注目&人気!韓国のロック&ポップシーンを盛り上げるバンド特集
韓国の音楽といえば世界的にも聞かれるようになったK-POPがメインストリームになっていますが、それだけではないロックシーンの熱い魅力があります。
お国の事情もあり文化的に発達しにくいと言われている中でも魅力的なバンドがたくさんいらっしゃるんですよね。
そんな見逃せない韓国のバンドシーンを盛り上げるアーティストを紹介していきます!
フェスで見かけるあのバンドや日本公演も多く行っているあのバンドまで。
お気に入りの韓国バンドを見つけたり探したりしながら、魅力的なK-ROCKの世界へ飛び込んでいきましょう!
注目&人気!韓国のロック&ポップシーンを盛り上げるバンド特集(21〜25)
coiicotoba

複雑なリズムと感情的なメロディが魅力のマスロック系バンド、コトバ。
2019年にデビューした彼らは、日本語の「言葉」に由来する名前を持ち、「言葉では表現しきれない感情を音楽で伝える」というコンセプトで活動しています。
韓国・ソウルを拠点にする男女混成バンドで、マスロックを基盤にポストロックやシューゲイザーの要素を融合させた音楽性が特徴です。
2022年には初のフルアルバム『4pricøt』をリリースし、韓国国内だけでなく日本盤も展開。
複雑な変拍子やふんわりとした響きを好む方、心地よいグルーヴを感じたい方にぜひ聴いていただきたいバンドです。
Beyond The HorizonIdiots

ソウルの音楽シーンから生まれたポップパンクバンド、イディオッツ。
2018年に1st EPでデビューした彼女たちは、アニメや青春映画から影響を受けたキャッチーなサウンドが魅力です。
若者の葛藤や日常を描いた歌詞とエネルギッシュな演奏で、注目を集めています。
メインボーカル兼ギタリストのジュナさんは、ライブアイドルLIPIMOONのメンバーとしても活動していました。
K-POPの完成された世界観とはまた違う、等身大で共感できる音楽性が魅力のイディオッツは、自分らしさを大切にしたい方におすすめです。
EnemySlant

ソウルを拠点に活動するハードコアパンクバンド、スラントの存在感は韓国のアンダーグラウンドシーンで確実に増しています。
2018年に結成され、80年代アメリカンハードコアの影響を受けた彼らのサウンドは、短く鋭いリフと疾走感あふれるドラムが特徴。
ボーカルのイェジさんの感情のこもった叫びがリスナーに強烈なインパクトを与えます。
2019年にアメリカのレーベルからリリースされたEP『Vain Attempt』で知名度を高め、2021年の初のフルアルバム『1집』は韓国音楽賞でノミネートという快挙を成し遂げました。
2019年には日本ツアーも実施。
ライブでの観客との一体感を大切にする彼らの音楽は、エネルギッシュな韓国のパンクシーンを体感したい方にぴったりです。
National Police Sh!tDrinking Boys and Girls Choir

韓国・大邱発のパンクバンド、ドリンキング・ボーイズ・アンド・ガールズ・クワイアは、スケートパンクとパワーポップが融合した爽快なサウンドで国際的な評価を得ています。
2013年結成の彼らは、2015年にEP『We Are』でデビュー。
2018年には初のフルアルバム『Keep Drinking』をリリースし、2019年にはSXSWや欧州の音楽フェスに出演して注目を集めました。
2021年発表のアルバム『Marriage License』では、LGBTQ+の権利やジェンダー平等をテーマにした社会派メッセージが共感を呼び、多くのメディアで高評価。
2024年には北米ツアーも成功させています。
社会的なメッセージとエネルギッシュな音楽性が心地よく調和した彼らの音楽は、ポップパンクやDIY精神を愛する方におすすめです。
여름궁전Misty Blue

繊細な音色と叙情的な世界観を織り成す韓国インディーロックシーンの宝石、ミスティ・ブルー。
2002年に結成され、チョン・ウンスさんがボーカルを担当。
2005年にアルバム『너의 별 이름은 시리우스B』でデビューし、インディーファンの間で静かな人気を集めました。
ドリームポップで多彩なサウンドと、ウンスさんの透明感あふれる歌声が魅力です。
2007年には、人気ドラマ『コーヒープリンス1号店』のOSTにも楽曲が採用されました。
2010年6月に惜しまれつつ解散するまで、四季をテーマにした『Sentimental』シリーズなど、韓国インディー音楽の名盤を残しています。
繊細な情感を味わいたい方にぴったりなバンドです!