【マイトガイ】小林旭の歌いやすい曲まとめ
1938年生まれ、いわゆる「銀幕のスター」と呼ばれる最後の世代にして80代後半を迎えた2020年代の今も現役で活動を続けるレジェンド中のレジェンド、マイトガイこと小林旭さん。
俳優としても歌手としても日本の芸能史にその名を残す偉大な存在ですが、2022年には久々の新曲「がんばれ若僧」を自ら作詞してリリースするなど、今後もさまざまな活動で日本を元気にしてくれそうですよね。
そんな小林さんの楽曲はカラオケでも大人気ですが、こちらの記事では特に初心者の方に向けて歌いやすい曲を選んでまとめてみました。
演歌や昭和歌謡に興味がある若い方も、ぜひチェックしてみてください!
【マイトガイ】小林旭の歌いやすい曲まとめ(11〜20)
惜別の唄小林旭

小林旭さんの異色の作品『惜別の唄』。
本作は少しばかりのアレンジが加えられたカバーソングで、原曲は中央大学の学生歌です。
原曲が昭和初期に作られたということもあってか、ポップスの要素が非常に薄く、そのメロディーはさながら軍歌と演歌の中間のよう。
そんな本作ですが、全体を通して低音域~中低音域で歌われており、急な音程の上下がありません。
ボーカルラインが単調な分、迫力を出しづらいというデメリットはありますが、歌いやすさはバツグンですので、ぜひレパートリーに加えてみてください。
昔の名前で出ています小林旭

小林旭さんの楽曲は、意外にもポップスの要素が強いものが多いのですが、こちらの『昔の名前で出ています』は違います。
一応、歌謡曲として分類されている本作ですが、展開やボーカルラインは完全に演歌のそれで、サビの終わりには演歌と比べても大差のないこぶしが登場します。
こぶしが登場すると難しいように思えるかもしれませんが、本作のこぶしは音階が3つ以上変化することはないため、決して高難度というわけではありません。
純子小林旭

1975年にリリースされた小林旭さんの名曲『純子』。
本作はエルヴィス・プレスリーさんなどが得意としていた淡い南国風のポップに近いメロディーが特徴で、全体を通して非常に淡く、落ち着いた雰囲気がただよっています。
もちろん、テンポも非常にゆっくりで、ボーカルラインも伸びこそ目立ちますが、音階の上下としては非常にシンプルです。
中高音以上の音域でしっかりとロングトーンができるなら、まったく難所を感じずに歌い上げられるでしょう。
アキラのズンドコ節小林旭

演歌にはズンドコ節という定番の節が存在します。
最近では氷川きよしさんの『きよしのズンドコ節』が有名ですよね。
こちらの『アキラのズンドコ節』は小林旭さんのズンドコ節で、一般的なズンドコ節に比べて、ややジャズやブギの要素がミックスされています。
演歌らしいフレーズもあるのですが、こぶしなどはほとんど登場せず、抑揚で楽曲にメリハリをつけています。
演歌の歌い回しが苦手な方でも歌いやすいボーカルラインなので、ぜひレパートリーに加えてみてください。
女房きどり小林旭

小林旭さんは力強い歌を得意としていることもあってか、男歌が非常に多い歌手です。
そんな小林旭にも、女歌が存在するのですが、その中でも特にオススメしたいのがこちらの『女房きどり』。
ジャンルは歌謡曲で、女歌ということもあってか、小林旭さんの特徴である力強いハイトーンは登場しません。
サビ終盤で高音のロングトーンが登場しますが、ここは声を薄くして歌っているので、ピッチさえ意識していれば十分にそれっぽく歌いこなせるでしょう。
おわりに
冒頭でも触れたように、現在80代後半を迎える小林さんですが公式YouTubeチャンネルを立ち上げ、2024年には自宅でのアクシデントで重傷を負いながらも、コンサートなど精力的な活動を続けているというのがすごいですよね。
永遠の「マイトガイ」が歌う名曲の数々を、今回の記事をきっかけとして若い世代にも知ってもらえたのであれば嬉しいです!