毎年1月におこなわれる成人式では、振り袖をはじめとする晴れ着を身につけるのを楽しみにしている方も多いことでしょう。
どんな色や柄の衣装を着るかはもちろん、当日のヘアアレンジや髪飾りにもこだわりたいはず。
中でも髪飾りは、市販品の他にハンドメイド作品が販売されていたりと、すてきなアイテムがたくさんありますよね。
一方で、「市販品には思うような髪飾りがない」「せっかくなら自分で作って思い出に残したい」と考える方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこでこの記事では、成人式に身につける髪飾りの手作りアイデアを紹介していきますね!
この記事を通して、人生に一度の節目の一日を彩るお手伝いができればうれしいです。
成人式の手作り髪飾り。和装に似合う手作りヘッドパーツのアイデア集(1〜10)
タッセル

ゆらゆら揺れるタッセルがついた、つまみ細工の和風髪飾りを手作りしてみましょう。
ちりめん素材を使ったつまみ細工は、それだけでもクラシカルで華やかな雰囲気です。
顔周りでタッセルなどの房が揺れるのは、とても優美なものです。
お着物の色や柄に合わせてちりめんの布を選んだり、タッセルの色を合わせるなどして、手作りならでのオリジナル作品を作ってみてください。
豪華なお着物に負けない、華やかで可憐なヘアアクセサリーを手作りして、大切な思い出を作ってあげてください。
かんざし下がり

下がりと呼ばれるゆらゆらと揺れる髪飾りは定番かつ、かわいらしくて憧れている方も多いのではないでしょうか?
作るのに用意するものは、お好きな色や素材の小さな角生地を数枚と、リリアン糸、接着剤などです。
基本的な剣つまみというつまみ細工の手法で、数個パーツを作っておきます。
次に下敷きやファイルなどにリリアンを固定し、その上からボンドでパーツをバランスよく等間隔で配置してきます。
しっかり乾いたらゆっくりはがして、トップにアメピンを取り付けると完成。
和装をより華やかにしてくれるのでオススメですよ。
つまみ細工

華やかな成人式のお着物やヘアスタイルに負けない、美しい髪飾りを手作りしてみましょう。
つまみ細工という伝統的な技法で作る髪飾りは、とてもクラシカルです。
素材もちりめんなどの和素材で作るので、お着物にもピッタリ。
ピンセットを使う細かな作業が必要な手法ですが、手間をかけた分、出来上がりもまた楽しみです。
ちりめんをつまんで作ったパーツを均等に配置して、華麗な菊の花やつばきの花などが作れます。
根気のいる作業ですが、心をこめた手作りの髪飾りで成人式をいろどってあげてくださいね。
ドライフラワー、プリザーブドフラワー

プリザーブドフラワーやドライフラワーを使った、成人式のお着物にあう手作り髪飾りのアイデアをご紹介。
プリザーブドフラワーもドライフラワーも、市販ですてきなものが売っているので、あなたのセンスでお好きなものを選んでください。
必要なものはお花とワイヤー、ワイヤーを隠すフローラルテープ、アクアグルーというのりを用意します。
花の額の部分がポロポロとこぼれてくるのでアクアグルーで固定しましょう。
お好みのお花をワイヤーでバランスよく組み合わせて配置していきます。
シックにしたり華やかにしたり、あなたのセンスでステキな髪飾りを作ってくださいね。
水引

成人式などのお着物にもあう、手作りの水引を使った髪飾りです。
水引はお祝い事や贈り物に使われる縁起物の伝統工芸品です。
結び方もいろいろ種類がありますが、かけ結びや立体結びなどで髪飾りを作ってみましょう。
ひもの色や大きさを選べば、お好みの髪飾りが作れますよ。
結んでいく途中で、パールやビジューなどを組み込んでいけば、より華やかなものが完成します。
豪華なお着物に負けない花のある水引の手作り髪飾りで、晴れの日をいろどってあげましょう。
組紐リボン

組みひもを使用した、和装にもピッタリな髪飾りを手作りしてみましょう。
組みひもは細い絹の糸や綿の糸を組み上げたもので、日本の伝統的な工芸品です。
上品な組みひもは、成人式のお着物姿などにもしっくりきます。
リボンのように平たいものや、筒のように丸いものなど、形状もさまざまですので、お好みのものを選んで結んでいきましょう。
結い方も自由ですが、シンプルなちょうちょ結びでも十分かわいいですね。
お花飾りやパール、ビジューなどのパーツとあわせて髪に飾ってあげるとより豪華です。
100円ショップの造花で作る髪飾り

一昔前の造花と違って最近の100円ショップの造花、アートフラワーは種類も豊富ですし見た目のきれいさ、精巧さもすごいですよね。
そんな100円ショップの造花を使って髪飾りを作るというアイデアです。
造花は花の部分だけを使い、ワイヤーやUピンを使ってこんもりとなるようにまとめていきます。
赤い実やシルバーリーフなど、花以外の物も使って華やかに仕上げていきましょう。
金や銀の水引を入れるとグッとおめでたい雰囲気、髪飾りのイメージも変わります。
着物の色に合わせて花の色を選んで作ってみてくださいね。