節分で豆まきリトミック。子供のための楽しい音楽教育
2月と言えば、皆さん何を思い出されるでしょうか?
バレンタイン?
いえいえ、今回は「節分」をテーマにしたリトミックをご紹介しますよ!
節分で豆まきリトミック
節分は家内安全を祈願する日本の大切な伝統行事の1つ。
ぜひリトミックで楽しくお子さんに節分を教えてあげてくださいね!
メロディの長短を聴き分けて豆を投げよう!
ではまず鬼の絵と福の神の絵、それに豆を用意しましょう。
うちの教室ではこんなものを使っています↓
鬼の絵と福の神の絵はお母さんが描いてあげるも良し、お子さんに描いてもらうもよし。
豆は誰かにあたっても痛くないよう、排水溝ネットに綿を入れて縫ったものを使用しています。
そんなの作ってる暇がない!
という場合は、なにか柔らかめのボールなどでどうぞ。
そして、道具がそろったら鬼の絵と福の神の絵を壁などに貼る、もしくは床に置いて準備OK!
リトミック動画で豆まきスタート!
このリトミックはメロディの「長短」を聴き分けるのが目的です。
メロディの長短とは、長調・短調のこと。
基本的に、音楽は長調と短調2つの性質に分けることができ、簡単に説明すると
- 長調 → 明るい、楽しいメロディ
- 短調 → 暗い、悲しいメロディ
という特徴があります。
この長調と短調を分かっていると、いつかピアノやバイオリンなど、なにか楽器のおけいこをする時にとても役立つこと間違いなし!
さて、このリトミックの遊び方ですが、
- 長調のメロディ → 福の神に豆を投げる
- 短調のメロディ → 鬼に豆を投げる
だけ。
やることはとっても簡単!
でも、小さいお子さんにとってはメロディの長短の聴き分けって意外と難しいものです。
特にありがちなのが、一度豆を投げ始めるとそれに熱中しちゃって、メロディの変化が耳に入らなくなっちゃうこともしばしば。
なので、そういう時は周りの大人が、
「あれ?
音が変わったよ!
今度は楽しい音?
悲しい音?」
って声掛けしてあることが大切です。
それを何度も繰り返すうちに、お子さんは自然と
- 豆をなげる
- 音の変化を聴き分ける
を両立できるようになり、どんどん体と頭の使い分けがうまくなりますよ!
豆まきの合間にスキップもしてみよう!
メロディの長短を上手に聴き分けられるようになったら、今度はスキップも入れて難易度を上げていきます。
このリトミック動画は、
- 長調のメロディ → 福の神に豆を投げる
- 短調のメロディ → 鬼に豆を投げる
- 付点のリズムのメロディ → スキップをする
の3つの動作が入り、ねらいは、
- メロディの聴き分け
- スキップの練習
です。
スキップはとても個人差が大きいですよね。
できる子は年少さんからできるし、できない子は小学校はいってもできなかったり。
でも、うまくできない子でもできないながらに何度もスキップの経験を重ねると、ある日突然できるようになることもあります。
ということで、最初は上手にできなくてもいいからとりあえずやってみよう!
と、リトミックではよくスキップの要素も取り入れています。
はじめはお母さんとお手てをつないで、なんとなくスキップのメロディにのりながら歩くだけ。
それだけで十分。
それを何回もやるうちに、お子さんは自然とお母さんの手を離れて、自主的にスキップのリズムを楽しむようになりますよ!
さて、今日は「節分」をテーマにしたリトミックをご紹介しましたがいかがだったでしょうか?
もしよければ、ぜひお家でお子さんと一緒に遊んでみてくださいね!