯◯は?」ゲーム。
ホワイトボードさえあれば、大人数でも取り組める脳トレ問題なので、利用者が多い高齢者施設でも取り入れやすいのではないでしょうか。
「い」のつく「食べ物」や「か」のつく「生きもの」など、最初の〇には50音の1音、後の〇にはジャンルが入ります。
マンネリやネタ切れしにくい問題のうえ、出題するほうもあまり何も考えなくていいのもメリットだと思います。
出題者も解答者も一緒になって楽しめるので、ぜひデイサービスで盛り上がっちゃいましょう!
おわりに
ホワイトボードを使ったレクリエーションは、特別な道具や準備がなくても手軽に始められ、高齢者の方々とっても親しみやすい活動です。
何気ない言葉や絵から会話が弾み、笑顔やつながりが自然と生まれるのが魅力です。
ぜひ、日々のレクリエーションに取り入れて、楽しい時間を共有してみてください。