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【メトネルのピアノ曲】20世紀ロシアの作曲家によるロマンあふれる名作

ニコライ・メトネルさんは、1880年にロシアで生まれた作曲家兼ピアニスト。

前衛音楽の作曲家が台頭していた20世紀前半に活躍した作曲家でありながら、ロマン派の伝統を受け継ぐ優美なメロディとハーモニーをもつ美しい作品を遺したことで知られています。

本記事では、そんなメトネルさんの作品のなかから、ロマンティックなピアノ曲をピックアップ!

オリジナリティを追求しながらも伝統を重んじる姿勢を崩さなかったメトネルさんの世界観を、思う存分ご堪能ください。

【メトネルのピアノ曲】20世紀ロシアの作曲家によるロマンあふれる名作(1〜10)

ソナタ・バラード 嬰へ長調 Op.27Nikolai Medtner

20世紀前半に活躍したロシア出身の作曲家兼ピアニスト、ニコライ・メトネルさん。

前衛音楽が主流となりつつあった時代にあって、ロマン派の美しい旋律とハーモニーを守り抜いた作品の数々は今なお多くの人々を魅了しています。

彼の代表作の一つ、『ソナタ・バラード Op.27』は、詩人フェートの詩に基づき、キリストの受難をテーマに描いた大作。

春の喜びに満ちた第1楽章から、善と悪の戦いを表現した中間部を経て、最後は勝利の喜びに満ちたフィナーレへ。

メトネルさんの深い精神性とインスピレーションが凝縮された作品です。

繊細かつ力強い演奏で、新たな感動をお届けします。

ソナタ 三部作 Op.11 第1番 変イ長調Nikolai Medtner

吉原 佳奈/メトネル:ソナタ・トライアド(三部作) 第1番 変イ長調 Op.11-1(入賞者ガラコンサート)Medtner: Sonata Triad Op.11 No.1(2021)
ソナタ 三部作 Op.11 第1番 変イ長調Nikolai Medtner

1880年にロシアで生まれたニコライ・メトネルさn。

ロマン派の伝統を受け継ぎながらもオリジナリティを追求し、緻密で詩情あふれる音楽を数多く遺しました。

『ソナタ 三部作 Op.11』の中でも特に第1番は緊張感とリリカルな美しさが際立つ作品。

複雑で洗練されたハーモニーと、聴き手の心に響く豊かな表現力には、彼独自のスタイルが色濃く反映されています。

高度な技術と深い音楽性が要求されるこの曲は、ピアノの探求心をかきたてる魅力にあふれています。

クラシック音楽ファンはもちろん、ロマンティックで感動的な音楽をお探しの方にぜひオススメしたい名曲です。

4つのおとぎ話 Op.26 第1番Nikolai Medtner

20世紀前半のロシアを代表する作曲家ニコライ・メトネルさんの作品のなかでも特に人気の高い、『4つのおとぎ話 Op.26』の第1曲目は、穏やかななかにも物語性を感じさせる、まさにおとぎ話のような雰囲気を持った作品です。

おとぎ話をイメージした曲ではあるものの、具体的なストーリーはなく聴く人の想像に委ねられています。

音楽のなかに登場人物の喜怒哀楽が表現され、聴けば聴くほどさまざまな情景が浮かんでくるでしょう。

ピアノならではの繊細で美しい音色を存分に味わいながら、物語の世界に浸ってみてくださいね。

【メトネルのピアノ曲】20世紀ロシアの作曲家によるロマンあふれる名作(11〜20)

ピアノ協奏曲 第1番 ハ短調 Op.33Nikolai Medtner

20世紀ロシアを代表する作曲家ニコライ・メトネルさんは、ロマン派の伝統を受け継ぎながらも独自の音楽世界を築き上げました。

1914年から1918年にかけて作曲された『ピアノ協奏曲第1番』は、一楽章のソナタ形式に基づいた構成が特徴です。

第一次世界大戦という悲劇的な時代背景のなかで生み出されたこの作品には、英雄的でありながら悲壮感も感じられる主題が現れ、見事な構成美で聴く者を魅了します。

クラシック音楽の神髄を味わいたい方にオススメの名曲です。

忘れられた調べ 第2集 Op.39 第5曲「悲劇的ソナタ」Nikolai Medtner

Yevgeny Sudbin plays Medtner: Sonata Tragica in C minor, Op. 39, No. 5, from “Forgotten Melodies”
忘れられた調べ 第2集 Op.39 第5曲「悲劇的ソナタ」Nikolai Medtner

ニコライ・メトネルさんは、ロシアの作曲家兼ピアニストで、ロマン派の伝統を受け継ぎながら、20世紀前半に活躍しました。

彼のピアノ作品集『忘れられた調べ』の第2集に収められた『悲劇的ソナタ』は、独特の構成と強烈な感情表現で知られています。

この曲は、アレグロ形式の単一楽章で、激しくドラマチックな雰囲気が特徴です。

3つの主題が展開されるなかで、そのうちの一つが再現されないという、型破りな形式を取っているのが印象的ですね。

ロマン派の美しさと20世紀の革新性が融合した、気品あふれる作品です。

高度なテクニックと豊かな表現力を兼ね備えたピアニストにピッタリの1曲といえるでしょう。

忘れられた調べ 第1集 Op.38 第3曲「祝祭の踊り」Nikolai Medtner

20世紀ロシアの作曲家、ニコライ・メトネルさん。

彼は豊かな音楽性に恵まれた家庭に育ち、モスクワ音楽院で学んで作曲とピアノの才能を開花させました。

ロマン派の流れをくみながらも独自の美学を追求し、ピアノ作品を中心に数々の名曲を残しています。

『忘れられた調べ 第1集』のなあかの1曲、『祝祭の踊り』はクラシカルな神話的雰囲気を湛えた技巧的な作品。

古典的な美を体現しつつ、舞曲のリズムに乗って華麗に踊るようなロマンティックな魅力にあふれています。

ピアノ演奏に磨きをかけたい中上級者にぜひオススメしたい、挑戦しがいのある秀逸な作品です。

嵐のソナタ ヘ短調 Op.53-2Nikolai Medtner

ロシアが生んだロマン派の大作曲家、ニコライ・メトネルさん。

『忘れられた旋律』シリーズや多数のソナタなど、主にピアノ作品を中心に生涯を通して美しい音楽を残しました。

1929年から1931年にかけて書かれたピアノソナタ『嵐のソナタ ヘ短調 Op.53-2』は、彼が「最も現代的な作曲」と称した意欲作。

一つの長大な楽章で構成された本作は、限られた素材を深く掘り下げながら、複雑なフーガを含む技巧的な展開部や自由なリズム、挑戦的な楽観主義が際立つ作品です。

社会の混乱や個人的な困難を乗り越えようとする強い意志が、音楽に映し出されているかのようです。

高度な技術と詩的な情熱を兼ね備えたピアニストにこそ、演奏してほしい名曲ですね。