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フルートの名曲。フルートが活躍するおすすめの曲

クラシック音楽や吹奏楽には欠かせない楽器となった木管楽器のフルート。

この楽器の歴史は古く、古代から存在していたようです。

現在のフルートの形になったのは18世紀半ばのドイツだそうです。

今回は高音域からこんな低い音まで出せるの?

という音域の広さにびっくりするような曲や、連符や早いパッセージがある技巧的な曲までクラシック音楽の名曲、吹奏楽、ゲーム音楽までフルートが大活躍する名曲をピックアップしました。

優しくて美しい音色がするフルートの魅力を発見していきませんか?

もくじ

フルートの名曲。フルートが活躍するおすすめの曲(21〜40)

4本のフルートのための「夏山の一日」Eugène Joseph Bozza

ボザ作曲:フルート四重奏曲「夏山の一日」全楽章
4本のフルートのための「夏山の一日」Eugène Joseph Bozza

ウジェーヌ・ジョゼフ・ボザ作曲の「4本のフルートのための夏山の一日」です。

ボザはフランスの作曲家で、少人数編成の重奏を中心とした室内楽の作品を多く作曲しています。

この曲はその一つで、組曲になっており、『第1楽章:牧歌』、『第2楽章:急流のほとりにて』、『第3楽章:森の歌』、『第4楽章:ロンド』で構成されています。

フルートの音色を聞くと夏山そのものというよりかは、夏山に住む小鳥から見た視点の風景がイメージされますね。

本当に夏の山を散策しているような、そんな気分にさせてくれる気持ちのよい作品です。

無伴奏フルートのための12の幻想曲 第10番 嬰へ短調Georg Philipp Telemann

テレマン|《無伴奏フルートのための12の幻想曲》から 第10番 嬰ヘ短調 TWV 40-11
無伴奏フルートのための12の幻想曲 第10番 嬰へ短調Georg Philipp Telemann

ゲオルク・フィリップ・テレマン作曲の「無伴奏フルートのための12の幻想曲 第10番 嬰へ短調」です。

後期バロック音楽を代表するドイツの作曲家ゲオルク・フィリップ・テレマン氏によって作られた、この時代には珍しい通奏低音のない作品です。

4本のフルートと通奏低音の為のソナタ ロ短調Jacques Lœillet

ルイエ 4本のフルートと通奏低音の為のソナタ ロ短調
4本のフルートと通奏低音の為のソナタ ロ短調Jacques Lœillet

ジャック・ルイエ作曲の「4本のフルートと通奏低音の為のソナタ ロ短調」です。

スペイン領ネーデルラント(現在のベルギー)出身、バロック音楽の作曲家、オーボエ奏者のジャック・ルイエ氏によって作られたソナタです。

フルート4本で厚みのあるハーモニーが楽しめます。

フルート、チェロ、ピアノのためのトリオ 第1番 Op.83Lowell Liebermann

Music | “Trio for Flute, Cello, and Piano, op.23, No.1” (1990) | 2015 National YoungArts Week
フルート、チェロ、ピアノのためのトリオ 第1番 Op.83Lowell Liebermann

ローウェル・リーバーマン作曲の「フルート、チェロ、ピアノのためのトリオ 第1番 Op.83」です。

リーバーマンはアメリカ・ニューヨーク出身の作曲家、ピアニスト、指揮者で、自ら作曲した「ピアノ・ソナタ p.1」を16歳の時にニューヨークにあるカーネギーホールで演奏しています。

この曲は第1楽章:アレグロ、第2楽章:モデラート、第3楽章:ラルゴ、第4楽章:プレストの4つの楽章で構成されていて、全体的にゆったり流れていくのですが、最終楽章のプレストの勢いは圧巻です。

フルートとピアノのためのソナチネHenri Dutilleux

デュティユー FlとPのためのソナチネ パユ(Fl)ル・サージュ(P)
フルートとピアノのためのソナチネHenri Dutilleux

1916年にフランスで生まれた作曲家アンリ・デュティユーによる「フルートとピアノのためのソナチネ」です。

この曲はデュティユーが作曲活動を始めた頃の作品ですが、フルート奏者に愛される重要なレパートリーの1つとなりました。

『第1楽章:アレグロ』、『第2楽章:アンダンテ』、『第3楽章:アニメ』の3つの楽章で構成されていて、全体は無調を基調としています。

全体的におどろしい雰囲気を持ちつつも絵画を見てて美術館で流れてるような曲で、どこか溶け込む感じの雰囲気が醸し出されるのがフランス作曲家の作品の良いところでしょう。

おわりに

いかがだったでしょうか。

楽器の特徴を生かしたクラシック音楽から日本人作曲家によるゲーム音楽、吹奏楽の曲までピックアップしました。

オーケストラのみならず吹奏楽でも多く活躍する本楽器は身近な楽器で、名曲が多くあります。

美しく優しい音色がするフルートは、フルートが演奏する旋律が優しいだけではなく、伴奏やハーモニーまで雰囲気も心が穏やかになれるような曲ばかりな気がします。

高音域もうっとりするのですが、低く深くて温かい音色も魅力的です。

これからもぜひフルートの魅力にぜひハマってください。