ドラムを始めた人は、誰しも手数の多いフレーズを叩いてみたくなりますよね。
音数の多いフレーズを叩きこなす姿には、憧れる人も多いと思います。
今回は手足をよりスピーディーに動かすためのアドバイスをお伝えしたいと思います。
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初心者ドラマーによくある勘違い

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ドラムについての相談を受けることがよくあるんですが「手足のスピードが上がりません・・・」という悩みが非常に多いです。
この悩みはドラマーなら必ずといっていいほど通る悩みです。
僕も実力がない頃から、速いシングルストロークやツーバスを叩けるようになりたいと思っていましたが、なかなか上手くならなかった経験もありこれはとても共感出来る悩みのひとつです。
しかし現実的に考えれば、最初からそんなにうまく叩けるわけがありません。
ドラムを初めて間もない頃は、テンポ150~160ほどの16分音符が限界だったこともありました。
その頃の僕は、高速テンポでドラムを演奏できるドラマーに対して「もしかしたら、この人は貧乏ゆすりのような感じで連打しているのではないだろうか?」という風に考えていました。
実は、この考え方をしてしまう人って意外と多いんですよね。
僕もそうだったし、初心者の方は皆さんそういう勘違いを経験して成長していくのだと思います。
貧乏ゆすりでの連打

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しかし結論を先にいってしまうと「貧乏ゆすりなどの筋肉の痙攣(けいれん)で連打をマスターできるほど甘くない」ということです。
考えてみれば、それはそうですよね。
(苦笑)
第一そんなものを綺麗にコントロールするのは無理だし身体も疲れてしまいます。
ではなぜ、そういった勘違いをしてしまうかの原因を考えてみましょう。
勘違いの原因とは

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答えは簡単。
速く叩けるスキルが身に付いていない状態だと速く叩けたときの感覚がわからないからです。
それゆえに、間違った妄想で間を埋めてしまうんですね。
でも、いざ叩けるようになってみると・・・
「速いテンポでも一打一打をしっかりヒットしている感覚を感じながら演奏している」ので、何も特別なことはしていません。
なので、スピーディーな演奏をしたい人は、丁寧さを忘れずに練習しておいた方が無難です。
これだけは、特に裏技などございませんので、根気よく真面目に取り組んでもらった方が良いと思います。
ちなみに、この結論に至るまで僕は何度も大失敗を重ねてきたので悪い例として一つの事例を紹介しておきます。
驚愕の練習方法とその結果

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僕はツーバスが叩けなかった頃、貧乏ゆすりでツーバス連打を叩く練習をしていました。
練習中はメトロノームを鳴らして一定のテンポで叩けるように延々と繰り返していたんですが、貧乏ゆすりをしているわけですから、一応それなりにペダルは速く動いてくれるわけですよね。
この状態でテンポを速くしたら、なんとなくついていけている気になれるんですが、やっぱりコントロールが効かないし、しっかり1つ1つの音を出している感覚もないので、曲に合わせたりした場合に全く安定感がなく、結果的に全く上達しませんでした(笑)。
本当に全く上達しませんでしたよ…。
こんな練習法を毎日真面目に繰り返していたとか、思い出すだけで恥ずかしいですが、でも当時は上手くなるために一生懸命だったんです。
失敗からの学び

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この経験から学んだことといえば「曖昧な感覚なままだと、テクニックは身につかない」ということです。
やっぱり正攻法で地道にスキルを積み上げていくことは大切だし、これはどの楽器でも同じだと思います。
ということで、手足のスピードを上げたい人は真っ向勝負で練習に取り組んでみてくださいね!