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【男性歌手編】大みそかの顔!紅白歌合戦に出演した演歌歌手

大みそかはゆっくり『NHK紅白歌合戦』を見ながら過ごしたい!

その年を締めくくる日本の国民的な歌番組であり、1951年の開始以来、出演アーティストやバンドの顔ぶれ、傾向も変化しつつある紅白ですが、やはり演歌歌手の存在は大きいですよね。

こちらの記事では、紅白出演経験のある演歌歌手のなかから、男性歌手をピックアップ。

大御所から若手まで、昭和、平成、令和の紅白を彩った名歌手をご紹介します。

それぞれの代表曲とともにお楽しみください!

【男性歌手編】大みそかの顔!紅白歌合戦に出演した演歌歌手(21〜30)

大泉逸郎

山形県出身で、サクランボ農家と演歌歌手という二足のわらじを履く異色の経歴を持つ大泉逸郎さん。

1977年に東北・北海道民謡大賞を受賞し、1980年には日本民謡協会の総理大臣賞も獲得するなど、民謡の世界で実力を磨いてきました。

1999年にテイチクからメジャー作品を発表すると、翌年には紅白歌合戦への出場を果たし、日本レコード大賞優秀作品賞や日本ゴールドディスク大賞特別賞など数々の栄誉に輝きました。

そんな彼の魅力は、なんといっても民謡仕込みの芯の強い歌声と、生活者の目線に根差した温かい歌世界。

長男の闘病をきっかけに骨髄バンク支援をライフワークとし、チャリティコンサートを継続している姿勢も心に響きます。

北帰行小林旭

小林旭「北帰行」(オフィシャルオーディオ)
北帰行小林旭

日活アクション映画の黄金期を支え、銀幕のスターとして君臨した小林旭さん。

1956年に映画『飢える魂』でデビューし、長身と屈強な身体を活かした硬派な役柄で「マイトガイ」の愛称が定着しました。

俳優業と並行して歌手としても活躍し、映画主題歌からムード歌謡、都会派演歌まで幅広いレパートリーを持っています。

バリトン寄りの中低域で語りと歌の境目を往還するフレージング、語尾の掠れとビブラートを効かせた歌唱は唯一無二。

身長180cmで柔道五段という武道の素養を持ち、スクリーンのアクションを実演で支える身体性も魅力のひとつです。

哀愁列車三橋美智也

昭和を代表する演歌界の巨星、三橋美智也さん。

北海道生まれの彼は、幼少期から民謡の才能を発揮し、1954年に『酒の苦さよ』でデビュー。

翌年には大ヒット曲を世に送り出し、以降も数々の名曲を生み出しました。

民謡で培った伸びやかな高音と独特のこぶし回しが特徴で、「三橋で明けて三橋で暮れる」と称されるほどの人気を博しました。

1962年には日本レコード大賞歌唱賞を受賞。

津軽三味線の名手としても知られ、若者を魅了しました。

後進の育成にも力を注ぎ、「民謡三橋流」を興すなど、その功績は計り知れません。

旅の終りに冠二郎

「ネオ演歌」や「アクション演歌」の旗手として知られる冠二郎さん。

1967年にデビューしましたが、大きなブレイクまでには長い道のりがありました。

1977年にリリースした海峡をテーマにした楽曲が初のヒット曲となり、その後も『みれん酒』『酒場』などのヒットを連発。

1992年にリリースした炎のモチーフの楽曲では独特のフレーズで若者からの支持も集めました。

第42回NHK紅白歌合戦に初出場を果たすなど、数々の音楽賞も受賞。

居酒屋チェーンとタイアップした楽曲シリーズや特撮番組の主題歌も手掛けるなど、幅広い活動を展開しました。

ユニークなキャラクターでバラエティ番組にも出演し、幅広い層から親しまれた冠二郎さん。

演歌好きはもちろん、新しいものが好きな方にもオススメの歌手です。

星影のワルツ千昌夫

深い情感と郷愁を誘う歌声で知られる千昌夫さんは、1965年に『君が好き』でデビューを飾りました。

翌年にリリースされた星影をテーマにしたワルツ曲は、1967年秋頃からヒットし、ミリオンセラーを記録。

この成功により、1968年のNHK紅白歌合戦に初出場を果たします。

1977年には北国の情景を歌った曲をリリースし、2年間にわたり歌い続けた結果、大ヒットとなりミリオンセラーを達成。

第21回日本レコード大賞のロングセラー賞を受賞し、中国やシンガポールなどアジア各国でも人気を博しました。

飛行機とヘリコプターの免許を取得し、自家用セスナを所有していたという異色の経歴も持つ千昌夫さん。

演歌好きはもちろん、昭和の歌謡曲に興味がある方にもオススメの歌手です。

さざんかの宿大川栄策

1969年に『新妻鏡』の挿入歌でデビューを飾って以来、『さざんかの宿』や『駅』などの大ヒット曲を次々と世に送り出し、その美声と繊細な節回しで多くのファンを魅了してきた大川栄策さん。

第24回日本レコード大賞ロングセラー賞受賞や紅白歌合戦初出場など、輝かしい実績を重ねる一方で、1986年には新宿コマ劇場での1ヶ月公演を成功させるなど、歌唱力だけでなく演技力にも定評があります。

大川さんの楽曲は、演歌を愛する方はもちろん、豊かな表現力と温かみのある歌声に惹かれる全ての音楽ファンにオススメです。

別れの一本杉春日八郎

漁師の家に生まれた春日八郎さんは、1952年に『赤いランプの終列車』でデビュー。

その後『お富さん』が大ヒットし、一躍人気歌手の仲間入りを果たします。

澄んだ美しい高音と情感豊かな歌唱で多くのファンを魅了した春日さんは、生涯で1,600曲以上を吹き込み、レコードの総売上は7,000万枚を超えるほどの国民的演歌歌手に。

1989年には紫綬褒章を受章し、1991年には勲四等旭日小綬章を受章するなど、その功績は高く評価されています。

すきま風杉良太郎

昭和の演歌界を代表する大御所として存在感を放つ杉良太郎さん。

1965年に『野郎笠』で歌手デビューを飾り、1976年には『すきま風』で100万枚を超える大ヒットを記録しました。

演歌歌手としての活動だけでなく、俳優としても『遠山の金さん』や『水戸黄門』などの時代劇で活躍し、幅広い才能を発揮しています。

社会貢献活動にも熱心で、2008年には芸能人として初めて緑綬褒章を受章。

2016年には文化功労者としても顕彰されるなど、その功績は多方面で認められています。

夢追い酒渥美二郎

昭和を代表する演歌歌手として知られる渥美二郎さん。

1976年に『可愛いおまえ』でデビューを飾り、『夢追い酒』で一躍スターダムに。

昭和54年度日本レコード大賞ロングセラー賞を受賞し、同年のNHK紅白歌合戦に初出場を果たしました。

『忘れてほしい』『他人酒』など数々のヒット曲を世に送り出し、男性演歌歌手としての地位を確立。

1989年にはスキルス性胃がんを克服し、その経験を自伝『なみだの花』につづっています。

演歌師時代の経験を活かした1,000曲以上のレパートリーと楽器演奏を取り入れたコンサート活動は、今なお多くのファンを魅了し続けていますね。

女のいのち香田晋

生きざまを歌い上げる香田晋さんは、心を揺さぶる演歌の世界で輝きを放っていました。

1989年デビューの『男同志』は、彼の代表曲として多くの人々の記憶に残っています。

忘れがたい情熱を歌にたくし、1994年には第45回NHK紅白歌合戦で『夢いちど』を熱唱し、見る人すべてを魅了しました。

しかし、2012年に発声障害により芸能界を引退し、新たな道を歩むことを決意。

料理人をへて、2018年には僧侶「徹心 香雲」として新たな一歩を踏み出し、今も豊かな歌声を届けています。

おわりに

それぞれのステージだけでなく、華やかな演出やアーティスト同士のコラボなど、魅力的なポイントが多すぎて目が離せない『NHK紅白歌合戦』。

「第七世代」と呼ばれる若手演歌歌手も登場している昨今、演歌の生き字引のような大御所と若手の歌声を一度に楽しめる貴重な番組として、今後も日本の大みそかを盛り上げてくれることでしょう。