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【別れの名言】悲しい別れを前向きに変えられる偉人たちの名言集

大切な友達や学び舎と別れる卒業、大好きな恋人との別れ、お世話になった会社からの退職、親元からの巣立ちと、人生にはさまざまな別れがあります。

それはとても寂しく悲しいものではありますが、新しい出会いへの一歩でもあると、前向きに考える気持ちも大切です。

そこでこの記事では、さまざまな別れの場面にぴったりな名言を紹介します。

有名なミュージシャンや小説家、アーティストやクリエイターなど、世界に影響を与えてきた偉人たちからの前向きな言葉、厳しくも優しい言葉などを集めました。

あなたのシチュエーションに合った名言を探してみてくださいね。

【別れの名言】悲しい別れを前向きに変えられる偉人たちの名言集(31〜40)

恋は熱病のようなのもである。それは意思とは関係なく生まれ、そして滅びるスタンダール

フランスの小説家、スタンダールさんの名言の一つ。

恋愛や幸福、人生についての名言を数々残した彼。

この言葉の意味を考えると、共感できる方ってとても多いのではないでしょうか?

熱病、つまり一時的に流行する病のように、自分の意志に反して恋に落ちてしまうということ、あるのではないでしょうか?

さらにそれは別れも同じ。

気持ちが冷めてしまったり、失恋後に引きずっていた恋をいつの間にか乗り越えられていたり……。

恋愛とは熱病のように、自分の意志とは関係のないところで生まれ、そして消えるのかもしれません。

あなたを振ったその人は、運命の人に会う為の案内人。浜崎あゆみ

歌手の浜崎あゆみさん、数々のヒットソングをリリースし日本のポップス界を大いににぎわせた一人です。

そんな彼女の名言は楽曲の歌詞ではなく、彼女の放った言葉として有名なこちらです。

楽曲だけでなく、言葉にもパワーのある、たくさんの人たちを音楽で勇気付けた人だからこそ言葉に説得力がありますね。

この名言はぜひ失恋や恋愛について悩む方に届いてほしい言葉です。

わかりやすい例えで言われているので、親しみやすく、心に刻みやすのもいいところですね。

どんな悲しみに出会っても、それでも人生は生きるに値する村山由佳

村山由佳『てのひらの未来 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season:アナザーストーリー』(集英社文庫)PV
どんな悲しみに出会っても、それでも人生は生きるに値する村山由佳

『星々の舟』、『風よ あらしよ』などの代表作を持つ作家、村山由佳さんの名言です。

「どんな悲しみに出会っても、それでも人生は生きるに値する」。

悲しみが多いと生きる気力を失い、ついこの先の人生も同じようになるのでは……とマイナス思考に陥りがちですよね。

そんな時に胸に刺さる言葉です。

人生というのは悲しみの分だけ喜びもあるはず。

悲しいことがあった時こそ喜びや幸せを思い出し、自分の人生を諦めずに生きていきたいですね。

時は悲しみと口論の傷を癒す。人はみな変わる。過去の自分はもはや現在の自分ではない。悩む者も悩ます者も、時がたてば別人になるパスカル

1623年生まれのフランスの哲学者、パスカルさん。

『人間は考える葦である』という名言を一度は耳にしたこともあるかもしれません。

哲学だけでなく数学では「パスカルの定理」でも有名です。

そんな彼の名言集『パンセ』も名言の宝庫であり、数々の人が研究しました。

こちらの時間について述べられた名言も、さまざまな悩みや過去の問題をかかえ、現代に生きる私たちにとって方向を指し示してくれる言葉になるかもしれませんね。

これだけは覚えておきなさい。何もかも失ったと思える瞬間でさえ、あなたの未来は残っているということを。ボブ・ディラン

アメリカのミュージシャンボブ・ディランさん、フォークやロック界ではまさにレジェンドと言える偉大な音楽家です。

2016年にはミュージシャンでありながらノーベル文学賞を受賞したことで話題となりました。

音楽家の放つ名言ということでたくさんの議論と注目がなされましたが、彼の言葉はまさに名言。

たくさんの言葉をこの世の中に残し、それに救われた方もたくさんいることでしょう。

そんな彼の暖かい名言は、どん底に落ちたようにつらい日々を照らしてくれるのではないでしょうか。

間違った恋をしたけど、間違いではなかった宇多田ヒカル

1999年から活躍し続ける歌手の宇多田ヒカルさん。

歌の中でもいろいろな恋愛観を歌っている宇多田さんですが、こんな言葉を残しております。

恋だけではなく人生にまちがいだったことって言うのはいくらでもありますが、それを経験することはまちがいではないのです。

許すことは忘れることとはちがう。つらい記憶を水に流し、心の痛みを消すことなのです。メアリ・マクロード・ブスーン

教育者であり、政治活動家でもあるメアリ・マクロード・ブスーンさん。

彼女はアフリカ系アメリカ人の女子のための学校を設立したことや、その活動がフランクリン・ルーズベルト大統領に認められたことで知られています。

そんな彼女が残した名言がこちらです。

失恋や親しい人とのケンカなど、さまざまなトラブルに置き換えて聞けそうですね。

イヤな記憶に捕われ続けてはいけないと、教えてくれているのではないでしょうか。

当時の歴史的な背景や彼女の生い立ちを知れば、いっそう名言に深みを感じられると思います。

この世で経験することは、なに一つ空しいものはない、歓びも悲しみも、みんな我々によく生きることを教えてくれる。山本周五郎

歴史小説から童話まで幅広い作品を手掛けた小説家、山本周五郎さん。

彼の小説『花匂う』に登場するのが、こちらの名言です。

人生ではつらいことや悲しいこともありますが、それらすべてを肯定してくれているのがいいですね。

どんなできごともプラスにとらえようと伝えてくれています。

また、小説自体も人生をテーマにした味わい深い内容なので、この機会に手に取ってみてはいかがでしょうか?

通して読むと、より名言が胸にしみますよ。

別れる男に、花の名を一つは教えておきなさい。花は毎年必ず咲きます川端康成

川端康成さんの小説『掌の小説』に出てくる有名な言葉ですね。

別れる相手に花の名前を教えておけば、毎年その花を見るたびに自分のことを思い出してくれる、そんな意味が込められています。

まるで呪いのような、自分をふった相手への仕返しのような言葉ですが、それほど好きだったのだと感じます。

恋人との別れはつらいものですね。

しかし相手が自分のことを忘れないのだと思えばこれまでの時間は無駄じゃなかったと感じられ、少し前向きな気持ちになれるのではないでしょうか。

涙で目が洗えるほどたくさん泣いた女は、視野が広くなるの。ドロシー・ディックス

涙で目が洗えるほどたくさん泣いた女は・・・ドロシー・ディックスの名言
涙で目が洗えるほどたくさん泣いた女は、視野が広くなるの。ドロシー・ディックス

ジャーナリスト、新聞のコラムニストとして知られているドロシー・ディックスさん。

彼女は結婚に関する相談を多く受け、世の女性たちから絶大な支持を集めていました。

そんな彼女が残したのが、この名言です。

たくさんの経験をしたことを「涙で目が洗えるほどたくさん泣いた」と表現しているのが、しゃれていますよね。

また成長することを涙とかけて「視野が広くなる」としているのもすばらしいです。

つらい経験もプラスに思えてきますね。