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情熱の音楽~ラテン音楽を代表するアーティストまとめ

情熱の音楽~ラテン音楽を代表するアーティストまとめ
最終更新:

皆さんは「ラテン音楽」と言われて、どのような音楽を想像されますでしょうか。

言葉通り中南米で生まれたラテン音楽は、キューバやカリブにブラジルなどそれぞれのルーツを軸としてサブジャンルも多く、一口に「ラテン」といってもそのスタイルはさまざまなのですね。

実は洋楽はもちろん日本の歌謡曲でもラテンの要素を取り入れたヒット曲は多いですし、ラテン音楽のアーティストたちは世界的な人気を博しているのですよ。

こちらの記事ではそんなラテン音楽を代表するアーティストを紹介しています。

「このアーティストってラテン系だったのか」という発見もあるかも?

ぜひご覧ください!

情熱の音楽~ラテン音楽を代表するアーティストまとめ(1〜10)

Despacito (ft. Daddy Yankee)Luis Fonsi

プエルトリコ出身の実力派シンガー、ルイス・フォンシさんは10代の頃からその類まれなる才能を発揮し、若くしてラテン・ポップ・シーンの寵児となりました。

1998年にデビュー・アルバム『Comenzaré』をリリース、一躍トップ・アーティストの仲間入りを果たします。

ラテン、ポップ、レゲトンなどのエッセンスを絶妙にブレンドしたキャッチーなサウンドはまさに彼の十八番。

2017年にダディ・ヤンキーさんとコラボした『Despacito』は、後にジャスティン・ビーバーさんも参加して全世界的な大ヒットとなりましたね。

グラミー賞やラテン・グラミー賞など数々の栄誉に輝くルイス・フォンシさん。

どこか憂いを帯びつつも力強く響く歌声と、ロマンティックな歌詞の数々は、老若男女問わず多くのリスナーの心を掴んで離さないことでしょう。

Bailando (ft. Descemer Bueno, Gente De Zona)Enrique Iglesias

Enrique Iglesias – Bailando ft. Descemer Bueno, Gente De Zona
Bailando (ft. Descemer Bueno, Gente De Zona)Enrique Iglesias

「ラテンポップの王」の異名を持つエンリケ・イグレシアスさん。

1975年にスペインのマドリードで生まれ、マイアミで育ちました。

1995年にデビューアルバム『Enrique Iglesias』をリリースし、音楽キャリアをスタート。

ライトロック・バラードを特徴とした楽曲は、英語とスペイン語の両方で数多くのヒット曲を生み出しています。

ビルボード・ホット100で5曲のトップ5シングルを記録し、ホット・ラテン・ソングスチャートでは27曲ものナンバーワン曲を持つなど、ラテン音楽シーンで絶大な人気を誇っています。

ラテンポップ、アダルト・コンテンポラリー、ラテンダンス、ポップ、ダンスポップなど、さまざまなジャンルを融合させたサウンドは、幅広い層から支持されているのが特徴。

ラテン音楽の洗練されたグルーブとキャッチーなメロディが心地よい、エンリケさんの楽曲をぜひチェックしてみてください。

Amor ProhibidoSelena Gomez

テハーノ音楽界のアイコン、セレーナさん。

1971年4月16日にテキサス州で生まれ、幼い頃から家族バンド「セレーナ・イ・ロス・ディノス」のリードボーカルとして活躍しました。

1989年にEMIレーテンと契約を結び、デビューアルバムをリリース。

アルバム『Entre a Mi Mundo』や『Amor Prohibido』は大ヒットを記録し、セレーナさんの名を一躍有名にしましたね。

彼女の音楽はテハーノ、テックス・メックス、ラテンポップを融合させた画期的なスタイル。

生前の功績が称えられ、没後も多くの賞を受賞しています。

情熱的な歌声と魅力的なパフォーマンスは、今なお多くのファンを魅了し続けていますよ。

DuraDaddy Yankee

Daddy Yankee – Dura (Video Oficial)
DuraDaddy Yankee

レゲトン界のパイオニアとして知られるダディ・ヤンキーさんは、ラテン、ラップ、レゲトン、ウルバーノ、ラテンラップなどのジャンルを融合した音楽性が魅力。

1992年にDJ Playeroのミックステープ「Playero 37」への参加で本格的デビューを飾ると、2004年発表のアルバム『Barrio Fino』に収録された「ガソリーナ」で大ブレイク。

2017年にはルイス・フォンシとのコラボ曲「Despacito」が全米1位を獲得し、世界中で社会現象になりました。

ラテングラミー賞やビルボードラテンミュージックアワードなど数々の賞を受賞してきた実力派で、ラテン系音楽が好きな方なら要チェックのアーティストです。

Con los Años Que Me QuedanGloria Estefan

キューバ出身、マイアミ育ちのグロリア・エステファンさん。

1980年代を中心に、ラテン・ポップを下敷きにしたダンス・ミュージックで世界的なヒットを飛ばしました。

1977年に「マイアミ・ラテン・ボーイズ」のボーカルとしてデビューし、後に「マイアミ・サウンド・マシーン」と改名。

1985年のシングル「Conga」で一躍有名になりました。

1991年にリリースしたアルバム『Into the Light』ではグラミー賞を受賞。

情熱的なサウンドとパワフルな歌声が魅力で、ラテン・ミュージック界を代表する女性シンガーとして活躍しています。

音楽好きなら一度は聴いておきたいアーティストですね。

Tusa (with Nicki Minaj)KAROL G

コロンビア出身のラテン音楽界のスター、カロルGさん。

レゲトンやラテン・トラップ、スペイン語のヒップホップなどのジャンルで活躍するカロルGさんは、2017年にリリースされたデビューアルバム『Unstoppable』がビルボードのトップラテンアルバムチャートで首位を獲得し、一躍ブレイクを果たしました。

バッド・バニーとのコラボ曲『Ahora Me Llama』などのヒット曲で国際的な成功を収め、ラテングラミー賞やビルボードミュージックアワードなど数々の賞を受賞。

R&Bやポップの要素も取り入れた彼女の音楽は、女性のエンパワーメントや愛、社会問題などを探求する歌詞が特徴的。

ラテン音楽ファンのみならず、新しい音楽を求めている全ての人にオススメのアーティストです。

ChantajeShakira

Shakira – Chantaje (Official Video) ft. Maluma
ChantajeShakira

コロンビアが生んだラテンポップのスーパースター、シャキーラさんは1990年代からラテンアメリカで絶大な人気を誇ってきましたが、2000年代に入ってからは英語でのヒット曲も次々と生み出し、文字通り世界中で愛されるアーティストとなりました。

1991年、わずか13歳でデビューを果たしたシャキーラさん。

以降もスペイン語のアルバムをコンスタントにリリースし、アルバム『¿Dónde Están los Ladrones?』や『Laundry Service』などは全米でもチャートインするなど、国境を越えた人気ぶりを発揮しています。

ラテン・グラミー賞を14回受賞し、MTVビデオ・ミュージック・アワードでは5度の栄冠に輝くなど、その功績は高く評価されているのですね。

中南米やアラブの音楽的要素を独自の感性で昇華したサウンドは、聴く人の心を捉えて離しません。

世代を問わず、ラテン音楽の魅力を知りたい方におすすめしたいアーティストです。