【高齢者向け】座ってできる指先訓練!集中力を高める細かい作業レクゲーム
デイサービスや介護施設で座ってできるレクリエーションをお探しではありませんか?
今回は指先の訓練にもなる、楽しい手遊びやゲームをご紹介します。
どの遊びも、道具は身近なもので簡単に用意でき、気軽に始められますよ。
みんなで一緒に指や手を動かすことで、コミュニケーションも自然と生まれます。
脳トレ効果も期待できる細かい作業は、高齢者の方の生活機能の維持・向上にもつながりますので、ぜひ取り入れてみてくださいね。
指先訓練・細かい作業ゲーム
指先と協調性訓練グッズ

お箸を正確に細かく動かすことは日常生活でも重要な動作ではないでしょうか。
そんなお箸の動きをとおして、指先の細かい動きを鍛えていくリハビリグッズです。
まずは木製の板を用意、板の外周から内側の1センチに枠を作るように印を付け、取っ手がついたピンをさしていきます。
合計16個のピンを挿したら準備は完了で、そのピンに割りばしで輪ゴムをひっかけていきます。
カラフルな輪ゴムをピンに対して自由にひっかけていき、さまざまなデザインを作ってみましょう。
見本を参考にして、どのようにひっかければ再現できるかを考える内容でもおもしろそうですね。
洗濯バサミでバランスゲーム

「洗濯バサミでバランスゲーム」は、ペットボトルが倒れないようにバランスをとりながら、洗濯バサミをいくつもつなげていくゲームです。
空のペットボトルの飲み口に洗濯バサミをつけたら、次はその洗濯バサミに新しい洗濯バサミをつけていきましょう。
長くなればなるほど難しくなるので、頭の体操にもオススメ!
簡単指体操

体の前に出した手の指を使って数字をカウント、その動かし方に考える要素を増やしていく脳トレ体操です。
目の前の手に集中してしまうとつい楽な姿勢を取ってしまうかと思うので、しっかりと背筋を伸ばして座る意識も大切ですね。
両方の手で同じ形を作るところからはじめて、慣れてきたら違う形を作る動作へと展開、入れ替え方を徐々に複雑にしきます。
手の形だけでなく腕の前後や左右の動きも加えれば、より脳トレの効果が高まるとともに、腕の筋肉にも意識を向けられますね。
認知症リハビリにペットボトルビンゴ

ペットボトルのキャップを専用の台にさし込んでいき、同じ色で列を作ることを目指してもらうゲームです。
専用の台は板に棒が取り付けられたもので、ここに差し込めるようにキャップには穴をあけておきます。
2色のキャップを交互にさしていくルールで、自分の列へ意識を向けつつ相手の列がそろわないようにする、立体的な五目並べのようなイメージです。
相手との駆け引きで思考力や判断力を鍛えていく内容ではありますが、キャップの穴なども工夫して棒にキャップをとおす指先の力も同時に鍛えていきましょう。
グーパー体操

グーパー体操は座ったまま楽しめる簡単なレクリエーションです。
指を使って行う軽快な動作で、手首や指の柔軟性を向上させる効果がありますよ。
車いすの方も含め、誰もが参加できるのが魅力的ですね。
繰り返し行うことで手の動きがスムーズになり、日常生活における手の器用さを保つことができます。
リズミカルで楽しい動きなので、参加者同士のコミュニケーションも深まりますよ。
脳と手の協調性を高める効果もあるので、心身の健康をサポートする素晴らしいレクリエーションといえるでしょう。