【ボーカル解説あり】misiaの歌いやすい楽曲
日本を代表する歌姫の1人、MISIAさん。
2020年東京オリンピックでのパフォーマンスが記憶に新しいという方も多いでしょう。
彼女といえば、一般的には歌唱力の高いシンガーとして知られています。
そのため、楽曲も難易度の高い作品が多いと思われているのですが、実は意外にも歌いやすい楽曲が数多く存在します。
今回はそんなMISIAさんの楽曲のなかでも、特に歌いやすい楽曲をピックアップしました。
具体的なボーカルテクニックについても解説しているので、ぜひチェックしてみてください!
【ボーカル解説あり】misiaの歌いやすい楽曲(1〜10)
オルフェンズの涙MISIA

MISIAさんの圧倒的な歌唱力が光る一曲。
アニメ『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』のエンディングテーマとして2015年11月にリリースされました。
戦争で家族を失った子供たちの悲しみを歌った壮大なバラードで、MISIAさんの温かみのある歌声が心に響きます。
本作は、MISIAさんにとって初のTVアニメタイアップとなりました。
2015年のNHK紅白歌合戦では、長崎の平和公園から中継で披露されたそうです。
平和への願いが込められた本作は、世代を超えて多くの人の心に寄り添う曲になっていますね。
君のそばにいるよMISIA

透き通る歌声が心に響く、MISIAさんの温かな楽曲。
映画『鋼の錬金術師』の主題歌として2017年11月にリリースされた本作は、愛と絆の力を讃える感動的な作品です。
MISIAさん自身が作詞を手掛け、幅広い音域をカバーしながらも、歌い手の技術を過剰に要求しない構成となっています。
壮大なメロディとキャッチーなサビが織りなすアンサンブルは、日常を彩る一曲として多くの方々に親しまれていますよ。
カラオケでの挑戦も安心なので、MISIAさんの表現力豊かな歌声に触れてみてはいかがでしょうか。
Higher LoveMISIA

藤井風さんが初めて他のアーティストに楽曲提供した作品で、ニューヨークのミュージシャンたちが参加した豪華な一曲。
ゴスペル風のアレンジが印象的で、MISIAさんの力強いボーカルと見事にマッチしています。
人生の困難を乗り越え、真の愛を見つける旅を描いた歌詞は、聴く人の心に響くメッセージ性の高い内容となっています。
本作は2021年12月にリリースされたアルバム『HELLO LOVE』に収録されています。
ミュージックビデオでは30名のダンサーによる圧巻のパフォーマンスも見どころです。
辛い経験を乗り越えて前を向きたい時や、大切な人との絆を感じたい時におすすめの一曲です。
【ボーカル解説あり】misiaの歌いやすい楽曲(11〜20)
Butterfly ButterflyMISIA

幅広い楽曲を手掛けているMISIAさんですが、なかにはアップテンポなダンスミュージックもリリースしています。
その中でも特にオススメしたいのが、こちらの『Butterfly Butterfly』。
ベルギーやフランスで人気を集めるエレクトロスウィングという現代的なジャズからインスパイアを受けた作品で、全体的にノリの良いグルーヴィーな曲調にまとめられています。
ややスタッカートを意識しなければならないものの、ロングトーンやビブラートといった基礎歌唱力を求められる曲ではないため、彼女の作品のなかでは歌いやすい部類と言えるでしょう。
恋は終わらないずっとMISIA

誰もが知っている冬の定番ソングと言えば、MISIAさんのこの楽曲。
NHKドラマ「はつ恋」の主題歌として2012年6月にリリースされた本作は、MISIAさん自身が作詞を手がけています。
永遠の愛をテーマに、過ぎ去った恋を懐かしむ歌詞が心に響きます。
MISIAさんの圧倒的な歌唱力が存分に発揮された作品ですが、意外にも歌いやすさを感じさせてくれるんです。
しっかりと伸びる高音域や柔らかく深みのある低音が印象的で、彼女の音楽性が凝縮されています。
バラード好きな方はもちろん、歌い手を志す方々にもぴったりの楽曲と言えるでしょう。
聴けば自然と歌いたくなる、そんな魅力あふれる一曲ですから、ぜひ一度耳を傾けてみてください。
好いとっとMISIA

ここで、多くの方が持つMISIAさんのイメージとはかけ離れた楽曲を紹介したいと思います。
こちらの『好いとっと』は彼女の出身地である長崎県の方言をたっぷりと使用したご当地ソングのような作品です。
大切な人に対する愛を歌った作品なのですが、タイトルの雰囲気からも分かるように、全体的にポップでコミカルな曲調にまとめられています。
高音部分もロングトーンも少ないため、この曲に関しては歌が苦手な方でも歌いやすいでしょう。
歌を歌おうMISIA

MISIAさんの楽曲は、ほとんどがロングトーンを多く用います。
そのため、しっかりと歌いこなすには相当な声量が必要です。
こちらの『歌を歌おう』もそういった作品の1つでロングトーンが多いのですが、本作は音域がそこまで広くはないため、声を張り上げない状態でロングトーンができます。
とはいっても、ビブラートができなければ、どうしてものっぺりしてしまうので、ある程度のクオリティを求めるなら基礎歌唱力は身につけておきましょう。