思わずくすっと笑ってしまうおもしろい名言
人生の本質をついた名言に出会うと、思わずニヤリとしてしまうことってありませんか?
各分野の偉人たちは、重みのある言葉とともに、ユーモアたっぷりな面白い名言も数多く残しています。
頭ではわかっているけれど、つい忘れがちな人生の真理を、シニカルな笑いとともに教えてくれる言葉の数々。
この記事では、思わず誰かに話したくなる人生の本質をついた面白い名言を紹介します。
きっとあなたの人生観をくすっと笑いながら豊かにしてくれるでしょう。
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人生の本質を突く名言(21〜30)
「私にはその行為に責任があるのだろうか?ないのだろうか?」という疑問が心に浮かんだら、あなたに責任があるのです。フョードル・ドストエフスキー

「そっか」というタイプの、自分に対してあきれ笑いが出てしまう格言がこちら。
『罪と罰』や『カラマーゾフの兄弟』などの作品を生んだロシアの小説家、フョードル・ドストエフスキーの言葉です。
自分の身に起こった出来事に対して「自身に責任がある」「自身には責任がない」の2択が自然と心に芽生えた経験のある方、多いと思います。
でもそういうときの「自身には責任がない」って、無意識的に準備した逃げ道な場合がありますよね。
この言葉を覚えておけな、問題に直面したとき第三者的視点が持てるかも。
人間関係の皮肉な名言(1〜10)
人は自分の友に秘密を話すが、その人にもまた友がいるのだレフ・トルストイ

ロシアの小説家であったレフ・トルストイさんは、『戦争と平和』や『アンナ・カレーニナ』が代表的な作品として挙げられますよね。
そんな小説家であり、思想家としての一面も持っていた人物による、秘密がどのように広がっていくのかという真実をあらわした名言です。
まず、秘密は友人との間で共有される、しかしその友人にも別の友人がいて、そこでもその秘密が話されるという仕組みですね。
ここだけの話という導入を信じすぎることが、秘密が広がるリスクにつながるかもしれないと考えさせられます。
政治家は自分でも自分が言ってることを信じていないから、他人が信じてくれるとびっくりするシャルル・ド・ゴール

フランスの大統領でもあったシャルル・ド・ゴールさん、軍人としての経歴もあって、救国の英雄としても語り継がれています。
そんな20世紀のフランスにおける最高の政治家のひとりとも言われる人物による、政治の信頼にまつわる名言です。
基本的には政治家の発言は信用できないものだということを強く主張、自分でも自分の言葉は信用できないと語っています。
信じられないというスタンスが基本だからこそ、誰かに信用されたときにはおどろき、それが力になるのだということも伝わってくる言葉ですね。
人は間違った理由で結婚し、正しい理由で離婚する宮本美智子

ノンフィクション作家として活躍した宮本美智子さんは、ダイエットに関する著書でも注目されましたよね。
そんな宮本美智子さんの言葉の中でも、結婚観がしっかりと伝わってくる、力がこもった名言です。
結婚と離婚のそれぞれの理由を示した言葉で、結婚は間違った理由、離婚は正しい理由でおこなわれるのだと主張しています。
正しい結婚になるように、感情を優先するのではなく、理性の面で結婚を考えることも大切なのだと考えさせられますね。
善人は犬の前でも恥ずかしさを感じる時があるアントン・チェーホフ

ロシアを代表する劇作家であり小説家でもあったアントン・チェーホフさん、短編の中での巧みな文章が印象的ですよね。
そんな偉大なる作家の言葉の中でも、善人と呼ばれる人物がどのようなものかに注目した名言です。
善人は人からの視線を気にしているもので、その恥ずかしいという感情を犬にまで感じる瞬間があるのだと表現しています。
自分がどのようにみられるのか、どのような影響を与えるのかを考えられる人こそ、善人なのだと伝えるような言葉ですね。
母親は子供を男に育て上げるのに20年かかるというのに、他の女性は20分で男をバカにしてしまうロバート・フロスト

アメリカで詩人として活躍したロバート・フロストさん、哲学的なテーマも込められた詩の数々が語り継がれていますね。
そんな偉大なる詩人であるロバート・フロストさんがのこした、母親と子ども、男女の関係にまつわる名言です。
20年と20分の比較が印象的で、崩れる時には一瞬なのだというはかなさも伝わってきますよね。
男性がおろかな生き物だという部分から、日常で起こり得る悲しみや、物事の無常もあわせて描いているような内容です。
愛は鼻くそみたいなもの。あなたはどうにかしてほじくり出そうとする。でもようやく手に取ると、あなたはその処分に困ってしまうメイ・ウエスト

アメリカで女優として活躍したメイ・ウエストさんは、自ら脚本を手掛けるなど、その多才さも語り継がれています。
そんな偉大な女優が残した、愛がどのようなものかということに迫っていく名言です。
「鼻くそみたいなもの」という部分がなによりも印象的で、大きく語られがちな愛も、そこまで大げさなものではないのだという考え方がしっかりと伝わってきます。
頑張って手に入れたあとはどのように歩んでいくのか、今後の進み方についても考えさせられるような言葉ですね。
医者は人間を弱いもの、弁護士は人間を悪いもの、牧師は人間を愚かなものと見る。アルトゥル・ショーペンハウアー
立場や役割によって物の見え方や考え方が変わることって経験がありますか?
恐らく大人の方の多くが経験したことがあるであろうその状況を言い表したのがこの名言です。
発言の主は19世紀のポーランドの哲学者、アルトゥル・ショーペンハウアーです。
医者は病で弱った人ばかりと出会うし、弁護士は罪を犯した人とたくさん会い、牧師は罪を懺悔する人とよく会いますよね。
職業病という言葉がありますが、それに近い感覚をうまく言葉にしていますね。
なぜ、美人はいつもつまらない男と結婚するんだろう?賢い男は美人と結婚しないからさ。サマセット・モーム

今のご時世であれば非難を浴びまくるであろう、皮肉がたっぷり込められた言葉です。
この言葉を言ったのは1900年代前半に活躍したイギリスの小説家サマセット・モームさんです。
美しい女性がなぜかつまらない男性と結婚する理由は、賢い男性は美人を選ばないからだ、つまり暗に美人な女性のことを馬鹿だと言っているんです。
あまりにトゲのある言葉なので、もしかするとサマセット・モームさんは、美しい女性に苦い思い出があるのかもしれませんね。
馬鹿には会いたくないというのなら、まず自分の鏡を壊すことだ。フランソワ・ラブレー

皮肉たっぷりな言葉の中に、正しく真っすぐに生きるためのヒントが隠されているのがこの言葉です。
「馬鹿には会いたくない」と傲慢なことを言っている人に対し「馬鹿はあなただよ」と言わんばかりの切れ味の鋭い言葉ですよね。
この言葉を言ったのは16世紀のフランスの作家フランソワ・ラブレーです。
なかなか衝撃的な言葉ではありますが、傲慢なことや人の悪口を言わずに慎ましく生きることこそが大切であるというメッセージが感じられます。