【フルート】フルートの名曲。フルートが活躍するおすすめの曲
クラシック音楽や吹奏楽には欠かせない楽器となった木管楽器のフルート。
この楽器の歴史は古く、古代から存在していたようです。
現在のフルートの形になったのは18世紀半ばのドイツだそうです。
今回は高音域からこんな低い音まで出せるの?
という音域の広さにびっくりするような曲や、連符や早いパッセージがある技巧的な曲までクラシック音楽の名曲、吹奏楽、ゲーム音楽までフルートが大活躍する名曲をピックアップしました。
優しくて美しい音色がするフルートの魅力を発見していきませんか?
【フルート】フルートの名曲。フルートが活躍するおすすめの曲(1〜10)
アレグロとメヌエット 1楽章.アレグロ・コン・ブリオLudwig van Beethoven

2本のフルートだけで完結する珍しい編成の室内楽として愛されている、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの二重奏曲の第1楽章。
フルートという楽器が持つ軽さと機敏さを活かしながら、短い動機を受け渡して前へ進む勢いを感じさせる名曲です。
本作は、ベートーヴェンがボンからウィーンへ移る直前の1792年8月に作曲されました。
生前には出版されず、友人への献辞がある自筆譜が残されたことで後世に伝わったというエピソードが残されています。
華麗な超絶技巧よりも、2人の奏者の息の合った対話や清潔な音色美が重視されており、古典派の端正なアンサンブルをじっくりと味わいたい方にピッタリです。
ボレロMaurice Ravel

フランスの作曲家であるモーリス・ラヴェルさんの代表的な管弦楽作品です。
本作はイダ・ルビンシュタインさんの依頼により、1928年11月当時にパリのオペラ座で初演されたバレエ音楽として知られています。
スネアドラムが刻み続ける一定のリズムの上で、ふたつの旋律素材がほとんど姿を変えずに繰り返される構成が独特ですね。
冒頭ではフルートが静かに主旋律を提示しており、奏者の絶妙なコントロールが求められます。
同じ旋律が次々と別の楽器へ渡り、最終的に巨大な響きへと拡張されていく過程を楽しめるので、管弦楽の色彩変化をじっくりと味わいたい方にオススメです。
シランクスClaude Debussy

型破りな和声や自由な形式で現代音楽に多大な影響をもたらしたフランスの作曲家、クロード・ドビュッシーさん。
彼が手がけたフルートのための無伴奏独奏曲として、多くの奏者に愛されているのが本作です。
1913年12月に初演された付随音楽に由来しており、ギリシャ神話のパンとシランクスの物語が題材となっています。
たった数分の短い曲ですが、伴奏のない空間に漂うような神秘的で美しい旋律で、ドビュッシーさんならではの世界観を味わえる名曲といえるでしょう。
演奏者の解釈や息遣いがダイレクトに伝わるため、楽器の魅力を存分に楽しみたい方にオススメの作品です。
【フルート】フルートの名曲。フルートが活躍するおすすめの曲(11〜20)
フルート協奏曲 第3楽章尾高尚忠

日本のクラシック音楽界をけん引した尾高尚忠さんが手がけた『フルート協奏曲』の第3楽章。
1951年3月に初演された遺作でもあり、現在でも邦人作品の代表格としてたびたび演奏されています。
無窮動風の主題から始まり、変拍子を交えながら一気に駆け抜ける展開は圧巻。
終盤で第1楽章の旋律が戻ってくる構成美も見事です。
指の動きだけでなく、繊細な息づかいや音色のコントロールが求められるので、演奏者の腕の見せ所がたくさんありますよ。
日本的な情緒と西洋の構築感が融合した名曲です。
おおぞらをとぶすぎやまこういち

フルートの特徴を生かした曲として知られる本作は、すぎやまこういちさんが作曲し、1988年に『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』のサウンドトラックの一部としてリリースされました。
ゲーム内で空を飛ぶシーンで使用され、まるで大空を自由に飛び回るような壮大さと冒険への憧れを感じさせる曲調が魅力です。
オーケストラ・ヴァージョンもあり、NHK交響楽団によって演奏されています。
すぎやまさんの「聴き飽きない音楽」を目指す姿勢が表れた一曲で、多くの人の心に響いています。
フルートの優しく美しい音色を堪能したい方や、壮大な冒険を音楽で体験したい方におすすめですよ。
バレエ音楽「くるみ割り人形」より「葦笛の踊り」Peter Ilyich Tchaikovsky

フルートの魅力が存分に発揮される名曲です。
軽やかで優雅な旋律が特徴的で、まるで葦笛が風に揺れるような美しさがあります。
バレエ『くるみ割り人形』の中でも人気の高い一曲で、「お菓子の国」の場面で演奏されます。
ピョートル・チャイコフスキーが1892年に作曲し、同年3月に組曲版が初演されて好評を博しました。
クリスマスシーズンには定番の演目として親しまれ、映画やテレビCMでも頻繁に使用されています。
リラックスしたい時や穏やかな時間を過ごしたい方におすすめの曲です。
フルートの音色に癒されたい人にぴったりですよ。
フルートソナタFrancis Poulenc

フランス音楽界の巨匠プーランクが手掛けた傑作です。
優雅でメランコリックな第1楽章、哀愁が漂う第2楽章、陽気な第3楽章と、まるで人生の喜怒哀楽を描くかのような構成が魅力的。
1957年6月、ストラスブール音楽祭で初演された本作は、フルート奏者ランパルさんとプーランク本人によるピアノで演奏され、大成功を収めました。
フルートの美しい音色と技巧的な演奏、そしてピアノとの絶妙なハーモニーが織りなす世界観は、クラシック音楽ファンはもちろん、フルートの魅力を知りたい方にもおすすめです。

