リトミックでごっこ遊び!子供のための楽しい音楽教育
子どもが大好きなごっこ遊び。
何気ない遊びの1つですが、実は子どもの発達にとても大きな役割を果たす遊びですよね!
リトミックでできる「ごっこ遊び」のご提案をいたします。
ごっこ遊びで音楽を楽しもう!
一見、何気なく遊んでるだけに見えてごっこ遊びは目の前にないものをイメージしながら動く、話すという高度な想像力、発想力を必要とする遊びなので、ただ楽しく遊んでるだけなのに知らず知らずのうちに表現力・言語力・社会性などを磨くことができる子どもの成長には持ってこいの遊びです。
なので、リトミックでもごっこ遊びはとてもよく取り入れます。
「流れる音楽に身を任せ、感じるままに役になりきる」
そうすることで子どもたちは音楽との一体感や表現する楽しさを自分の中に見つけるようになり、いつしか自然と深い集中状態に入っていくようになります。
そして、そうなればこっちのもの!
何度も何度も集中状態に入る経験をしておくことで、いざという時に自分の集中力をコントロールできるようになっていくのです!
初級編|変身してみよう!
その1 魔法使いとロボット
子どもが大好きなモチーフを使って、思いっきりごっこ遊びを楽しみましょう。
まずは、初級編。
2歳くらいの子でも簡単に楽しめると思います。
では、初めにスカーフを用意しましょう。
こんなもの↓
ちなみに、スカーフは魔法の演出として使うだけなので、あれば雰囲気は盛り上がりますが、なくても大丈夫です。
では、今回も実際に当教室レッスンで使っている音源を動画でご用意しましたので、どうぞ↓
動画の遊び方は
- 魔法使いの音 → スカーフを振り回して魔法をかけます「へ~んしん!」
- ロボットの音 → ガシャン!
ガシャン!
手足をカクカクさせながらロボット歩き
これは、2つのごっこ遊びを交互に楽しみながら
- メロディの切り替わりに気付くための集中力
- メロディによって体の動きを変える運動神経
を養うのが目的です。
大人からすると簡単に聴き分けられる2つのメロディでも、小さな子どもには意外と難しいものです。
上手くメロディの切り替わりに気づけなくても、まずは音の流れを楽しみながら体を動かしましょう!
慣れてきたら「あれ?
音が変わったね!
なんの音かな?」など、声かけをしてあげるといいですね。
それを繰り返すと徐々に自分でもしっかり音を聴くようになり、もっともっとリトミックが楽しくなります!
中級編|変身してみよう!
その2 魔法使いとロボットと怪獣
初級編が問題なく楽しめるのなら、次は中級編に挑戦してみましょう!
メロディが3つに増えるので少し難しくなりますが、3つとも特徴のあるメロディなので、慣れてきたらすぐに聴き分けられるようになると思いますよ!
ちなみに、中級編で増えた怪獣のメロディは怪獣の大きさをイメージして低音でゆっくりとした動きの音にしてあります。
よく注意して聴いてみてくださいね↓
怪獣になる時はしっかり音の重さを意識して、足腰に力を入れて歩きましょう。
ついでに、怪獣っぽく怖い顔して歩くととても盛り上がりますよ!
上級編|変身してみよう!
その3 魔法使いとロボット(ビームあり)と怪獣(鳴き声アリ)
さて、総仕上げの上級編です。
これはちょっと難しいです。
なぜなら魔法使い、ロボット、怪獣の3つのメロディの他、ロボットのビームと怪獣の鳴き声という即時反応(音の合図)も入っているからです。
リトミック慣れしている子、勘がいい子ならさらっとできちゃいますが、そうでないなら大人でもちょっと迷う……かも(笑)?
でも、ロボットとロボットのビーム音、怪獣と怪獣の鳴き声は1セットにしているので、それが分かっていればそんなに難しくはないかもしれません。
それでは、どうぞ↓
いかがでしたか?
上手に反応できましたか?
聴き分けなくてはいけない音が増えたことで内容的には難しくなりましたが、この上級編がうちの教室レッスンでは最も盛り上がります。
なぜなら、子どもたちはたいてい即時反応が大好きだから。
ロボットの「ビ~ム!」や怪獣の「ぎゃお~!」など、みんな本当大好きです。
お友達に向かってやったり、お母さんにむかってやったり、やられたり。
他の人とのコミュニケーションを楽しんでいるようです。
ということで、お家でもひまな時などにぜひやってみてくださいね!





