リトミックにおすすめの曲。体を使って音楽を楽しもう!
音楽や音に合わせて体を動かすリトミックは、音楽的な感性はもちろん、表現力や協調性を育んだり、自立心を養ったりと、子供たちの発育にとても良い効果をもたらすと言われています。
子供たちが楽しみながら音楽を身近に感じられるので、園で取り入れているところも多いですよね。
そこで今回は、リトミックにオススメの曲をご紹介します。
定番の曲から子供たちに人気の曲まで、思わず体を動かしたくなるような曲が盛りだくさんです。
ぜひ子供たちと一緒に、おもいっきり体を動かしましょう!
リトミックにおすすめの曲。体を使って音楽を楽しもう!(16〜20)
むすんでひらいて童謡

こちらの曲は戦後日本でリトミックの教材としての歌詞がつけられ、幅広い年齢の方に親しまれている曲です。
この曲の原曲を作曲したのは、はなんとフランスで活躍した哲学者のジャン=ジャック・ルソーさんで、1752年に初めて公演されたオペラオペラ『村の占い師』の中パントマイムのシーンで使われたそうです。
こちらの動画では、最後の部分にアレンジが加えられていて、いろいろなものに変化していくように作られています。
こういうアレンジも楽しいですね。
かえるのうた童謡

輪唱の曲としても楽しいこちらの『かえるのうた』ですが、その親しみやすいメロディーを使ってリトミックにも応用できますよ。
カエルの鳴き声にあわせてぴょんぴょんはねるのがとても楽しいです。
飛び跳ねるのがまだ難しい年ごろのお子さんは、保護者の方にだっこされたりおんぶされたままでとびはねるとよいでしょう。
とんだりはねたりすることで体に刺激が加わり、体を動かすことの楽しさが体感できるリトミックです。
曲の音量を調節して、小さくはねたり大きくはねたりしても楽しいです。
大きな栗の木の下で童謡

こちらの曲はイギリス民謡をもとにした童謡で、太平洋戦争後に日本に来たGHQ、連合軍総司令部の人たちが歌っていたものに日本語の訳詞がついたそうです。
リトミックの元祖のような曲で、大きく体を動かして表現することで体操にもなります。
2007年には海外の曲にかかわらず、日本の歌百選の1曲に選ばれたほど日本人に親しまれた曲となりました。
今や日本国民のかなりの数の方が歌いながら振り付けもできる曲の一つなのではないでしょうか。
いとまきのうた童謡

曲に合わせて両手をぐるぐる!
懐かしく思われる方は多いかもしれませんね、この『いとまきのうた』。
もともとはデンマークの民謡で、日本では1980年代にCMソングに起用されたことをきっかけに広まりました。
手の動きだけで遊べるので、場所を選びません。
ふれあい遊びとして、親御さんが赤ちゃんの手を取ってやらせてあげる、という方法もあります。
年代問わず知っている曲ですので、おじいちゃんおばあちゃんとのリトミック曲としてもオススメです。
きらきら星童謡

こちらの曲は18世紀末のフランスで流行したシャンソンの曲です。
モーツァルトがこの曲のテーマをもとに作った、『きらきら星変奏曲』も有名ですよね。
アルファベットを覚えるための『ABCの歌』のメロディーとしてもつかわれていて、覚えやすい人気の曲だということがわかります。
この曲を使って星のように手を動かしてみたり、リズムを打つ練習に使ってみるのもオススメです。
英語の歌詞も日本語の歌詞内容とほぼ同じなので、英語教材としても使えます。