【高齢者向け】ホワイトボードを使って楽しむ脳トレレクリエーション
デイサービスなどでは、脳トレを意識したレクリエーションを取り入れているということも多いでしょう。
どんな高齢者の方でも、ついつい夢中になってしまいますよね。
この記事では、そんな脳トレの中でもホワイトボードを使って楽しむレクリエーションをご紹介します。
ホワイトボードを使ったレクは、人数にかかわらず楽しめて、わかりやすいのが魅力的です。
とくに大人数だと盛り上がり、利用者さん同士の交流も深まるでしょう。
【高齢者向け】ホワイトボードを使って楽しむ脳トレレクリエーション(1〜10)
◯◯のつく◯◯は?

想像力を刺激して盛り上がれる「◯◯のつく◯◯は?」ゲーム。
ホワイトボードさえあれば、大人数でも取り組める脳トレ問題なので、利用者が多い高齢者施設でも取り入れやすいのではないでしょうか。
「い」のつく「食べ物」や「か」のつく「生きもの」など、最初の〇には50音の1音、後の〇にはジャンルが入ります。
マンネリやネタ切れしにくい問題のうえ、出題するほうもあまり何も考えなくていいのもメリットだと思います。
出題者も解答者も一緒になって楽しめるので、ぜひデイサービスで盛り上がっちゃいましょう!
進化系連想ゲーム

ホワイトボードを使うレクリエーションの中でも人気の高い、連想ゲームの進化型クイズです。
まず左側の列に「かわいい」「小さな」など形容詞を、右側の列に「乗り物」「野菜」など名詞を書いておきます。
それらをランダムに組み合わせて、思いつくものを挙げてもらいます。
例えば「小さな」「乗り物」といえば、といった問題になります。
なかなか思いつかないものを想像力をふくらませて考えるのがでいいですね。
また、「せーの」で一斉に言って、みんなでできるだけ答えを合わせるというルールでも盛り上がりそうですね!
謎解き脳トレ

こちらはユニークな謎解きクイズで、ホワイトボードだからこそ簡単にできて盛り上がりそうな脳トレです。
物を表す絵を、丸や四角など簡単な形で描き、それぞれの頭文字を書いておきます。
例えば、人の顔なら目を「め」、鼻を「は」など定位置に書き、それは何を表しているかを当てるゲームです。
カレーライスなら、大きな丸を書いて皿の「さ」、小さな丸にごはんの「ご」、カレーの「か」などを書いて当ててもらいましょう。
想像力も駆使して、楽しみながらできそうなレクリエーションですね。
漢字クイズ

高齢者の方も盛り上がる、漢字クイズです。
最初に、「山の下にある石とは=岩」など簡単な問題に答えてもらって、ルールを説明します。
次に「雨の日に田んぼに行くと危ないそうです。
何の文字でしょう=雷」など、だんだん、とんちが効いた難しい問題にしていきます。
問いかけや答えにもユーモアを加えて、わからなくても楽しいという雰囲気が出せたらいいですね!
答えを聞いて、「ああ、そうだな」と思うことも脳トレになるので、ぜひ取り入れてみてください。
ことわざ穴埋め

ことわざの一部を空欄にしてホワイトボードに書き、その言葉を当ててもらうクイズ形式のレクリエーションです。
たとえば「〇〇先に立たず」など、なじみのあることわざを使うことで参加しやすくなります。
難易度に応じてヒントを出したり、制限時間を設けることで緊張感やゲーム性も生まれ、自然に場が盛り上がるでしょう。
思い出しながら答えを考える過程が脳の活性化につながり、答え合わせのたびに「そうだった!」という発見の喜びも得られます。
昔から親しまれてきた言葉を通して懐かしさや共通の話題が生まれやすく、高齢者同士の会話も弾みます。
テンポよく進めることで集中力も維持できるアイデアです。
7月といえば

夏休み、花火大会、海の日から連想するといえば、7月でしょうか?
7月を連想するホワイトボードレクなら、高齢者の方に、季節を思い起こしていただけますよ。
家族と食べたスイカや、庭に咲いていたひまわりなど、暑さを感じながら過ごした夏の日。
ホワイトボードレクを通して高齢者の方も、7月の思い出を振り返るきっかけとなるかもしれません。
今までの7月に過ごしたエピソードのことを語りながら、周りの方と会話もはずみそうですね。
あるなしクイズ

「あるなしクイズ」は、共通のものが「ある」グループと「ない」グループに分けてホワイトボードに書き出し、「ある」に書かれたキーワードの共通点を見つけるクイズです。
クイズ番組でもおなじみのこのクイズですが、高齢者の脳を活性化するのにも効果的!
高齢者の方と一緒におこなう場合は、「○○にあって○○にはない」などと、キーワードを声に出しながら順番に書いていくと、分かりやすいのではないでしょうか。
また、なかなか答えが出づらい場合は、所々ヒントを出しながらおこなってもいいですね。