韓国の音楽といえば世界的にも聞かれるようになったK-POPがメインストリームになっていますが、それだけではないロックシーンの熱い魅力があります。
お国の事情もあり文化的に発達しにくいと言われている中でも魅力的なバンドがたくさんいらっしゃるんですよね。
そんな見逃せない韓国のバンドシーンを盛り上げるアーティストを紹介していきます!
フェスで見かけるあのバンドや日本公演も多く行っているあのバンドまで。
お気に入りの韓国バンドを見つけたり探したりしながら、魅力的なK-ROCKの世界へ飛び込んでいきましょう!
注目&人気!韓国のロック&ポップシーンを盛り上げるバンド特集(1〜10)
T.B.HQWER

2023年10月にデビューした4人組ガールズバンド、QWER。
キーボードの配列とオンラインゲームのスキルにちなんだバンド名にあるように、4人それぞれの個性と才能を活かし、J-ロックとK-POPを融合させた独自のスタイルを展開しています。
SNSでの総フォロワー数が1000万人を超えるメンバーたちはYouTuberやインフルエンサーとして活躍していた実力者。
デビュー曲『Discord』がMelonのデイリーチャートで1位を獲得するなど、瞬く間に注目を集めました。
2024年のAsia Artist Awardsで「新人賞」を受賞するなど、本国で人気沸騰。
2025年4月には東京での初来日公演も決定しました。
パワフルなサウンドとキャッチーなメロディが好きな方におすすめのバンドです。
Starting OverCNBLUE

韓国のメジャーシーンを代表するであろうロックバンドのCNBLUEは、最初に聴くバンドとしても非常にオススメです。
音楽修行をするために日本に来日、数多くのライブをこなしたエピソードも知られています。
当初は4人でしたが、2019年途中からジョン・ヨンファさん、カン・ミンヒョクさん、イ・ジョンシンさんの3人体制となりました。
2009年に日本でインディーズデビュー、翌2010年に韓国デビュー。
以降日本でも精力的に活動を続けつつ、ベテランの粋に入ってきました。
力強いバンドアンサンブルはもちろん、心地よいグルーヴとセクシーさを感じられます。
なじみの良い鮮やかなサウンドも特徴的。
貴重な韓国のバンドシーンで成功したレジェンドです。
Hot PotatoN.Flying

FNCエンターテインメント出身で、FTISLANDやCNBLUEの弟分にあたるバンドのエヌフライング。
2023年時点でボーカル&ラップのイ・スンヒョプさん、ボーカルのユ・フェスンさん、ギターのチャ・フンさん、ドラムのキム・ジェヒョンさん、ベースのソ・ドンソンさんの5人からなります。
2013年に日本でインディーズ活動後、2015年に本国デビュー。
2019年に1位を獲得した『Rooftop』で人気を広げました。
ラップを取り入れたリズミカルなサウンドが特徴的で、ロックとヒップホップの良いとこどりなビート感が楽しいです。
そして心地よいツインボーカル、聴いていて心が弾んできますよ!
YouTubeでは日本のヒットソングのカバー動画も多くアップしているので、ぜひそちらも合わせて楽しんでみてくださいね。
I Don’t Know WhyHOA

韓国の個性派バンドとして急速に注目を集めているHOA。
2015年に結成され、4人全員がボーカルを務めるという珍しいスタイルで2016年5月にデビューを飾りました。
ブリティッシュロックを軸に、ビーチ・ボーイズのようなコーラスワークやスタジアムロック的な要素も織り交ぜた幅広い音楽性が魅力です。
韓国国内外でのライブ活動も精力的におこなっており、日本でのツアーでも多くのファンを魅了しています。
懐かしさと新しさが絶妙にブレンドされた彼らの音楽は、ブリティッシュロックやメロディアスなポップスがお好みの方にぴったりですよ。
UnbelievableLucy

一般的なバンドと違う形態でキャッチーな魅力があふれているバンド、ルーシー。
Billlieの在籍でも知られるMISTIC STORYに所属。
2019年のオーディション番組『スーパーバンド』をきっかけに誕生しました。
この準優勝した際のボーカルはイ・ジュヒョクさんでしたが、他のバンドに専念するため脱退。
その後はチェ・サンヨプさんがメインボーカルとギターをつとめています。
なによりスリーピースにバイオリンが取り入れられている編成は、日本のバンドでもあまり見られないのではないでしょうか。
こういった編成もあってか、どこか品があり華やかな魅力を感じられます。
美しい歌詞表現とポップなサウンドもステキです!
LOVE YA!HYUKOH

この曲を聴くと、「あれ?欧米圏のバンド?」と思われるかもしれません。
ヒョゴという韓国の4人組バンドです。
楽曲のリラックスしたムード、自然な英語どれを取ってもアジアのバンドではないような気がしてしまいます。
フロントマンのオ・ヒョクが幼少期は中国で過ごし、中国語も英語もできる国際派なことがその理由かもしれません。
やさしいサウンドの男女だけではなく、人と人の愛を歌った曲です!
NO PAINSilica Gel

シューゲイザーとネオサイケデリックを融合させた独自の音楽性で知られるバンド、シリカゲル。
2015年にEP『Pure Sun』でデビューし、実験的かつ革新的なサウンドで韓国インディーシーンを席巻しました。
2017年に韓国大衆音楽賞で新人賞を受賞すると、『Tik Tak Tok』で3年連続となる最優秀モダンロック楽曲賞を獲得。
ライブでは映像と音楽を組み合わせた没入感のあるパフォーマンスを展開し、観客を魅了しています。
2024年には台湾のGolden Indie Music Awardsでベストアジアクリエイティブアーティスト賞も受賞。
プログレッシブやエレクトロニカなど、多彩な音楽性を持ち合わせているため、ジャンルにとらわれない新しい音楽体験を求める方におすすめです。