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【2025】海外の人気女性ドラマーまとめ

【2025】海外の人気女性ドラマーまとめ
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【2025】海外の人気女性ドラマーまとめ

音楽シーンに革新をもたらし続けている女性ドラマーたち。

パワフルな演奏と緻密なテクニック、そしてステージでの圧倒的な存在感は、性別を超えて多くの音楽ファンを魅了しています。

そこで今回の記事では、海外の音楽シーンで輝きを放つ女性ドラマーをソロプレイヤーやバンドのメンバーなど、ジャンルを問わずご紹介します。

Z世代の若手からベテランまで、独自のスタイルと革新的なアプローチで、ドラムの可能性を広げ続ける彼女たちの音楽性をお楽しみください。

【2025】海外の人気女性ドラマーまとめ(1〜10)

The Warning

EVOLVEPaulina Villarreal

The Warning – EVOLVE (Live Session )
EVOLVEPaulina Villarreal

メキシコ出身の三姉妹ロックバンド、The Warningでドラムを叩くPaulina Villarrealさん。

バンドの中心人物としても有名ですよね。

ハードロックやヘヴィメタルを軸にした音楽性で、幼少期からドラムの才能を発揮。

2014年に公開されたMetallicaのカバー動画は数千万回再生され、ギタリストのKirk Hammettさんから「ドラムが最高にイカしてる」と絶賛されたエピソードはご存じの方も多いかもしれません。

2021年のシングル『Choke』以降、アルバム『Error』や『Keep Me Fed』といった作品があります。

2024年2月にはDrumeo Awardsで「Rock Drummer of the Year」を受賞。

ドラムはもちろん、ボーカルや作曲、ライブ演出までこなす彼女の多才でパワフルなプレイ、ぜひ一度体感してみてはいかがでしょう?

Tell MeRoni Kaspi

Roni Kaspi – Tell Me (Official Music Video)
Tell MeRoni Kaspi

イスラエルの巨匠ベーシスト、アヴィシャイ・コーエンさんに見出され、彗星のごとくジャズシーンに登場した2000年生まれの若きジャズドラマー、Roni Kaspiさん。

イスラエル出身で、バークリー音楽大学で学んだ実力派です。

2020年にコーエンさんのトリオに加入し、2022年参加のアルバム『Shifting Sands』での演奏は世界中から注目を集めました。

2023年にはDrumeo Awardsで「Jazz Drummer of the Year」を受賞するなど、その才能は折り紙付き。

ジャズを基盤にポップやエレクトロの要素を融合させたポリリズミックなスタイルが魅力で、2024年には自身で全曲を手がけたEP『PONI』も制作しています。

既存の枠にとらわれない、ヒップでグルーヴィーなサウンドを体感したい方は必聴ですよ。

Sultans Of Swing (Dire Straits Cover)Sina Drums

YouTubeを拠点に世界的な人気を誇るドイツ出身のドラマーがSina Drumsさんです。

2013年9月にチャンネルを開設して以来、卓越したドラムカバーで注目を集め、代表的な動画『Sultans of Swing』は7000万再生を超えるなど、驚異的な記録を打ち立てています。

ロックやメタルからジャズまで、あらゆるジャンルを華麗に叩きこなすパワフルな演奏は圧巻の一言!

Deep PurpleのIan Paiceさんが絶賛したエピソードも、彼女の実力を物語っていますよね。

オリジナルアルバム『Chi Might』シリーズの制作や、2024年6月には音楽大学を卒業するなど、その探求心も底知れません。

テクニカルで情熱的なドラムパフォーマンスを楽しみたいなら、彼女のプレイは必見ですよ!

Kittie

BrackishMercedes Lander

1996年にヘヴィメタルバンドKittieを結成したメルセデス・ランダーさん。

彼女はバンドの共同創設者で、妹のモーガンさんはヴォーカリスト兼ギタリストということでも知られています。

ニューメタルを基調としたサウンドで頭角を現し、グルーヴメタルやデス・メタルへと音楽性を進化させてきました。

1999年にリリースされたデビューアルバム『Spit』は米国で60万枚以上を売り上げる大ヒットを記録。

個人としても2002年にDrummer of the Yearにノミネートされるなど、その実力は折り紙付きです。

彼女の叩き出すダイナミックで強力なグルーヴは、バンドの攻撃的なサウンドの核そのもの。

長年のキャリアが物語る重厚なプレイは、パワフルなドラムを求める方を魅了するのではないでしょうか?

Domino Santantonio

Domino Santantonio Hears Slipknot For The First Time
Domino Santantonio

TikTokをきっかけに世界へ羽ばたいた、カナダ出身のDomino Santantonioさん。

ポップ・ロックを軸に、Drumeoの公式コーチやスタジオミュージシャンなどマルチに活躍しています。

彼女の転機は2020年3月、当初は乗り気でなかったSNSに投稿したシャキーラさんの楽曲カバーが数時間で数百万再生を記録し、大ブレイク。

その実力と影響力は高く評価され、Drumeo Awards 2021では「Pop Drummer of the Year」を含む2部門にノミネートされました。

Travis Barkerさんに影響を受けたというパワフルな演奏と、心から楽しむ笑顔が魅力的ですよね。

SNSで新しい才能を探している方や、見ていて元気になるようなドラミングが好きな方にはピッタリのアーティストです。

Summer of ’69 (Drum Cover)Lauren Young

Bryan Adams – Summer of ’69 (Drum Cover / Drummer Cam) Done Live By Female Teen Drummer Lauren Young
Summer of ’69 (Drum Cover)Lauren Young

弦楽器の許可書を忘れたことがきっかけでスティックを手にしたという、面白いエピソードを持つのがLauren Youngさんです。

NirvanaやFoo Fightersといったロックバンドに強く影響を受け、クラシックロックやハードロックを軸にした音楽性を育んできました。

彼女の才能が世界に知れ渡ったのはSNSでの活動。

Guns N’ Rosesの『Sweet Child O’ Mine』などを叩くパフォーマンスは視覚的にも楽しく、数十万もの「いいね」を獲得しているんです。

YouTubeチャンネルは登録者10万人を突破し、2022年には国際的なドラマーコンテストで賞も受賞。

パワフルかつ正確な彼女のドラミングは、新世代のロックファンはもちろん、情熱的な演奏を求めるすべての人に響くこと間違いなしです!

The Linda Lindas

Too Many ThingsMila de la Garza

The Linda Lindas – Too Many Things (Live on KEXP)
Too Many ThingsMila de la Garza

ポップパンクバンドThe Linda Lindasのドラマーとして活動するMila de la Garzaさん。

父親が音楽プロデューサーという音楽一家に育ち、バンドの最年少メンバーとして知られています。

2021年5月に図書館で撮影されたライブ映像が世界中で話題となり、Epitaph Recordsとの契約を掴みました。

この時に披露された楽曲は、自身の体験を基に共作したもので、Libera Awardsで「Best Punk Record」を受賞。

彼女のストレートで感情的なドラミングはバンドの核を成しています。

映画用に制作した楽曲『Little Bit O’ Soul』がノミネートされるなど、多方面で評価されていますよね。

アルバム『No Obligation』ではボーカルも務める彼女のパワフルなプレイ、パンク好きなら一度は体感してみては?

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