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【2025】海外の人気女性ドラマーまとめ

音楽シーンに革新をもたらし続けている女性ドラマーたち。

パワフルな演奏と緻密なテクニック、そしてステージでの圧倒的な存在感は、性別を超えて多くの音楽ファンを魅了しています。

そこで今回の記事では、海外の音楽シーンで輝きを放つ女性ドラマーをソロプレイヤーやバンドのメンバーなど、ジャンルを問わずご紹介します。

Z世代の若手からベテランまで、独自のスタイルと革新的なアプローチで、ドラムの可能性を広げ続ける彼女たちの音楽性をお楽しみください。

【2025】海外の人気女性ドラマーまとめ(1〜10)

Nikki Glaspie

Zildjian LIVE! – Nikki Glaspie
Nikki Glaspie

ゴスペルをルーツに持つグルーヴと、超絶技巧で多くのトップアーティストを支えるNikki Glaspieさん。

ビヨンセさんのバックバンド「Suga Mama」のドラマーとしても有名ですよね。

幼少期から教会でドラムに親しみ、バークリー音楽大学を卒業後、本格的にプロとして活動を開始。

2006年にビヨンセのバンドオーディションに合格したことを機に、2007年から約5年にわたって世界中をツアーで巡りました。

自身のバンドThe Nth Powerでは、アルバム『Abundance』などをリリースする傍ら、プロデュースも手掛けています。

グラミー賞受賞作に参加した経歴もあるのだそう。

パワフルかつ繊細な彼女のドラミングは、ファンクやソウルの躍動感を体感したいリスナーにぴったりです。

Thriller (Michael Jackson Cover)Sarah Thawer

“Thriller” by Michael Jackson (Sarah Thawer Drum Cover)
Thriller (Michael Jackson Cover)Sarah Thawer

カナダ・トロント出身のドラマー、Sarah Thawerさんは2歳で打楽器をはじめ5歳で初ステージに立つなど、幼い頃からその才能を発揮してきました。

ジャズやファンク、インドの伝統音楽まで、ジャンルの垣根なく音楽に親しんで育ったそうです。

フリーランスとしてJacob CollierさんやSteve Vaiさんらと共演し、Disney/Pixar映画『Turning Red』のサウンドトラックに参加したことでも話題に。

2021年にはJUNO賞にノミネートされた実力者で、安定したグルーヴとスリリングな即興を両立させる演奏は圧巻です。

卓越した技術と音楽への探究心から生まれるドラミングは、多くの音楽ファンに新しい発見を与えてくれるでしょう。

Sultans Of Swing (Dire Straits Cover)Sina Drums

YouTubeを拠点に世界的な人気を誇るドイツ出身のドラマーがSina Drumsさんです。

2013年9月にチャンネルを開設して以来、卓越したドラムカバーで注目を集め、代表的な動画『Sultans of Swing』は7000万再生を超えるなど、驚異的な記録を打ち立てています。

ロックやメタルからジャズまで、あらゆるジャンルを華麗に叩きこなすパワフルな演奏は圧巻の一言!

Deep PurpleのIan Paiceさんが絶賛したエピソードも、彼女の実力を物語っていますよね。

オリジナルアルバム『Chi Might』シリーズの制作や、2024年6月には音楽大学を卒業するなど、その探求心も底知れません。

テクニカルで情熱的なドラムパフォーマンスを楽しみたいなら、彼女のプレイは必見ですよ!

【2025】海外の人気女性ドラマーまとめ(11〜20)

Kittie

BrackishMercedes Lander

1996年にヘヴィメタルバンドKittieを結成したメルセデス・ランダーさん。

彼女はバンドの共同創設者で、妹のモーガンさんはヴォーカリスト兼ギタリストということでも知られています。

ニューメタルを基調としたサウンドで頭角を現し、グルーヴメタルやデス・メタルへと音楽性を進化させてきました。

1999年にリリースされたデビューアルバム『Spit』は米国で60万枚以上を売り上げる大ヒットを記録。

個人としても2002年にDrummer of the Yearにノミネートされるなど、その実力は折り紙付きです。

彼女の叩き出すダイナミックで強力なグルーヴは、バンドの攻撃的なサウンドの核そのもの。

長年のキャリアが物語る重厚なプレイは、パワフルなドラムを求める方を魅了するのではないでしょうか?

Sleater-Kinney, Quasi

JumpersJanet Weiss

Sleater-Kinney – Jumpers [OFFICIAL VIDEO]
JumpersJanet Weiss

インディーロックの屋台骨を支えるパワフルなドラミングで、多くのファンを魅了するJanet Weissさん。

Sleater-Kinneyの元メンバーであり、Quasiの創設メンバーとしても知られるレジェンドドラマーです。

1993年にQuasiを結成し、Sleater-Kinneyでは1997年リリースの名盤『Dig Me Out』でバンドに不可欠なグルーヴをもたらしました。

その圧倒的な存在感は高く評価され、2016年にはRolling Stone誌の「史上100人の偉大なドラマー」で第90位に選出!

ほぼ独学でドラムを習得したという経歴にも驚かされます。

魂のこもった骨太なロックサウンドを体感したい方、彼女のドラムに身を委ねてみてはいかがでしょうか?

Summer of ’69 (Drum Cover)Lauren Young

Bryan Adams – Summer of ’69 (Drum Cover / Drummer Cam) Done Live By Female Teen Drummer Lauren Young
Summer of ’69 (Drum Cover)Lauren Young

弦楽器の許可書を忘れたことがきっかけでスティックを手にしたという、面白いエピソードを持つのがLauren Youngさんです。

NirvanaやFoo Fightersといったロックバンドに強く影響を受け、クラシックロックやハードロックを軸にした音楽性を育んできました。

彼女の才能が世界に知れ渡ったのはSNSでの活動。

Guns N’ Rosesの『Sweet Child O’ Mine』などを叩くパフォーマンスは視覚的にも楽しく、数十万もの「いいね」を獲得しているんです。

YouTubeチャンネルは登録者10万人を突破し、2022年には国際的なドラマーコンテストで賞も受賞。

パワフルかつ正確な彼女のドラミングは、新世代のロックファンはもちろん、情熱的な演奏を求めるすべての人に響くこと間違いなしです!

The White Stripes

Seven Nation ArmyMeg White

The White Stripes – Seven Nation Army (Live at Bonnaroo 2007)
Seven Nation ArmyMeg White

ガレージロック復興の象徴、The White Stripesのドラマーとして活躍したMeg Whiteさん。

当初はJack Whiteさんと“姉弟”と公称し、ミニマルなスタイルを貫いたことでも注目されました。

1997年の結成後、2001年リリースのアルバム『White Blood Cells』を機に世界的な評価を獲得。

バンドとしてグラミー賞を6度受賞するなど輝かしい功績を残していますよね。

彼女のドラミングは一見シンプルですが、その“原始的”とも言えるスタイルこそが楽曲の魂となり、後に「革新的」と再評価されました。

2025年にはロックの殿堂入りも決定しており、これは女性ドラマーとして史上3人目の快挙なのだそう。

技巧よりも、曲に寄り添うパッションやグルーヴを重視する音楽ファンにぜひ聴いてほしいドラマーです。