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【2025】メキシコの人気アーティスト。おすすめのシンガーまとめ

長い歴史を持ち、実は日本との関わりも両者の交流が始まったのは1609年にまで遡れるというメキシコ。

一般的なイメージとして、ラテンのノリで陽気明るいといったものを思い浮かべる方も多いかと思いますが、音楽ジャンルに注目してみるとマリアッチやランチェーラ、ソンやコリードといった伝統的な音楽が有名ですね。

そんなメキシコのアーティストについて、皆さんはどれだけご存じでしょうか。

こちらの記事ではメキシコを代表するアーティスト、シンガーたちを新旧を問わずまとめて紹介しています。

前半はZ世代を中心としてメキシコ系アメリカ人も含む世界を席巻する若手を、後半以降はレジェンド級のシンガーたちを紹介していますから、メキシコ音楽の「今」を知りたい方も要チェックです!

【2025】メキシコの人気アーティスト。おすすめのシンガーまとめ(1〜20)

Por Las NochesPeso Pluma

Peso Pluma – Por Las Noches (Video Oficial)
Por Las NochesPeso Pluma

メキシコのラテン音楽シーンを席巻する新星、ペソ・プルマさん。

コリードス・トゥンバードスと呼ばれる現代的なナルコ・コリードのジャンルで独自の地位を確立しています。

鮮明なボーカルスタイルと現代的なリズムが特徴的で、2021年6月にデビューして以来、急速に人気を博しています。

最近では世界的に有名なDJスネイクさんとのコラボレーション曲『Teka』が話題を呼び、コーチェラ音楽祭での初披露以降、大きな反響を呼んでいます。

伝統的なリズムとEDMを融合させた「エレクトロコリード」という新しい音楽トレンドの先駆者として注目を集めており、ラテン音楽の新しい可能性を感じさせてくれます。

メキシコの伝統音楽に現代的なエッセンスを求める方にぜひおすすめです。

Recuerdos encadenadosLuis Miguel

Luis Miguel – Recuerdos Encadenados (1982)
Recuerdos encadenadosLuis Miguel

メキシコ出身の歌手ルイス・ミゲルさんは、ラテン音楽界の至宝として知られています。

1982年、わずか11歳でデビューを飾ったその才能は、瞬く間に世界中を魅了しました。

ボレロからラテンポップまで、幅広いジャンルを自在に歌いこなす彼の魅力は、アルバム『Romance』や『Segundo Romance』などの大ヒット作で存分に発揮されています。

2000年から2019年にかけて「Latin tour of the year」を5回も受賞するなど、その実力は揺るぎないものです。

1983年にはテレビシリーズ「Mesa de noticias」で俳優デビューも果たしており、マルチな才能の持ち主であることも魅力の一つ。

ラテン音楽の魅力を存分に味わいたい方にぜひおすすめです。

Mas Altas Que BajadasNatanael Cano

「corridos tumbados」という音楽ジャンルの先駆者として知られているナタナエル・カノさんは、2001年生まれのメキシコ出身の若手歌手兼ラッパーです。

2019年に『El de las lentes Gucci』でデビューを飾り、YouTubeで一躍注目を集めました。

その後、アルバム『Corridos Tumbados』をリリースし、ラテンのプラチナ認定を受けるなど、瞬く間に人気アーティストの仲間入りを果たしています。

伝統的なメキシコ音楽とヒップホップを融合させた斬新なサウンドは、若い世代を中心に支持を集めており、2021年にはメキシコシティのナショナルオーディトリアムでソールドアウトを記録。

新しい音楽の形を模索している方におすすめの、今後の活躍が期待されるアーティストですよ。

fantasmasHumbe

ポップスを中心に多彩なジャンルの音楽を手がけるメキシコ出身のシンガーソングライター、フンベさん。

2017年にデビューアルバム『Sonámbulo』をリリースし、その後も精力的に作品を発表しています。

独学で習得した楽器の腕前と、深みのある歌詞が評価され、2021年にはMTV MIAW賞で「新人アーティスト賞」を受賞。

同年にはラテン・グラミー賞でもノミネートされるなど、その才能が世界的に認められつつあります。

ポップスを基盤としながらも、ロックや電子音楽、さらにはメキシコの伝統音楽まで取り入れた独特なサウンドは、新しい音楽を求める方におすすめです。

Dueles Tan BienBruses

Bruses – Dueles Tan Bien (Official Video)
Dueles Tan BienBruses

1998年生まれ、現代的なインディポップを軸として多彩な音楽を鳴らすメキシコのティフアナ出身のシンガーソングライター、ブルセスさん。

2021年7月にリリースされた代表曲では、愛と痛みの複雑な感情を描きファンの心を掴みました。

オルタナティブポップやポップロックなど、様々なジャンルを融合させた音楽性が特徴的です。

TikTokなどのSNSを通じてファン層を広げ、メキシコやスペイン語圏の若者から支持を集めています。

感情豊かな歌詞と独自の音楽スタイルで、ラテン音楽シーンの注目株として評価されているブルセスさん。

メキシコの若手アーティストの魅力を知りたい方におすすめです。

Don’t Say GoodbyePaulina Rubio

Paulina Rubio – Don’t Say Goodbye (English Version)
Don't Say GoodbyePaulina Rubio

ラテンポップのプリンセスと称されるポリーナ・ルビオさん。

メキシコ出身の彼女は、9歳でグループ・ティンビリチェのメンバーとしてデビューしました。

1992年にソロデビューを果たし、2000年にリリースしたアルバム『Paulina』で大ブレイク。

ビルボードのラテンアルバムチャートで最も売れたアルバムとなり、全世界で200万枚以上の売上を記録しています。

その後も『Border Girl』などのアルバムをヒットさせ、ラテン音楽シーンの枠を超えた活躍を見せています。

ビルボードラテンミュージックアワードを7回受賞するなど、輝かしい実績を持つポリーナさん。

明るく情熱的な歌声で、ラテンの魅力を存分に堪能したい方におすすめです。