【2025】音楽の歴史を変えた世界の有名ドラマーまとめ
バンドの屋台骨としてはもちろん、時に主役級の活躍で楽曲のグルーヴを作り上げるドラム。
ロックやメタル、プログレにジャズなどさまざまなジャンルにおいて卓越したテクニックや革新的なプレイで音楽史の歴史にその名を残すドラマーたちを、あなたはどれくらいご存じでしょうか。
こちらの記事ではそんな海外の有名ドラマーを、時代やジャンルを問わず紹介しています。
伝説的なドラマーのみならず現役で活躍するプレイヤーも取り上げていますから、ドラムに興味がある方はぜひチェックしてみてくださいね。
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【2025】音楽の歴史を変えた世界の有名ドラマーまとめ(1〜10)
In The Dead Of NightBill Bruford

プログレッシブ・ロックの革新者として知られるビル・ブルーフォードさん。
Yesの創設メンバーとしてデビューし、キング・クリムゾンやU.K.といった名門バンドで活躍しました。
1977年から1980年にかけて自身のバンド「ブルーフォード」を率い、4枚のアルバムをリリース。
ジャズ・ロックやフュージョンの要素を取り入れた独自のサウンドで注目を集めました。
変拍子を駆使した複雑なリズムと洗練されたテクニックは、多くのドラマーに影響を与えています。
ブルーフォードさんの音楽は、プログレやジャズ・ロックファンはもちろん、斬新なドラミングに興味がある方にもおすすめです。
2016年にはサリー大学で音楽のPh.D.を取得し、現在は音楽教育や研究にも力を注いでいます。
Moanin’Art Blakey

ジャズ界を代表するドラマーとして、その名を歴史に刻んだアート・ブレイキーさん。
1950年代初頭から活動したグループ「Art Blakey & The Jazz Messengers」は、ハードバップの代表格として多くのファンを魅了しました。
1955年にはカフェ・ボヘミアでのライブ録音で注目を集め、『Moanin’』や『A Night in Tunisia』といった名曲を世に送り出しています。
グラミー賞受賞やジャズの殿堂入りなど、数々の栄誉に輝いたブレイキーさんのグループは、若手ジャズミュージシャンの登竜門としても知られ、ウィントン・マルサリスさんら多くの才能を育てました。
力強くリズミカルな演奏に惹かれる方にぜひおすすめです。
FireMitch Mitchell

イギリス出身のドラマー、ミッチ・ミッチェルさんは、ロック史に残る革新的なプレイヤーとして知られています。
1966年、ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンスのメンバーとして世界的な成功を収めました。
ジャズとロックを融合させた独特のスタイルは、ヘンドリックスの複雑なギター演奏と見事に調和し、『Voodoo Child (Slight Return)』などの名曲で才能を発揮しています。
1969年のウッドストック公演にも参加し、ジョン・レノンさんやエリック・クラプトンさんとの共演も果たしました。
2009年にはモダン・ドラマーの殿堂入りを果たすなど、その影響力は広く認められています。
ロックやジャズに興味のある方はもちろん、ドラムの可能性を探りたい方にもおすすめの伝説的ドラマーです。
【2025】音楽の歴史を変えた世界の有名ドラマーまとめ(11〜20)
RainRingo Starr

ロックの歴史を変えた偉大なドラマー、それがリンゴ・スターさんです。
1940年生まれのリンゴさんは、ビートルズのドラマーとして世界的な名声を得ました。
1962年にビートルズに加入し、革新的なドラミングスタイルで多くのドラマーに影響を与えています。
技術的な見せびらかしよりも感覚を重視したプレイは、ドラマーたちに新たな視点をもたらしました。
1988年にはビートルズのメンバーとして、2015年にはソロアーティストとして、2度ロックンロール・ホール・オブ・フェイム入りを果たしています。
2018年には音楽への貢献に対してナイトの称号も授与されました。
リンゴさんの魅力は、シンプルでグルーヴィーなプレイにあります。
ドラムに興味のある方はもちろん、ロック史に興味がある方にもおすすめのドラマーです。
PneumaDanny Carey

プログレッシブ・メタルバンド、Toolのドラマーとして知られるダニー・ケアリーさん。
1961年生まれの彼は、10歳でドラムを始め、ジャズの影響を受けた独特のスタイルで注目を集めています。
1993年、Toolとしてデビューを果たし、複雑な構成と深いテーマ性を持つ楽曲で人気を博しました。
変拍子やポリリズムを駆使した技術的なプレイは、多くの音楽ファンや批評家から賞賛され、しばしば最高のドラマーと評されています。
ケアリーさんの演奏は、新世代のドラマーたちにも大きな影響を与え続けているのです。
Jumpin’ Jack FlashCharlie Watts

1962年に結成された伝説のロックバンド、ローリング・ストーンズのリズム隊を支え続けたドラマー、チャーリー・ワッツさん。
その落ち着いたプレイスタイルと確かなグルーヴ感で、バンドのサウンドを支える屋台骨として長年活躍しました。
1963年1月にストーンズに加入して以来、2021年8月に亡くなるまでの58年間、一度も抜けることなくバンドを支え続けたその姿勢は、多くのミュージシャンから尊敬を集めています。
ジャズドラマーとしてのキャリアもあり、そのスイング感溢れるプレイは『Paint It Black』や『Honky Tonk Women』といったヒット曲の数々を彩りました。
2004年にはローリング・ストーンズの一員として、ロックの殿堂入りを果たしています。
Sing, Sing, SingGene Krupa

スウィング時代を代表するジャズドラマーとして、音楽史に輝かしい足跡を残したジーン・クルーパさん。
1909年生まれのクルーパさんは、若くして打楽器の道を選び、ベニー・グッドマン楽団での活躍を経て、1938年のカーネギーホールでの演奏で一躍注目を集めます。
特に『シング・シング・シング』でのドラミングは、パーカッションの位置づけを変革し、ドラムを単なる伴奏楽器からフロントマンへと引き上げました。
クルーパさんの華やかなルックスと革新的なスタイルは、観客を魅了し、映画やテレビへの出演でも人気を博しました。
モダン・ドラムの父と称されるクルーパさんの影響は、今なお多くのドラマーたちに受け継がれています。
ドラムの魅力に触れたい方は、ぜひクルーパさんの演奏をチェックしてみてくださいね。