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思わず笑える皮肉な名言。人間関係の真実を面白く語る偉人たち

つい笑ってしまうような、皮肉な視点で人間関係を切り取った名言を紹介します。

恋愛関係の真実、友情の本質、それぞれの職業に就く人の本当の気持ちなど……。

一見冷たく突き放した言葉の奥に、人間らしさや言葉では言いつくせない思いが隠されているのが面白いところです。

偉人たちの鋭い観察眼が生み出した言葉の数々は、私たちの日常にも意外にぴったりハマるかもしれません。

ちょっと皮肉っぽいけれど、思わずうなずいてしまう名言の世界をのぞいてみましょう!

人間関係の皮肉な名言(11〜15)

微笑めば友達ができる。しかめっ面をすればしわができるジョージ・エリオット

【こどもに伝えたい名言・格言】微笑めば友達ができる。しかめっ面をすればしわができる。 ジョージ・エリオット
微笑めば友達ができる。しかめっ面をすればしわができるジョージ・エリオット

イギリスの作家であるジョージ・エリオットは、ヴィクトリア朝を代表する作家として心理的な描写でも注目されました。

そんな偉大な作家が語りかける、笑顔でいることが何につながるのかということを軽やかに表現した名言です。

周りに笑顔を向けることを心がければ、信頼されて友人が増えていくことにつながるということを第一に伝えています。

そして、その反対のしかめっ面を続けていれば、顔のしわにしかつながらない、得るものはないのだということを、対比で描くことでコミカルに表現していますね。

善人は犬の前でも恥ずかしさを感じる時があるアントン・チェーホフ

善人は犬の前でも恥ずかしさを感じる時があるアントン・チェーホフ

ロシアを代表する劇作家であり小説家でもあったアントン・チェーホフさん、短編の中での巧みな文章が印象的ですよね。

そんな偉大なる作家の言葉の中でも、善人と呼ばれる人物がどのようなものかに注目した名言です。

善人は人からの視線を気にしているもので、その恥ずかしいという感情を犬にまで感じる瞬間があるのだと表現しています。

自分がどのようにみられるのか、どのような影響を与えるのかを考えられる人こそ、善人なのだと伝えるような言葉ですね。

政治家は自分でも自分が言ってることを信じていないから、他人が信じてくれるとびっくりするシャルル・ド・ゴール

政治家は自分でも自分が言ってることを信じていないから、他人が信じてくれるとびっくりするシャルル・ド・ゴール

フランスの大統領でもあったシャルル・ド・ゴールさん、軍人としての経歴もあって、救国の英雄としても語り継がれています。

そんな20世紀のフランスにおける最高の政治家のひとりとも言われる人物による、政治の信頼にまつわる名言です。

基本的には政治家の発言は信用できないものだということを強く主張、自分でも自分の言葉は信用できないと語っています。

信じられないというスタンスが基本だからこそ、誰かに信用されたときにはおどろき、それが力になるのだということも伝わってくる言葉ですね。

人は自分の友に秘密を話すが、その人にもまた友がいるのだレフ・トルストイ

人は自分の友に秘密を話すが、その人にもまた友がいるのだレフ・トルストイ

ロシアの小説家であったレフ・トルストイさんは、『戦争と平和』や『アンナ・カレーニナ』が代表的な作品として挙げられますよね。

そんな小説家であり、思想家としての一面も持っていた人物による、秘密がどのように広がっていくのかという真実をあらわした名言です。

まず、秘密は友人との間で共有される、しかしその友人にも別の友人がいて、そこでもその秘密が話されるという仕組みですね。

ここだけの話という導入を信じすぎることが、秘密が広がるリスクにつながるかもしれないと考えさせられます。

母親は子供を男に育て上げるのに20年かかるというのに、他の女性は20分で男をバカにしてしまうロバート・フロスト

母親は子供を男に育て上げるのに20年かかるというのに、他の女性は20分で男をバカにしてしまうロバート・フロスト

アメリカで詩人として活躍したロバート・フロストさん、哲学的なテーマも込められた詩の数々が語り継がれていますね。

そんな偉大なる詩人であるロバート・フロストさんがのこした、母親と子ども、男女の関係にまつわる名言です。

20年と20分の比較が印象的で、崩れる時には一瞬なのだというはかなさも伝わってきますよね。

男性がおろかな生き物だという部分から、日常で起こり得る悲しみや、物事の無常もあわせて描いているような内容です。