2008年に東京で結成されたロックバンド、カフカの楽曲をご紹介します。
カフカのバンド名の由来は作家のフランツ・カフカ。
彼の「『本人にすら理解できない理不尽な気持ち』を描いていること」に共感したことから彼の名前をバンド名にしたそうです。
カフカの楽曲はそんな世界観を体現するかのように感情を表現しています。
心に訴えかけてくる歌ものバンドです。
カフカの名曲・人気曲(1〜10)
サンカショウカフカ

冒頭から歌われる「死んでもいいと笑うより 生きていくって泣いていたい」の歌詞が重要なワードとなっています。
生きていく意味があるのかと疑うような日常であっても、その中には小さな幸せを感じることのできる当たり前のでき事も積み重なっているという、葛藤を抱えながらも前向きな1曲です。
サヨナラ、13時カフカ

この曲は学生生活がモチーフとなっている楽曲のようです。
いつもと変わらない授業風景の中で突然焦りのような感覚が舞い降り、飛び出してしまいたい衝動にかられるといった考える若者といった雰囲気の内容となっています。
Annieカフカ

歌詞にちりばめられたワードからこれが別れの歌であることが伺えます。
向こうから別れ話を切り出されることはわかっていてもうまく返す言葉が出てこないといったような、もどかしく辛い感情を表現しています。
それらの歌詞に呼応するようなエモい演奏にも注目です。
Ice Candyカフカ

勢いに任せて駆け抜けた夏の日を季節を感じさせる食べ物であるアイスキャンディーを舐めながら回想していくといった雰囲気の1曲になっています。
力強いメロディーながらも葛藤や辛さのような感情がにじみ出る曲となっています。
ワスレナグサカフカ

タイトルである勿忘草、察しはつくと思いますが花言葉は「私を忘れないで」となっており、愛しい人にこの願いを込めて添えたりします。
青春時代の甘酸っぱい記憶といったような雰囲気の爽やかな1曲となっています。
Inside of Snowdomeカフカ

冬の情景を強く感じさせる穏やかなメロディーと優しい歌声が特徴的な1曲です。
冬を感じさせる物というのは意外と街中に溢れているもので、それを見るたびに別れたあの人のことを思い出してしまうといったどこか悲しげな内容となっています。
Snow white is deadカフカ

タイトルを直訳すると「白雪姫は死んだ」となり、このタイトルを検索すると白雪姫が毒リンゴをかじるシーンがひっかかります。
この曲はそのシーンに関連づいていて「また会えるように」といった願いを表現している内容となっています。