人類の長い歴史の中で偉大な功績を築き上げた人たちには、それを象徴するような名言があります。
それはその人物の行動理念であったり哲学であったり、現代を生きる人たちにとっても人生のヒントになるものも多いのではないでしょうか。
そこで今回は、短いながらも深みのある、偉人が残した名言をご紹介します。
夢や目標がある方や、何かに悩んでいたり迷っていたりする方など、それぞれの状況に合った言葉がきっと見つかりますよ!
ぜひ参考にしてみてくださいね。
人生のヒントとしてオススメしたい!心に残る偉人の短い名言集(1〜10)
恋人同士のけんかは、恋の更新である。プブリウス・テレンティウス・アフェル

古代ローマの劇作家であるテレンティウス。
彼は紀元前に奴隷の身分で生まれましたが、頭の良さと美しさから奴隷の身分から解放されたそうです。
そんな彼が残した名言がこちらです。
紀元前から恋人同士は同じ感じだったんだなあとうなずける名言ですよね。
そしてこの名言を思い出すたびに恋人同士のけんかはそんなに悪くないものだと感じるかもしれません。
彼や彼女とけんかしたときはぜひこの名言を思い出して気持ちを軽くしてくださいね。
誰の友にもなろうとする人間は、誰の友人でもない。ヴィルヘルム・ペッファー

ドイツの植物生理学者であるヴィルヘルム・ペッファーは現代植物生理学の基礎を作ったといわれています。
そんな植物学者である彼が残した人間関係の名言は確かにとうなずけるところが多いですよね。
植物など、純粋なものに心ひかれた彼だからこそ、人間のどろどろとした部分が見えてしまうのかもしれません。
確かに、友達は作ろうと思って作れるものでもなく、多ければよいというものでもなく、もっと大切な相手との関係からできるものですよね。
なりたかった自分になるのに遅すぎるということはない。ジョージ・エリオット

「人生について深く考えたい、そんな小説を紹介してほしい」と言われれば間違いなく『ミドルマーチ』を推薦します。
その作品の作者がこの名言を残したジョージ・エリオットさん。
自分に正直になれず、人の目を気にしすぎている方に触れてほしい言葉の1つです。
学校を辞めるとか仕事を変わるとか、そんな大きなことから始めなくてもいいと思うんです。
スマホを遠ざける、1駅歩いて生活するなど、小さなことから変えていきませんか。
いつかなりたい自分に近付いていくと思いますよ。
運命がカードを混ぜ、われわれが勝負する。アルトゥル・ショーペンハウアー

ドイツで哲学者として活躍したアルトゥル・ショーペンハウアーは、『意志と表象としての世界』が代表的な著書として挙げられ、後世の哲学者にも影響を与えました。
そんな意志というものについて考え続けた哲学者が残した、運命と選択についての考え方を示した言葉です。
自分でコントロールができない運命に対して、選択は個人の意志によるものなので、選択によってそれぞれの人生も変わっていくのだと語っています。
運命を嘆いて立ち止まるのではなく、そのカードを最大限に活用した生き方を考えるべきなのだと教えてくれる言葉ですね。
楽しいから笑うのではない。笑うから楽しいのだ。ウィリアム・ジェームズ

アメリカの哲学者、心理学者であるウイリアム・ジェームズは1842年に生まれました。
彼は意識の流れの理論を提唱した人として知られており、のこの名言は意識を変えれば状況も変わるということをわれわれに伝えているのではないでしょうか。
自分の意識を変えるだけで、状況が好転していくといった意味を持つこちらの名言は、落ち込んだ時にかみしめると勇気が出そうです。
落ち込んだ時こそ、それを引きずらず気持ちを切り替えていきましょう。