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【2025】音楽の歴史を変えた世界の有名ドラマーまとめ

【2025】音楽の歴史を変えた世界の有名ドラマーまとめ
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【2025】音楽の歴史を変えた世界の有名ドラマーまとめ

バンドの屋台骨としてはもちろん、時に主役級の活躍で楽曲のグルーヴを作り上げるドラム。

ロックやメタル、プログレにジャズなどさまざまなジャンルにおいて卓越したテクニックや革新的なプレイで音楽史の歴史にその名を残すドラマーたちを、あなたはどれくらいご存じでしょうか。

こちらの記事ではそんな海外の有名ドラマーを、時代やジャンルを問わず紹介しています。

伝説的なドラマーのみならず現役で活躍するプレイヤーも取り上げていますから、ドラムに興味がある方はぜひチェックしてみてくださいね。

もくじ

【2025】音楽の歴史を変えた世界の有名ドラマーまとめ(1〜20)

Led Zeppelin

Moby DickJohn Bonham

Led Zeppelin – Moby Dick (Live at The Royal Albert Hall 1970) [Official Video]
Moby DickJohn Bonham

ロックの世界に革命をもたらしたLed Zeppelinのドラマー、ジョン・ボーナムさんは、1968年にバンドに加入し、その圧倒的な存在感で音楽シーンを席巻しました。

パワフルかつ繊細なプレイスタイルで知られ、特にバスドラムの重厚な音色はファンを魅了し続けています。

彼の代表曲には、ドラムソロを前面に押し出した楽曲があり、ライブではその演奏が40分以上に及ぶこともあったそうです。

ジャズやブルースの影響を受けたボーナムさんの演奏は、多くの後進ドラマーに影響を与え、ロック界に新たな地平を切り開きました。

Led Zeppelinとしてグラミー賞を受賞するなど、その功績は高く評価されています。

ハードでグルーヴィーなドラムサウンドに魅了されたい方にぜひおすすめです。

The Police

Regatta De BlancStewart Copeland

The Police – Reggatta De Blanc (Old Grey Whistle Test ’79)
Regatta De BlancStewart Copeland

イギリスのロックバンド、The Policeのドラマーとして活躍したスチュワート・コープランドさん。

1979年にリリースされたセカンドアルバム『Regatta De Blanc』で一躍有名になりました。

パンク、レゲエ、ニューウェーブの要素を取り入れた多様な音楽スタイルが特徴で、リズミカルでエネルギッシュなビートで知られています。

グラミー賞の「最優秀ロック器楽演奏賞」を受賞するなど、高い評価を得ています。

バンド解散後は映画音楽の作曲やオペラの制作など、幅広い活動を展開。

動的なパフォーマンスと世界中のさまざまな文化の音楽を取り入れた革新的なアプローチは、ドラムに魅了されたすべての方におすすめです。

The Who

I Can See For MilesKeith Moon

ロックの歴史を塗り替えた鬼才ドラマー、それがキース・ムーンさんです。

1964年にThe Whoに加入し、ベースのジョン・エントウィッスルさんと共に「最強のリズム隊」と呼ばれました。

独特な爆発的ドラムスタイルは、ジャズやサーフミュージックの影響を受けており、当時の主流とは一線を画していたのです。

アルバム『Tommy』や『Who’s Next』での演奏は、ロックドラムの新たな可能性を切り開きました。

ムーンさんのパフォーマンスは、そのエネルギーとショーマンシップでも有名。

ステージでドラムセットを破壊するなど、観客を驚かせる奇抜な行動で知られていました。

残念ながら1978年に32歳で亡くなりましたが、その影響力は今なお色あせることがありません。

The Whoの音楽やロックドラムに興味のある方には、ぜひともチェックしていただきたい伝説的ドラマーです。

Buddy Rich Big Band

Big Swing FaceBuddy Rich

ジャズ音楽の世界で最も影響力のあるドラマーの1人として知られるバディ・リッチさん。

1917年生まれのリッチさんは、幼少期の頃から既にリズムを打ち出すという早熟ぶりを見せていました。

1937年、クラリネット奏者ジョー・マルサラのバンドでデビューを果たしたリッチさんは、その後トミー・ドーシーさんのバンドで活躍。

1960年代には自身のビッグバンドを結成し、長きにわたり成功を収めます。

特筆すべきは、リッチさんのテクニックとパフォーマンス。

伝統的なグリップを用いることが多く、フロアタムを演奏する際にはマッチドグリップを使用するなど、独自のスタイルを確立。

ジャズドラマーを目指す方はもちろん、ドラムに興味のある方なら必聴の演奏ばかりですよ。

Nirvana, Foo Fighters

In BloomDave Grohl

Nirvana – In Bloom (Live at Reading 1992)
In BloomDave Grohl

多彩な才能と人柄の良さでロック界においてリスペクトされ続けるミュージシャン、デイヴ・グロールさん。

説明するまでもないことですが、彼はニルヴァーナのドラマーとして1990年に音楽シーンにデビューし、グランジ・ムーブメントの一翼を担いました。

1994年、カート・コバーンさんという盟友を失った後、フー・ファイターズを結成。

フロントマンとして、『The Colour and the Shape』などの名盤を世に送り出しています。

15回のグラミー賞受賞や2021年のロックの殿堂入りなど、輝かしい実績を持つデイヴさん。

現在はギターとボーカルを担うイメージも強いですが、他のプロジェクトやバンドのゲストなどでドラムの腕前を披露していますから、力強くグルーヴを先導する彼のプレイはぜひチェックしてみてくださいね!

The Roots

You Got MeQuestlove

The Roots – You Got Me (Live on SoulStage 2008)
You Got MeQuestlove

フィラデルフィア出身のQuestloveさんは、The Rootsのドラマーとして1987年にデビューしました。

ジャズ、ヒップホップ、R&Bを融合させた独自のスタイルで、1999年のシングル『You Got Me』でグラミー賞を受賞。

複雑なリズムとクリエイティブなアプローチが評価され、D’AngeloやCommonなど多くのアーティストのプロデュースも手がけています。

2021年には監督デビュー作『サマー・オブ・ソウル』でアカデミー賞を受賞するなど、音楽以外の分野でも才能を発揮。

現在は『ザ・トゥナイト・ショー』の音楽監督としても活躍中です。

ジャンルの垣根を越えた音楽性に惹かれる方におすすめの、まさに現代の音楽シーンを代表するドラマーと言えるでしょう。

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