【フルート】フルートの名曲。フルートが活躍するおすすめの曲
クラシック音楽や吹奏楽には欠かせない楽器となった木管楽器のフルート。
この楽器の歴史は古く、古代から存在していたようです。
現在のフルートの形になったのは18世紀半ばのドイツだそうです。
今回は高音域からこんな低い音まで出せるの?
という音域の広さにびっくりするような曲や、連符や早いパッセージがある技巧的な曲までクラシック音楽の名曲、吹奏楽、ゲーム音楽までフルートが大活躍する名曲をピックアップしました。
優しくて美しい音色がするフルートの魅力を発見していきませんか?
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【フルート】フルートの名曲。フルートが活躍するおすすめの曲(1〜10)
シランクスNEW!Claude Debussy

型破りな和声や自由な形式で現代音楽に多大な影響をもたらしたフランスの作曲家、クロード・ドビュッシーさん。
彼が手がけたフルートのための無伴奏独奏曲として、多くの奏者に愛されているのが本作です。
1913年12月に初演された付随音楽に由来しており、ギリシャ神話のパンとシランクスの物語が題材となっています。
たった数分の短い曲ですが、伴奏のない空間に漂うような神秘的で美しい旋律で、ドビュッシーさんならではの世界観を味わえる名曲といえるでしょう。
演奏者の解釈や息遣いがダイレクトに伝わるため、楽器の魅力を存分に楽しみたい方にオススメの作品です。
『ペール・ギュント』組曲より「朝」NEW!Edvard Grieg

エドヴァルド・グリーグさんが1876年に発表した劇音楽のなかでも、特に知名度が高い楽曲です。
もとは戯曲のために作られたもので、のちに組曲としてまとめられました。
冒頭のフルートが奏でる透明感のある旋律は、静けさのなかから光が差し込む様子を見事に表現しています。
フルートとオーボエの掛け合いが美しく、空の色が変わっていくような情景が目に浮かびますね。
テレビ番組のBGMなどでもよく耳にするため、多くの方が爽やかな朝をイメージするはずです。
しかし実際の劇中では、北アフリカの砂漠での夜明けを描いた音楽なのです。
休日のゆったりとした朝はもちろん、フルートの繊細な音色や表現力を存分に味わいたい方にもオススメの作品です。
幻想曲 Op.79NEW!Gabriel Urbain Fauré

フランス近代音楽の扉を開いたガブリエル・フォーレさん。
彼がパリ音楽院の試験課題として作曲したこちらのフルートとピアノのための作品は、前半の夢見るような旋律と、後半の華やかな技巧が共存する名曲として広く愛されています。
フルートが言葉を持たない歌手のように歌い上げる美しさは、聴く人を魅了します。
この楽曲は1898年7月にコンクールで公開され、第1位を獲得した学生の演奏によって世に広まりました。
本作のメロディは劇付随音楽『ペレアスとメリザンド』の一部にも転用されており、舞台作品との関わりが深いことでも知られています。
フルートの多彩な表現力や上品な響きを存分に味わいたいときに、ぜひ耳を傾けてみてください。
【フルート】フルートの名曲。フルートが活躍するおすすめの曲(11〜20)
ボレロNEW!Maurice Ravel

フランスの作曲家であるモーリス・ラヴェルさんの代表的な管弦楽作品です。
本作はイダ・ルビンシュタインさんの依頼により、1928年11月当時にパリのオペラ座で初演されたバレエ音楽として知られています。
スネアドラムが刻み続ける一定のリズムの上で、ふたつの旋律素材がほとんど姿を変えずに繰り返される構成が独特ですね。
冒頭ではフルートが静かに主旋律を提示しており、奏者の絶妙なコントロールが求められます。
同じ旋律が次々と別の楽器へ渡り、最終的に巨大な響きへと拡張されていく過程を楽しめるので、管弦楽の色彩変化をじっくりと味わいたい方にオススメです。
交響組曲「ドラゴンクエスト Ⅳ ~ 導かれし者たち」より「のどかな熱気球の旅」NEW!すぎやまこういち

クラシックの語法でゲーム世界を描き出した、すぎやまこういちさんによる名曲です。
1990年3月にアルバム『交響組曲「ドラゴンクエストIV」導かれし者たち』に収録された形で世に出ました。
天空シリーズ第1作となる本作において、地上とは違う解放感や未知の土地を見下ろす高揚感を見事に音楽化しています。
フルートが単独で突出するのではなく、アンサンブルのなかで空気の流れを作り、風に乗ってのんびり旅する心象を引き出しているのが魅力的ですね。
ただ明るいだけでなく、穏やかな旋律に不思議さが忍び込む奥深さも味わえますよ。
フルート協奏曲 第2楽章NEW!尾高尚忠

日本のクラシック音楽が大きく発展するなかで生み出された木管楽器のための協奏曲。
尾高尚忠さんが作曲した本作の第2楽章は、東洋的な静けさと西洋の構築的な美しさが見事に融合しています。
フルートの深く暗い低音から明るい中高音域へと移り変わる音色のグラデーションが、聴く人の心へ静かに染みわたります。
1947年9月に日本交響楽団の放送で初披露されたのち、現在も邦人作品の代表的なレパートリーとして親しまれています。
名手であるフルート奏者の森正さんからの依頼によって書かれたという背景も、興味深いですね。
無伴奏フルートのためのパルティータ イ短調 BWV1013NEW!J.S.Bach

音楽の父として知られる偉大な作曲家、ヨハン・ゼバスティアン・バッハによる、フルートの魅力が存分に味わえる楽曲です。
1720年代前半ごろに作曲されたと推測される本作は、伴奏が一切なくフルート1本で奏でられるにもかかわらず、まるで複数の音が重なっているかのような錯覚に陥る不思議な響きを持っています。
20世紀になってから再発見され、1917年に初めて出版されたというドラマティックな背景も興味深いですよね。
高度な技巧や表現力が求められるため、プロの演奏家の実力を堪能したいときや、静かな空間で一人じっくりと音楽の深えんに浸りたいときにピッタリの傑作です。

