【フルート】フルートの名曲。フルートが活躍するおすすめの曲
クラシック音楽や吹奏楽には欠かせない楽器となった木管楽器のフルート。
この楽器の歴史は古く、古代から存在していたようです。
現在のフルートの形になったのは18世紀半ばのドイツだそうです。
今回は高音域からこんな低い音まで出せるの?
という音域の広さにびっくりするような曲や、連符や早いパッセージがある技巧的な曲までクラシック音楽の名曲、吹奏楽、ゲーム音楽までフルートが大活躍する名曲をピックアップしました。
優しくて美しい音色がするフルートの魅力を発見していきませんか?
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【フルート】フルートの名曲。フルートが活躍するおすすめの曲(1〜10)
フルート協奏曲 第3楽章尾高尚忠

日本のクラシック音楽界をけん引した尾高尚忠さんが手がけた『フルート協奏曲』の第3楽章。
1951年3月に初演された遺作でもあり、現在でも邦人作品の代表格としてたびたび演奏されています。
無窮動風の主題から始まり、変拍子を交えながら一気に駆け抜ける展開は圧巻。
終盤で第1楽章の旋律が戻ってくる構成美も見事です。
指の動きだけでなく、繊細な息づかいや音色のコントロールが求められるので、演奏者の腕の見せ所がたくさんありますよ。
日本的な情緒と西洋の構築感が融合した名曲です。
アレグロとメヌエット 2楽章.メヌエット・アッサイ・アレグレットLudwig van Beethoven

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンさんが1792年8月に作曲したとされる二重奏曲の第2楽章『アレグロとメヌエット ト長調 WoO 26』。
2本のフルートのために書かれた本作は、若き日の作曲家が親しい友人に贈ったとされる温かみのある作品です。
軽やかで優美な三拍子の舞曲のなかで、2本のフルートが寄り添うように旋律を受け渡す様子がとても魅力的ですね。
華やかな超絶技巧ではなく、息の合った純度の高いハーモニーが求められるため、アンサンブルの美しさを存分に味わうことができます。
フルート特有の透明感のある明朗な音色に癒やされたい方に、ぜひ聴いていただきたい一曲です。
シランクスClaude Debussy

型破りな和声や自由な形式で現代音楽に多大な影響をもたらしたフランスの作曲家、クロード・ドビュッシーさん。
彼が手がけたフルートのための無伴奏独奏曲として、多くの奏者に愛されているのが本作です。
1913年12月に初演された付随音楽に由来しており、ギリシャ神話のパンとシランクスの物語が題材となっています。
たった数分の短い曲ですが、伴奏のない空間に漂うような神秘的で美しい旋律で、ドビュッシーさんならではの世界観を味わえる名曲といえるでしょう。
演奏者の解釈や息遣いがダイレクトに伝わるため、楽器の魅力を存分に楽しみたい方にオススメの作品です。
【フルート】フルートの名曲。フルートが活躍するおすすめの曲(11〜20)
戯曲「アルルの女」より第2組曲 第3曲「メヌエット」Georges Bizet

ジョルジュ・ビゼー作曲の戯曲「アルルの女」より第2組曲 第3曲【メヌエット】です。
「カルメン」や「真珠採り」と並ぶ、19世紀フランスの作曲家ビゼー氏の代表作です。
フルートが美しいメロディーを奏でるこの曲は、「アルルの女= 第3曲メヌエット」と連想されるほど有名で、今や本曲単体で演奏されるほど人気かつ、フルートを代表とするレパートリーの一つです。
難易度もちょうどよい曲で、フルートを始めたての方にもよい練習曲になっています。
無伴奏フルートのためのパルティータ イ短調 BWV1013J.S.Bach

音楽の父として知られる偉大な作曲家、ヨハン・ゼバスティアン・バッハによる、フルートの魅力が存分に味わえる楽曲です。
1720年代前半ごろに作曲されたと推測される本作は、伴奏が一切なくフルート1本で奏でられるにもかかわらず、まるで複数の音が重なっているかのような錯覚に陥る不思議な響きを持っています。
20世紀になってから再発見され、1917年に初めて出版されたというドラマティックな背景も興味深いですよね。
高度な技巧や表現力が求められるため、プロの演奏家の実力を堪能したいときや、静かな空間で一人じっくりと音楽の深えんに浸りたいときにピッタリの傑作です。
『ペール・ギュント』組曲より「朝」Edvard Grieg

エドヴァルド・グリーグさんが1876年に発表した劇音楽のなかでも、特に知名度が高い楽曲です。
もとは戯曲のために作られたもので、のちに組曲としてまとめられました。
冒頭のフルートが奏でる透明感のある旋律は、静けさのなかから光が差し込む様子を見事に表現しています。
フルートとオーボエの掛け合いが美しく、空の色が変わっていくような情景が目に浮かびますね。
テレビ番組のBGMなどでもよく耳にするため、多くの方が爽やかな朝をイメージするはずです。
しかし実際の劇中では、北アフリカの砂漠での夜明けを描いた音楽なのです。
休日のゆったりとした朝はもちろん、フルートの繊細な音色や表現力を存分に味わいたい方にもオススメの作品です。
フルート協奏曲 第2楽章尾高尚忠

日本のクラシック音楽が大きく発展するなかで生み出された木管楽器のための協奏曲。
尾高尚忠さんが作曲した本作の第2楽章は、東洋的な静けさと西洋の構築的な美しさが見事に融合しています。
フルートの深く暗い低音から明るい中高音域へと移り変わる音色のグラデーションが、聴く人の心へ静かに染みわたります。
1947年9月に日本交響楽団の放送で初披露されたのち、現在も邦人作品の代表的なレパートリーとして親しまれています。
名手であるフルート奏者の森正さんからの依頼によって書かれたという背景も、興味深いですね。

