まだ寒さが残る2月に、暖かな室内で折り紙を楽しんでみませんか?
折り紙をレクリエーションに取り入れている、高齢者向けの施設は多いですよね。
指先を使って山折りや谷折りなどを折っていく作業は、指先のトレーニングにつながります。
また、折り方や次の手順を考えて向きを変えるなど、考えることは脳を活性化し認知症予防に役立ちますよ。
できあがった作品は、施設や自分のお部屋に飾り、見て楽しめますね。
折り紙は完成することで、達成感を感じられる遊びです。
2月をテーマとした折り紙で、季節を感じながら、楽しい時間をお過ごしください。
【高齢者向け】楽しく脳トレ!2月にオススメの折り紙(1〜20)
折り紙の椿

高齢者の方々にとって折り紙は、指の運動になるだけでなく、心を豊かにする工作の一つです。
今月は冬に見ごろを迎える「椿」の作品づくりにチャレンジしてみましょう。
1枚の折り紙で、椿が作れますよ。
複雑な手順はありませんが、高齢者の方に合わせて一緒に制作するなどフォローしてくださいね。
グラデーションやサイズが違う折り紙を使って折ると、個性豊かな椿が出来上がりますよ。
ちなみにパステルカラーの黄色はあるそうですが「はっきりとした黄色の椿」は珍しいそうです。
こういった椿の雑学などをまじえながら、楽しんで作ってみてくださいね。
かわいいハートのリース

輪っかの内側にハートのもようがならんでいる、バレンタインデーもイメージさせるかわいらしいリースです。
裏と表で色が違う折り紙を2枚使用し、それぞれを4分割にカットした8枚の紙で作ったパーツを組み合わせてリースに仕上げていきます。
出したいハートの色を内側にするように半分に折り、さらにその半分を三角形に折り、それを順番に挿しこんでいって円形に整えます。
あとは輪っかの内側にある部分を開き、ハートの形を出せば完成です。
ハートがより目立つように色の違いをしっかりと出すのがオススメですよ。
ひいらぎイワシ

折り紙で「ひいらぎイワシ」を作るのはいかがでしょうか。
鋭い葉を表現する折り方は、指先を使うので脳を刺激し活性化につながります。
次の工程を考えながら折ると、より効果的ですね。
魚の頭の形作りも、指先を柔らかく使えます。
完成品をお部屋に飾ると、達成感や季節を感じられますよ。
ほかの方とおしゃべりしながら折るのも楽しいですね。
一緒に作品を作ることで、新しい思い出も生まれます。
ぜひ、高齢者の方と楽しい時間を過ごしてくださいね。
ネコの折り紙

2月22日は「ネコの日」だそうです。
2月にふさわしい「ネコ」の折り紙で作る楽しさを通じて、高齢者の方々に指先の運動にも励んでいただきましょう。
指先を動かすことで脳を刺激し、認知症予防にも期待が持てますよ。
折り紙は座ってもでき、高齢者の方も幼い頃に遊んだことがある方が多いと思います。
高齢者の方になじみのある遊びですし、今回の「ネコ」の折り紙は、手順も複雑ではないので無理なく取り組めますよ。
完成した自分の作品を施設の壁に飾ったり自分の部屋に飾るなど、心がなごむ作品です。
ほかの作品と組み合わせるなどの工夫で、かわいらしい仕上がりにもなりますね。
ハートの小物入れ

折り紙の魅力は創造力をかき立てるだけでなく、指先の器用さを鍛えながら、脳の活性化にもつながるところですよね。
バレンタインの雰囲気を感じられる、折り紙で作るハートがかわいい箱をご紹介します。
ハートの小物入れは、お好きな色の折り紙を組み合わせ、それぞれのパーツを丁寧に折り上げることですてきに仕上がりますよ。
少し折る工程が細かな部分もありますが、折り紙がお好きな高齢者の方なら作りがいを感じていただけるのではないでしょうか?
もちろん、職員の方がサポートして一緒に制作しても楽しめます。
かわいらしいハート形の箱は、テーブルの上に置いておいてもいいですし、実用的なのでちょっとした物を入れておいてもいいですね。