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情熱の音楽~ラテン音楽を代表するアーティストまとめ

皆さんは「ラテン音楽」と言われて、どのような音楽を想像されますでしょうか。

言葉通り中南米で生まれたラテン音楽は、キューバやカリブにブラジルなどそれぞれのルーツを軸としてサブジャンルも多く、一口に「ラテン」といってもそのスタイルはさまざまなのですね。

実は洋楽はもちろん日本の歌謡曲でもラテンの要素を取り入れたヒット曲は多いですし、ラテン音楽のアーティストたちは世界的な人気を博しているのですよ。

こちらの記事ではそんなラテン音楽を代表するアーティストを紹介しています。

「このアーティストってラテン系だったのか」という発見もあるかも?

ぜひご覧ください!

情熱の音楽~ラテン音楽を代表するアーティストまとめ(11〜20)

PianoloOrquesta San Vincente De Tito Flores

エルサルバドルを代表するオルケスタ・サン・ビセンテ・デ・ティト・フローレスによる情熱的なマンボが、ブラスセクションとパーカッションの絶妙なバランスで紡ぎ出されます。

1986年に公開された本作は、アルバム『Tito Flores y su Orquesta San Vicente』に収録され、その後アルバム『15 Éxitos Tropicales』でも親しまれています。

クンビア・サルバドレーニャの伝統を大切にしながら、ラテン音楽の魅力を存分に引き出す名演奏が魅力です。

創設者のティト・フローレスさんは69カ国で愛される楽曲を生み出し、デジタルプラットフォームで2000万回以上の再生を記録しました。

ダンスパーティーやラテン音楽を楽しみたい時にオススメの一曲です。

Mambo TaxiSly & Robbie

ジャマイカ音楽界の重鎮Sly & Robbieによる、ラテンジャズと映画音楽の要素を織り交ぜた色鮮やかな一曲です。

情熱的なマンボのリズムに、独特のレゲエサウンドを重ね合わせることで、南国の陽気さと大人の艶めかしさを見事に表現しています。

1997年に発売されたアルバム『Mambo Taxi』の収録曲で、サックス奏者のDean Fraserさんやトロンボーン奏者のNambo Robinsonさんなど、実力派ミュージシャンが参加しています。

ラテン音楽の魅力を再発見したい方や、レゲエとジャズの融合に興味がある方にピッタリの作品です。

Por Tu Maldito AmorVicente Fernandez

「ランチェラ音楽の王」として知られるビセンテ・フェルナンデスさんは、メキシコのハリスコ州で生まれました。

主にラテン音楽、特にマリアッチやランチェラを歌い、1960年代から2020年代まで長きにわたって活躍。

代表曲には『ボルベル、ボルベル』や『ラス・クラシカス・デ・ホセ・アルフレド・ヒメネス』などがあり、メキシコだけでなくラテンアメリカ全域で愛されています。

生涯で3つのグラミー賞と8つのラテン・グラミー賞を受賞し、アルバム『A Mis 80’s』では最優秀リージョナル・メキシカン・ミュージック・アルバム賞に輝きました。

メキシコの伝統的な価値観を称えながら、その音楽でメキシコ文化の真髄を伝え続けた偉大なアーティストです。

Silbando Mamboペレス・プラード楽団

マンボの黄金時代を代表する一曲で、口笛をモチーフにした陽気な曲調が印象的な作品です。

キューバ出身のペレス・プラードさんが率いる楽団のサウンドは、力強いブラスセクションとリズミカルなアレンジが絶妙な調和を生み出しています。

1951年に発売された本作は、プラードさん自身が作曲したオリジナル曲で、1950年12月15日の録音セッションで生まれました。

マンボの王様と呼ばれたプラードさんならではの革新的なアプローチで、従来のラテン音楽に新たな息吹を吹き込んだ意欲作です。

ダンスホールやパーティーシーンで大いに盛り上がれる楽曲で、リズムに身を委ねたくなる心躍る一曲となっています。

Mambo A La KentonPaquito D’Rivera

力強いブラスセクションと軽快なパーカッションが織りなすエキサイティングな情熱のラテンナンバー。

アルバム『Tropicana Nights』の一曲目に収録された本作は、キューバ出身のパキート・デリベラさんが、スタン・ケントンのビッグバンドサウンドとキューバ音楽のマンボを見事に融合させています。

1999年に収録された本作は、キューバの伝説的なナイトクラブ「トロピカーナ」への愛着がにじみ出ており、デリベラさんのクラリネットとサックスが織りなす魅惑的な旋律が心を躍らせます。

2000年には第1回ラテン・グラミー賞でベスト・ラテン・ジャズ・アルバム賞を受賞。

ダンスパーティーやライブイベントで盛り上がりたい時にオススメの1曲です。

CHERRY PINK AND APPLE BLOSSOM WHITEペレス・プラード楽団

軽やかなトランペットの響きと情熱的なマンボのリズムが融合した名曲は、1955年のリリース直後から世界中の人々を魅了し、ビルボードチャートでは10週連続1位を記録しました。

1955年に公開された映画『Underwater!』でジェーン・ラッセルさんが踊るシーンでも使用され、一躍注目を集めたペレス・プラード楽団さんのサウンドは、力強いブラスセクションと洗練されたアレンジで構築されています。

本作は、華やかなパーティーやダンスの場で盛り上がりを演出したい時にピッタリです。

また、トランペット奏者のビリー・レジスさんによる美しい旋律は、心地よい安らぎを与えてくれます。

情熱の音楽~ラテン音楽を代表するアーティストまとめ(21〜30)

マンボに夢中ペレス・プラード楽団

力強いブラスセクションと躍動的なリズムが織りなす情熱のラテンサウンドが魅力の1曲です。

キューバ出身のダマソ・ペレス・プラードさんが率いるペレス・プラード楽団の代表作で、1996年12月リリースのアルバム『PEREZ PRADO DELUXE 1. MAMBO SUCCESS』に収録されています。

2016年7月には、アルバム『究極のマンボ』でも音源化されました。

ジャズとロックの要素を巧みに融合させた革新的なアレンジは、従来のマンボの概念を覆すもので、多くのダンスファンを魅了しました。

華やかなホーンセクションとパーカッションの絶妙な掛け合いは、パーティーシーンやダンスタイムを盛り上げる定番として、世代を超えて愛され続けています。