フラメンコの名曲。おすすめの人気曲
フラメンコの名曲を一挙紹介!
昔ながらのフラメンコはもちろんのこと、「ヌエボフラメンコ」という新しいフラメンコのジャンルの楽曲も紹介しています。
ラテン音楽が大好きな方は必見です!
世界中で愛されているフラメンコ。
古典音楽という歴史を持ちながら、今なお進化をくりかえしている、崇高な音楽ジャンルです。
今回はフラメンコとヌエボフラメンコの2種類の名曲をさまざまな世代からピックアップしました!
スペイン発症の偉大な音楽をぜひ聴いてみてください!
フラメンコの名曲。おすすめの人気曲(1〜10)
La vida saleJose Merce

ルンバ・フラメンコが好きな方は、こちらの『La vida sale』がオススメです。
この曲はとにかくノリがいい!
ノリがいいだけでなく、カンテの技術がめちゃくちゃ集約されているんですよね。
エレクトロなサウンドはほとんど入ってないんですが、どこかハウスミュージックのようなスムーズさがあります。
ホセ・メルセの歌唱力はカンタオールとしても活躍しているだけあって、非常にハイレベルですね。
ゴージャスでノリがいいフラメンコを探してる方は要チェックです!
No Habrá Nadie En El MundoBuika

ヌエボフラメンコの女王といっても過言ではない、ブイカ。
こちらの『No Habrá Nadie En El Mundo』は彼女の代表曲です。
リズムの良いフラメンコ色の強い楽曲なので、一見簡単に歌えそうに思えますよね。
ところがどっこい、実際に歌ってみると、この曲めちゃくちゃ難しんです。
いかにブイカの歌唱力が高いか実感できます。
作曲に関しては、もう言うことなしです。
楽譜に起こしてみると分かるんですが、この曲めちゃくちゃ複雑なんですよね。
スペインの音楽シーンのレベルの高さがうかがえる1曲です。
Tu BocaRosario

悲しさを表現することがフラメンコの見どころとされています。
ですが、こちらのロザリオは少し違ったタイプのカンタオーラなんです。
彼女が最も得意とするのは、明るく軽快なフラメンコ。
歌声から彼女の明るく前向きな性格が感じられます。
こちらの『Tu Boca』は彼女の代表曲の一つで、底抜けに明るいメロディと、確かなカンテの技術が魅力的な作品です。
明るいフラメンコにおいて、彼女の右に出るものはいないといっても過言ではないでしょう。
フラメンコの名曲。おすすめの人気曲(11〜20)
Juro QueROSALÍA

ヌエボフラメンコの最先端にいるアーティストといえば、こちらのロザリオを思い浮かべる方は多いと思います。
彼女はフラメンコとエレクトロポップをミックスさせたヌエボフラメンコのアーティストとして知られています。
非常に有名なアーティストですが、コマーシャルシンガーらしさはなく、むしろ彼女からはフラメンコに対するリスペクトが感じられます。
『Juro Que』はそんな彼女のフラメンコをもっと世界に伝えたいという思いが伝わる作品です。
Respeto y orgullo沖仁
日本の宝、ジン・オキ!
フラメンコには3大コンクールがあり、その中の一つであるムルシア“ニーニョ・リカルド”フラメンコギター国際コンクールという大会で沖仁は優勝しています。
日本人初の快挙だったので、当時はメディアでも取り上げられていましたね。
世界大会で優勝するだけあって、その実力は相当。
現在のギタリスタのなかでも、確実にトップクラスの実力をほこります。
こちらの『Respeto y orgullo』は沖仁のテクニックを味わえる1曲です。
Soy GitanoCamaron de la Isla

伝説のカンタオール、カマロン・デ・ラ・イスラ。
彼はディエゴ・エル・シガーラと同様に、フラメンコをけん引してきた伝説のカンタオールです。
その実力は単純な歌唱力だけでいえば、ディエゴ・エル・シガーラをしのぎます。
迫力という点においては、あのアントニオ・チャコンよりもハイレベルでしょう。
ガスガスに枯れた声からかなでるダイナミックなカンテは聴くものに衝撃を与えます。
『Soy Gitano』はそんな彼の迫力を感じられる1曲です。
Para Que Tu No LloresAntonio Carmona

ケタマのボーカル、アントニオ・カルモーナ。
ヌエボフラメンコがスペイン全土で支持されるキッカケを作った立役者です。
彼の魅力はなんといっても、高い作曲能力。
彼がいなければ、ケタマの人気はここまで高くなかったでしょう。
それほど、素晴らしい作曲ができるアーティストです。
こちらの『Para Que Tu No Llores』は彼のヒットソングです。
非常にハイセンスなメロディなので、ぜひ聴いてみてくださいね!