チャレンジ!宇多田ヒカルの歌いやすい楽曲まとめ
10代から活躍を続ける女性シンガーソングライター、宇多田ヒカルさん。
当時としては10代のアーティストがR&Bを取り入れた楽曲をリリースすることは珍しく、日本の音楽シーンにも多大な影響を与えました。
今回はそんな宇多田ヒカルさんの楽曲のなかでも、特に歌いやすい作品について特集したいと思います。
技術的にどういう部分が難しいのか、どういう歌い方をすればいいのか、そういったところにまで踏み込んでいますので、歌が苦手な方はぜひチェックしてみてください。
チャレンジ!宇多田ヒカルの歌いやすい楽曲まとめ(1〜10)
君に夢中宇多田ヒカル

テレビ『最愛』の主題歌として起用された14作目の配信限定シングル曲『君に夢中』。
クラブミュージックをイメージさせるビートとピアノをフィーチャーした透明感のコントラストが独特の空気感を生み出していますよね。
低音と高音を行き来するメロディーのため難しく感じられますが、大きな音程の動きがないため覚えやすく歌いやすいのではないでしょうか。
ただし、終盤に複雑で速いメロディーが登場するため、最後まで油断せず歌い切ることを心がけましょう。
あなた宇多田ヒカル

映画『DESTINY 鎌倉ものがたり』の主題歌として起用された8作目の配信限定シングル曲『あなた』。
宇多田ヒカルさん自身が出演するソニー「ノイキャン・ワイヤレス」のCMソングとしても起用された楽曲で、ピアノやストリングスをフィーチャーした繊細なアンサンブルが印象的ですよね。
音域はそこまで広くありませんが、流れるように進行していくメロディーを途切れさせないように歌い切るのが難しいため、音程一つずつをしっかり意識して歌いましょう。
また、ゆったりとしたシャッフルビートの跳ねたリズムから外れないよう注意してくださいね。
光宇多田ヒカル

ゲームソフト『キングダム ハーツ』シリーズのエンディングテーマとして起用された10thシングル曲『光』。
大切な存在との出会いと未来をイメージさせるリリックは、切なげなメロディーとともに心を震わせるものがありますよね。
音程の跳躍が多く、サビではファルセットによるハイトーンが続きますが、テンポがゆったりしている上に覚えやすいメロディーのためご自身に合ったキーに設定すれば歌いやすいのではないでしょうか。
英語詞バージョンの『Simple And Clean』と歌い比べるのも楽しめる、叙情的なナンバーです。
traveling宇多田ヒカル

NTTドコモ「FOMA」のCMソングとして起用された9thシングル曲『traveling』。
「元気が出る曲」をコンセプトに制作された楽曲で、CGやアニメーションを駆使したMVも当時大きな話題となりました。
高音部分が少なくメロディーもシンプルですが、音程の上下が多くサビでは跳躍も入るためカラオケでは音を踏み外さないように注意しましょう。
数々のアーティストによってカバーされている楽曲ですので、カラオケでも誰もが聴き入ってしまうであろうポップチューンです。
花束を君に宇多田ヒカル

NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』の主題歌として起用された4作目の配信限定シングル曲『花束を君に』。
2013年に急逝してしまった母の藤圭子さんへの手紙としてつづられたリリックは、美しくも胸が苦しくなるメッセージが描かれていますよね。
メロディーが複雑で音程の跳躍も多いため簡単ではありませんが、テンポがゆったりしているため焦らずに歌うことがポイントです。
カラオケで歌えば誰もが聴き入ってしまうであろう、センチメンタルなバラードナンバーです。
Gold ~また逢う日まで~宇多田ヒカル

映画『キングダム 運命の炎』の主題歌として書き下ろされた15作目の配信シングル曲『Gold 〜また逢う日まで〜』。
映画作品を彩る奥行きのあるサウンドはもちろん、宇多田ヒカルさんのMVとしては初となる国内での街ロケも話題となりました。
全体的にキーが低く音域も狭いため歌いやすいですが、楽曲の前半と後半でアレンジが変化するためリズムがズレないよう注意が必要です。
また、音程の跳躍こそありませんが細かく上下するメロディーが音を追いにくいので、しっかり覚えてからカラオケで挑戦してくださいね。
初恋宇多田ヒカル

感傷的なメロディーが印象的な宇多田ヒカルさんの名曲『初恋』。
本作はハッキリいって、音域が高い作品です。
音域が高い=難しいという印象を持つ方は多いと思いますが、本作は違います。
本作の高音部分は基本的にウィスパーボイスという、ささやきながら歌うパートでしか登場しません。
人間の声は一定の高さまでは小さい声量の方が高い声を出しやすいという特徴があります。
そのため、よほどのかすれ声でもない限りは歌いやすいでしょう。
それでも厳しいという方は、キーを1つ下げて全体的に声のボリュームを抑え、ビリー・アイリッシュさんのような静かに歌うボーカルで歌ってみるのもオススメです。