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昭和を代表する男性演歌歌手まとめ

2020年代の現在は「演歌第七世代」なる言葉も生まれ、若手の才能も次々とデビューを果たし活況を呈する演歌。

演歌の成り立ちは明治の時代にまでさかのぼると言われていますが、多くの人がイメージする「演歌」が確立されたのは1960年代後半辺りと言われています。

こちらの記事では、そんな根強い人気を誇る「演歌」の歴史を語る上で欠かせない、昭和の時代を彩った代表的な男性演歌歌手をまとめてみました。

すでに旅立たれた方から、令和の今も現役で活躍する歌手まで、演歌を作り上げた大御所たちの歴史をぜひこの機会に知ってくださいね。

ちなみに女性歌手は他の記事でまとめていますから、そちらも要チェックです!

昭和を代表する男性演歌歌手まとめ

旅の終りに冠二郎

「ネオ演歌」や「アクション演歌」の旗手として知られる冠二郎さん。

1967年にデビューしましたが、大きなブレイクまでには長い道のりがありました。

1977年にリリースした海峡をテーマにした楽曲が初のヒット曲となり、その後も『みれん酒』『酒場』などのヒットを連発。

1992年にリリースした炎のモチーフの楽曲では独特のフレーズで若者からの支持も集めました。

第42回NHK紅白歌合戦に初出場を果たすなど、数々の音楽賞も受賞。

居酒屋チェーンとタイアップした楽曲シリーズや特撮番組の主題歌も手掛けるなど、幅広い活動を展開しました。

ユニークなキャラクターでバラエティ番組にも出演し、幅広い層から親しまれた冠二郎さん。

演歌好きはもちろん、新しいものが好きな方にもおすすめの歌手です。

哀愁列車三橋美智也

昭和を代表する演歌界の巨星、三橋美智也さん。

北海道生まれの彼は、幼少期から民謡の才能を発揮し、1954年に『酒の苦さよ』でデビュー。

翌年には大ヒット曲を世に送り出し、以降も数々の名曲を生み出しました。

民謡で培った伸びやかな高音と独特のこぶし回しが特徴で、「三橋で明けて三橋で暮れる」と称されるほどの人気を博しました。

1962年には日本レコード大賞歌唱賞を受賞。

津軽三味線の名手としても知られ、若者を魅了しました。

後進の育成にも力を注ぎ、「民謡三橋流」を興すなど、その功績は計り知れません。

演歌や民謡、歌謡曲を愛する方にぜひおすすめの歌手です。

無法松の一生 (度胸千両入り)村田英雄

浪曲の世界から戦後の歌謡界のスターとなり、昭和を代表する演歌界の大御所として活躍したのが村田英雄さんです。

1958年に『無法松の一生』でデビューした村田さんは、1961年の『王将』で一躍人気歌手の仲間入りを果たしました。

浪曲で培った力強い歌声と男らしい世界観が特徴で、『柔道一代』『男の土俵』など多くのヒット曲を生み出しました。

紅白歌合戦には通算27回出場し、1961年から1972年までは12年連続で出場するなど、その実力は折り紙付き。

糖尿病と闘いながらも歌い続けた姿勢は多くのファンの心に刻まれています。

男らしい演歌の魅力に惹かれる方にぜひおすすめしたい歌手です。

おわりに

昭和の時代に多くの名曲を残した、そして令和の現在も活躍する歌手も含めて伝説的な大御所の名前がずらりと並ぶラインアップとなりましたね。

彼らの代表曲は今も歌い継がれ続けているような国民的ヒット曲ばかりですし、若い世代であってもきっと一度は耳にしたことがあるはず。

圧倒的な歌唱力で魅せる大御所たちの素晴らしい歌唱とともに、今夜は昭和の演歌を聴きながら過ごしてみませんか。