リトミックにおすすめの曲。体を使って音楽を楽しもう!
音楽や音に合わせて体を動かすリトミックは、音楽的な感性はもちろん、表現力や協調性を育んだり、自立心を養ったりと、子供たちの発育にとても良い効果をもたらすと言われています。
子供たちが楽しみながら音楽を身近に感じられるので、園で取り入れているところも多いですよね。
そこで今回は、リトミックにオススメの曲をご紹介します。
定番の曲から子供たちに人気の曲まで、思わず体を動かしたくなるような曲が盛りだくさんです。
ぜひ子供たちと一緒に、おもいっきり体を動かしましょう!
リトミックにおすすめの曲。体を使って音楽を楽しもう!(1〜10)
歩く~走る~止まる〜回る

「歩く」「走る」「止まる」「回る」などの動きを、曲のテンポや弾き方で引き出してあげましょう!
使用する曲は、子供たちになじみ深いものがオススメ。
例えば『子犬のマーチ』なら、歩くときは通常のテンポで、走るときはうんと速度を上げて、止まるときは和音を短く鋭く弾いて音楽を止めるなど、動きを自然に導けるように演奏の仕方を工夫してみてください。
回るときはターンが多く含まれている曲、眠るときはオルゴールのような高音域の曲など、子供たちの動きを想像しながら選んでくださいね。
さんぽ井上あずみ

『となりのトトロ』で使われていた『さんぽ』。
この曲は子供たちが大好きで耳なじみのある曲ですよね。
この曲をリトミックに取り入れてみましょう。
まずは普通にこの曲をかけて歩きます。
曲を止めた時点で歩くのをストップします。
そしてまた曲が始まったら歩きはじめます。
曲を止めるときに効果音をくわえ、その音が鳴ったらしゃがむ、頭の上で手を合わせるなど、ほかの動作をくわえるとより複雑になり、脳が鍛えられます。
1曲を使っていろいろ工夫してみてください。
ぴよピヨ行進曲作詞:佐藤弘道/作曲:本田洋一郎

リズミカルなテンポとかわいらしい歌詞が魅力の本作は、0歳から2歳の子供たちにぴったりのダンスソングです。
ひよこの動きをイメージした振り付けは、シンプルで覚えやすく、子供たちが自然と体を動かしたくなるような工夫がされています。
2016年3月にリリースされ、運動会や発表会で広く使われている人気曲です。
ゴー!
ストップ!
の掛け声に合わせて動くことで、楽しみながら基本的な身体能力も育てられますね。
親子で一緒に踊れば、コミュニケーションを深める良い機会にもなりますよ。
ぜひお子さんと一緒に楽しんでみてください!
ホップステップジャンプくん

タイトル通りに跳び回って楽しみましょう!
ジャンプは全身運動、ということで手遊びなどとは違う、体力作りにうってつけな曲です。
ご紹介している動画にもありますが、何人かでグループを作るのもあり。
その方が子供たち同士の仲が深まっていいかもしれませんね。
細かい動き方は指示せず、思うがままに遊んでもらえば、創造力が高まるはず。
言葉のわからない小さなお子さんでもとっつきやすいと思います。
親子のきずなを深めるチャンスでもあるかも。
エコセーズ作曲:フンメル

フンメルさんが作曲したこの曲は、スコットランドの舞曲をモチーフにした、軽快でリズミカルなピアノ曲です。
短くてシンプルな構成ですが、明るくて楽しい雰囲気があふれていますよ。
歌詞はありませんが、2拍子のリズムに乗って、体を動かすのがぴったり!
左手と右手が交互に奏でるフレーズも、音楽に合わせて手を動かすのにぴったりですね。
1810年に作曲されたこの曲は、今でも多くの人に愛されています。
リトミックのレッスンで使うのはもちろん、お子さんと一緒に音楽を楽しむ時間にもぴったりな1曲です。
とんぼのめがね童謡

『とんぼのめがね』を聴きながら、とんぼになりきって動いてみましょう。
前奏部分は、両手を広げてその場で体を左右にねじります。
歌が始まったら、手を広げたまま、円を描くように走り回って、曲の終わりで片足を後ろに蹴り上げて止まります。
とんぼが飛ぶ様子をイメージできるよう、絵本や映像、またはお散歩時にとんぼの飛ぶ姿を見せてあげてからやってみるのがオススメです!
音楽を聴き分ける耳と、音に集中する力を養いつつ、楽しく体を思いきり動かせるので、ぜひ広いスペースを確保できる場所でチャレンジしてみてくださいね。
ぞうさん作詞:まどみちお/作曲:團伊玖磨

元気いっぱいで心温まるこの楽曲は、子供たちの自己肯定感を育むすてきなメッセージが込められています。
團伊玖磨さんとまど・みちおさんが紡ぎ出した優しいメロディと歌詞は、親子の絆の深さを感じさせてくれます。
2017年9月にリリースされたこの曲は、長年親しまれてきた童謡の魅力を再確認させてくれる一曲です。
リトミックの時間に取り入れれば、子供たちの表現力や協調性を伸ばすきっかけにもなりそうです。
みんなで手をつなぎ、体を揺らしながら歌えば、楽しい思い出がきっと作れるはずですよ。