フルートの名曲。フルートが活躍するおすすめの曲
クラシック音楽や吹奏楽には欠かせない楽器となった木管楽器のフルート。
この楽器の歴史は古く、古代から存在していたようです。
現在のフルートの形になったのは18世紀半ばのドイツだそうです。
今回は高音域からこんな低い音まで出せるの?
という音域の広さにびっくりするような曲や、連符や早いパッセージがある技巧的な曲までクラシック音楽の名曲、吹奏楽、ゲーム音楽までフルートが大活躍する名曲をピックアップしました。
優しくて美しい音色がするフルートの魅力を発見していきませんか?
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フルートの名曲。フルートが活躍するおすすめの曲(11〜20)
歌劇「オルフェオとエウリディーチェ」より精霊の踊りChristoph Willibald Gluck

クリストフ・ヴィリバルト・グルック作曲の歌劇「オルフェオとエウリディーチェ」より【精霊の踊り】です。
グルックはドイツに生まれ、現在のオーストリアとフランスで活躍したオペラの作曲家で、本曲も「オルフェオとエウリディーチェ」は3幕から成るオペラ作品によるグルック氏の最も有名な作品となっています。
【精霊の踊り】は、このオペラの第2幕第2場で演奏される曲で、天国の野原で精霊たちが踊る場面を表しています。
本曲ではフルートソロによる演奏で構成されているため、旋律はオペラから独立して演奏されることも多く、フルートの名曲となっています。
牧神の午後への前奏曲Claude Debussy

クロード・ドビュッシー作曲の「牧神の午後への前奏曲」です。
フランスの作曲家ドビュッシー氏によって1892年から1894年にかけて作られました。
ドビュッシー氏が敬意していた詩人ステファヌ・マラルメの「牧神の午後」に感銘を受け、牧神の象徴「パンの笛(木管楽器の一種)」をイメージする楽器、フルートを重要楽器として作曲されています。
牧神を示す主題はフルートの音域では楽器の構造上出しにくい音域から始まるのですが、ドビュッシーは逆手に取りぼんやりとした独特な曲想を作り出すことに成功していて、さずが印象主義音楽派の創始者ともいわれる天才さがわかる曲にもなっています。
シシリエンヌ Op.78Gabriel Urbain Fauré

ガブリエル・フォーレ作曲の「シシリエンヌ Op.78」です。
1893年に作曲されたフォーレの代表曲のひとつで、もともとはヴァイオリンの曲として作曲されたものですが、のちにチェロとピアノ、フルートとピアノのための編曲も行われてフルートでも多く演奏されるレパートリーのひとつになりました。
シチリアーノという舞曲は、イタリアのシチリア地方を起源とし3拍子のリズムに乗って踊られるもので、わかりやすい旋律とときおり見せる不安定なハーモニーの使い方が幻想的な雰囲気を醸し出しています。
フルート協奏曲 イ短調Michel Blavet

バロック時代を代表するフランスの作曲家ミシェル・ブラヴェによる名曲です。
フルートの魅力を存分に引き出した3楽章構成の本作は、1745年に作曲され、1954年に再発見されました。
繊細で表現豊かな旋律が特徴で、バロック音楽ならではの装飾的な技巧が随所に見られます。
特に中間部に配置された魅力的な一対のガヴォットは、フランスの舞曲の伝統を反映した洗練されたスタイルで、ブラヴェの音楽的センスとフルートへの深い理解を示しています。
フルート音楽のレパートリーとして重要な位置を占める本作は、クラシック音楽ファンはもちろん、フルートの優しく美しい音色に癒されたい方にもおすすめです。
フルート協奏曲尾高尚忠
尾高尚忠作曲の「フルート協奏曲」です。
尾高尚忠さんは、1911年、東京府(現在の東京都)生まれの作曲家、指揮者です。
この曲は作曲者最後の作品で、小編成オーケストラ版が1948年に初演され、その後大編成オーケストラ版の改訂を進めていましたが、未完に終わりました。
第1楽章:アレグロ コン スピリット、第2楽章:レント、第3楽章:モルト ヴィヴァーチェの3つの曲で構成されています。
フルートの作品としては日本発の日本人作曲家によるクラシック音楽の名曲です。
交響組曲「ドラゴンクエスト VII ~ エデンの戦士たち」より「魔法のじゅうたん」すぎやまこういち

フルートの音色が魅力的に活躍する楽曲です。
空を自由に飛ぶ絨毯に乗って冒険する様子を、軽快で浮遊感のある旋律で表現しています。
高音の管楽器や弦楽器が効果的に使われ、広大な景色を見下ろすような壮大さと、ワクワクとした冒険心をかき立てるメロディが印象的です。
本作は2000年に発売されたアルバム『交響組曲 ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち』に収録され、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団によって演奏されました。
すぎやまこういちさんらしいクラシック要素を取り入れた楽曲で、ゲーム音楽の芸術性を高めた点でも評価されています。
フルートの魅力を感じたい方や、音楽で冒険気分を味わいたい方におすすめです。
フルートの名曲。フルートが活躍するおすすめの曲(21〜30)
フルートと管弦楽のためのコンチェルティーノ Op.107Cécile Chaminade
フルートの魅力を存分に引き出す名曲です。
優雅な主題が印象的なこの作品は、技巧的な難しさと感情表現の豊かさを兼ね備えています。
1902年にパリ音楽院の課題曲として書かれ、フルートの巨匠ポール・タファネルに献呈されたそうです。
フルートのさまざまな音域や技巧を駆使した華麗なパッセージが随所にちりばめられており、聴く人の心をつかんで離しません。
愛と情熱が込められた旋律は、まるで恋物語を聴いているかのような感動を与えてくれます。
フルート愛好家はもちろん、クラシック音楽ファンにもおすすめの一曲ですね。



