子供に音楽の楽しさを伝える大切な5つのポイント
音楽は幸せの交換です。
生涯幸せで生きていくためにも、音楽の大切さを小さいうちから教えていきたいと思うものですよね。
家庭であったり、指導現場であったり、友達のお子さんであったり、どんな場面でもいいのですが、音楽を通して子どもに接するときに効果的、意識的に「音楽って楽しい!」と感じてもらえる方法をいくつかご紹介いたします。
あらためて文章にしてみると当たり前のことかもしれませんが、それを意図的に実行することは、意外と大変なことなのです。
笑顔
「笑顔は武器」とはよく言われたものです。
でも実は、笑顔は「武器」ではなく「安心の証」です。
人は笑顔を見ただけで、安心する効果があります。
ちなみに感涙の涙は、これまた武器ではなく「親しみや人間の証」です。
心が交流する瞬間は、エネルギーの交流です。
そのエネルギーの交流で、人は元気になったりします。
そう思うと素直に笑ったり泣いたりできる気がしませんか?
前向きな言葉を実感を込めてかけ続ける

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言霊とはよく言われますが、前向きな言葉をかけ続ければ前向きになれるし、ダメダメと言われ続ければダメになると言われています。
「できる」「弾ける」「きれいな音」「すてきな音色」「楽しい」「面白い」「できた!」
こんな言葉を恥ずかしがることなく、素直に心から言うことができれば、必ず伝わってしまうのです。
応援する心って大切です。
音の動きを体で表現してみせる

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おすすめは音楽教材のバーナムシリーズ。
体の動きが題名になっていることが多いのですが、身振り手振りで説明してみると、曲のイメージと手の動かし方が連動して見えて「面白い」と感じてくれます。
すんなり頭の中に入ってくるようです。
先生や大人が演奏を楽しんでいるところを見せる

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歌の伴奏や発表会での講師演奏など、もっと身近でいうとレッスン中での見本演奏など、先生や大人が演奏する姿を見せる時に「これって楽しい、面白い!」という気持ちで弾くのとそうでないのとでは大きく異なります。
たとえタイプが違った生徒でも、多かれ少なかれ「先生が面白がっているならやってみよう」と思ってくれるものです。
そして、そんな姿が「カッコイイ!」と憧れに直結できるのが理想です。
娯楽を取り入れる

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時には楽しみも必要です。
音楽を取り入れたイベントで生徒同士、保護者同士のコミュニケーションがやる気につながります。
わたしが、今までやったことのあるイベントでは、ゲームとのコラボレーションや、おんがくかるた大会つきミニコンサート、お食事とのコラボレーションや、カフェでのコンサートがあります。
緊張はするものの楽しみもあるので、なんだか楽しみな要素が満載だと思います。
最後に
余談ですが、BABYMETALの「RISING SUN ROCK FESTIVAL」でのパフォーマンスを見て、なんと上記すべてを満たしていることに気がついてしまったのDEATH(デス)……
- 笑顔:もあちゃんとゆいちゃんの安定した笑顔
- 前向きな言葉:楽曲の歌詞
- 音の動きを体で表現:キレキレのダンスパフォーマンス!
BABYMETALもダンスで歌詞を表現すると言っておりましたね!
- 演奏を楽しんでいるところを見せる:神バンドのカッコよくも、楽しげな演奏姿!
- 娯楽を取り入れる:一緒に歌って踊って参加して、モッシュッシュッ!
そして、ライジングサンでは、大自然とおいしい食べ物(笑)。
このように普段活躍しているアーティストにも「子どもを楽しませる」条件を満たしているアーティストがいます。
なにかのヒントになれば幸いでございます。






