音符が身に付くリトミック。栗と落ち葉で遊んでみよう!
「ピアノで大好きなあの曲を弾きたい!」「バイオリンでかっこいい曲を弾いてみたい!」
そう思って、いざ楽譜を見てみると……「音符の長さやリズムが全然分からない」と、楽譜の前で途方に暮れたことはありませんか?
リトミックで音符を理解できる

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楽譜を読もうとして誰もが一度はぶつかる壁、それは音符の理解。
これが分かっていないととても楽譜は読めないし、いつまでも弾きたい曲を弾けるようにはなりません。
なので、音楽をやろうとする人はみな楽譜を読む努力、そして音符を知り、理解する努力をするわけです。
そこで、リトミックではさまざまな音符を楽しい遊びに変身させて、遊びながら音符が分かるようにしていきます。
楽しく遊びながらだとお子さんは自然にたくさんの音符を覚えていき、いざ本格的に音楽を始めた時もスムーズに楽譜が読めるように!
早いうちからさまざまな音符を聞き、慣れ親しんでおくと、その分、身に付くのも早くなります。
ぜひ本日ご紹介するリトミック動画を使って、おうちでも楽しく遊んでみてください!
自然と3つの音符が聞き分けられるようになりますよ!
栗と落ち葉で遊んでみよう!
わたしの教室では作り物の栗(くり)と落ち葉を用意して、
「どっちの音か分かったら拾ってきてね!」
と床に置きます↓
これはレッスンの雰囲気を盛り上げるためと、子どもたちの集中力を上げるために用意しているものなので、なければなくてもOKです。
もしくはもっと簡単に、栗と落ち葉のイラストを描いた紙を用意するなどでも、子どもは十分楽しんでくれると思いますよ!
それでは、こちらが今回のおうちリトミック動画です。
どうぞ↓
さて、おうちリトミック動画では栗と落ち葉のアニメーションを入れていますが、分かりやすく解説をすると、
栗のメロディは8分音符で弾いています。
こうです↓
そして、落ち葉のメロディは3連符。
こうです↓
これを、動画に入れているアニメーションのように
- 栗のメロディ → 上下に屈伸運動
- 落ち葉のメロディ → 左右に横揺れ
すると、8分音符と3連符の性質の違いを体で感じることができます。
ちなみに、体を動かしながら
- 栗なら「く・り♪ く・り♪」
- 落ち葉なら「お・ち・ば♪ お・ち・ば♪」
とピアノの音に合わせて唱えると、より音符の違いが分かりやすくなっていいですね!
栗&落ち葉&どんぐりで遊んでみよう!
次に、音符を1つ増やしてみます。
どんぐりで16分音符です。
教室のレッスンでは折り紙でどんぐりを作っています↓
ちなみに、作り方はこちらを参考にしました↓
簡単で幼稚園生でも楽しめるよ♪
これは、こういう風に音符に当てはめてます↓
音が細かくて、とても忙しい感じがしますね。
どんぐりのメロディになったら小走り、または細かく足踏みをして音符の早さを感じてください。
その時はもちろん「ど・ん・ぐ・り♪ ど・ん・ぐ・り♪」を唱えながら。
最初は大人も一緒にやってあげよう!
この栗・落ち葉・どんぐりをモチーフにした3つの音符の聞き分けは、慣れるととても簡単で、小さなお子さんでも楽しんでやってくれます!
でも、いきなり「やってみよう!」ではやっぱりできないので、最初は大人が一緒にやってあげることが大切です。
わたしの教室では、私と生徒さん、それに保護者さんで輪になって手をつなぎ、
- 栗なら「く・り♪」を唱えながら、屈伸
- 落ち葉も「お・ち・ば♪」を唱えながら、横揺れ
- どんぐりも「ど・ん・ぐ・り♪」を唱えながら、その場で細かく足踏み
を全員で体験してから、ピアノの音を入れています。
そうすることで小さな子でも、リトミックが初めての子でも、楽しく音符遊びをすることができます。
ぜひ、おうちでも試してみてくださいね!