リズムや、歌、音楽に合わせて体を動かすリズム遊びは、リズム感はもちろん、表現力や社会性、運動能力などを育むと言われており、子供たちの健やかな発達に欠かせない遊びの一つです。
そこで今回は保育園や幼稚園でオススメのリズムに合わせて楽しめる遊びを紹介します。
体操やリトミック、手遊びや集団遊びなど、空いた時間に気軽にできるものから、本格的にじっくり取り組めるものまで、子供たちの好奇心をくすぐる幅広いジャンルの遊びが盛りだくさん。
全身を使って体を思いっきり動かしながら子供たちと一緒に楽しんでくださいね!
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言葉の数に合わせて手拍子

言葉のリズムに合わせて手拍子を打つ、楽しいリズム遊びです。
例えば、「いちご」なら「タンタンタン」、「ブロッコリー」なら「タタッタター」といった調子で、手をたたきます。
慣れてきたら、手だけでなく、頭やほっぺを使ったり、いろんなところで手をたたいたりしてみると楽しいですね。
いろんな音のリズムを聴いたり、保育者の手の打ち方を見てマネをしたりすることで、楽しみながら目や耳を集中させる力を育む機会にもなりますよ!
リズムゲーム「八百屋さん」

「八百屋さん」は、八百屋さんに売っているものの名前が出たときだけ手をたたく、リズムあそびゲームです。
八百屋さんに売っているかいないかを、とっさに判断するのがむずかしいですが、やってみるとおもしろいですよ。
子供たちが真剣に耳をかたむけてくれるように、言葉に強弱やアクセントをつけてみたり、引っかかりやすいように似た言葉を言ってみるもの楽しそうですね。
ボディーパーカッション

道具も使わない、どこでもできちゃう、そして盛り上がる遊びボディーパーカッション。
ただ手を使って体中をたたき、音を出したりリズムに乗って遊ぶというものなのですが子供たちはとても盛り上がる遊びです。
はじめは簡単に、手をたたいてリズムを取ったりしてならしていきましょう。
そこからマネをするように、後から追って同じ動きをしてもらいます。
おなかや背中、お尻やちょっと届きにくい足の裏など、いろいろなところをたたいていきます。
テンポを上げていけばさらに盛り上がりますよ。
おちたおちた

手遊び歌の『おちたおちた』で遊んでみましょう。
小さい子は手遊び歌が大好きですよね。
この歌は物が落ちてくるのでその物に合わせたジェスチャーをとる、という手遊び歌です。
りんご、かみなり、流れ星、など落ちてくるものに合わせて拾う動きやおへそを隠す動きをしましょう。
歌うスピードによって難易度が変わりますよ。
あんたがたどこさ

古くから愛されてきたわらべうた『あんたがたどこさ』のリトミックです。
まずは、音楽に合わせて手拍子を打ち、歌詞に出てくる「さ」というところで頭を隠します。
日本独特の弾んだ音頭のようなリズムは、子供たちでも親しみやすさを感じ、楽しめるようです。
慣れてきたら、二人で向かい合って手拍子を打ち、「さ」で相手と手を合わせたり、ボールを渡しあったり、床に配置したカラーボードを踏んだりと、いろんなバージョンに取り組んでみてくださいね!
ドラえもん星野源

普遍的な人気の国民的アニメ『ドラえもん』。
星野源さんが歌う主題歌に合わせて、楽しくリトミックはいかがでしょうか。
手拍子、そしておなかや太ももを使ったダンス、足踏み、ポーズという流れで、まんべんなく体を動かせるようになっていますよ。
はじめはゆっくりの手拍子から始まるので、小さなお子さまでもチャレンジしやすいのが嬉しいですね。
ドラえもんの登場人物の名前が、歌うように組み込まれていて、子供たちの関心を引きつけられるのもポイントですよ!
模倣あそび

簡単な音を使ったリズムで遊ぶ、模倣するという遊びです。
ピアノの和音を聴いて動物や怪獣など、生き物をイメージしてその場で体を使って表現します。
たとえば軽やかなピアノの音を聴いて何をイメージするでしょうか。
ピョンピョンと飛び跳ねるうさぎ、それともぴょこぴょこと歩くひよこでしょうか?
重々しい、重厚な音ならちょっと怖い怪獣、体の大きな象など想像力がかき立てられる遊びです。
大人がお手本としてやってみて、それを子供たちがマネして遊ぶというのでもいいですね。






